新型ウイルスがもし「生物兵器」だったら、目的は何? 習近平の思惑を探る

新型ウイルスがもし「生物兵器」だったら、目的は何? 習近平の思惑を探る

現代中国の話。

これは新型コロナウイルスが世界に蔓延し始めた頃2020年2月16日、他の場で書いた記事です。今の目で答え合わせしつつ、ここに掲載します。

内容について:事実として書くものではありません。拡散する場合は事実と断定しないよう充分注意してください。ただし言論自由がある社会において個人の考えや感想を述べる権利はあります。他所でこの記事内容を話す場合は文責として当URL明記をお願い致します。

〔本文常体〕

 

COVID-19が「生物兵器である」との噂

今回世界的パンデミックを起こしている新型コロナウイルス(COVID-19)は中国が生物兵器として開発した“人造ウイルス”である、との噂がSNS等で広まっている。

端的に言えば私もCOVID-19を「生物兵器に違いないだろう」と考えている派。
人造かどうかは遺伝子工学無知の私には分からないが、戦争の常識から考えてこれほど使い勝手の良いウイルスは無いからだ。
何より広まった時期があまりにも中国にとってタイミングが良過ぎる。このことで、ウイルスが人造では無かったとしても拡散させたのは人工的手法でしかない、と分かる。

私は日ごろフリーメイソン人口削減計画などの幼稚な陰謀論を信じる者ではない。
だがこの件はメジャーな欧米メディアや軍事専門家、遺伝子学・医療の専門家等々が提唱しているもの。フィクション作家が語る都市伝説的な陰謀論とは本質的に違う。
それなのにNHKなど日本の親中メディアがこの話を「デマです」と断定したので驚いた。そのように根拠も示さず「デマ」と決めつけるほうが都市伝説マニア的な態度だ。(いやむしろ都市伝説マニアのほうがまだ根拠を話す。斜め上の根拠だが…)
さらに、中共国営放送局日本支部と呼ばれる親中NHKが「デマだ」と強調することで疑惑が増してしまう。人造ウイルス説を信じる人はこれで確定と思うだろう。

私が「生物兵器」説を信じる理由を語る前に、まずはこの噂の基礎となった話から紹介していく。

【参考】
“噂のもと”、米メディア『ワシントンタイムズ』の報道。中国の生物(細菌)兵器に詳しいイスラエル軍事情報機関の専門家、ダニー・ショハム氏が「新型肺炎は武漢の研究所から漏れた生物兵器の可能性」を指摘した。
news.livedoor.com

「COVID-19は人工ウイルス」。この記事は宗教系メディアのものだが、今現在の噂の根拠を生物学的な観点から専門家が語っており参考になる。
www.epochtimes.jp

epochtimes.jpより引用:

遺伝子の突然変異について、特にウイルスの遺伝子突然変異は一般的に、自然突然変異と言います。これは無作為で、いかなる機能性や目的性を持たないので、遺伝的浮動(genetic drift)と言い、ウイルスの自然的な再集合とも言います。しかし、新型コロナウイルスについて、われわれはこのウイルスが、受容体タンパク質の働きを保ちながら、正確に「異変」していることに驚いています。
このウイルスはなぜ、その働きを保ちながら、正確に異変したのでしょうか。自然界では、このような現象はありますが、しかしウイルス研究者として、このような現象を目にする確率は非常に低いのです。だから、その2本の論文は、新型コロナウイルスが人為的に合成されたものだという仮説を唱えたのです。

2020/3/12追加
www.zakzak.co.jp

zakuzaku.co.jpからの引用

新型コロナの正体、やはり“人工的”ウイルスか 中国当局「荒唐無稽で無知だ」と否定も…米専門家激白「分子にある4つの違いは自然に起きるものではない」

毒性学や生物兵器・化学兵器の世界的権威である、米コロラド州立大学名誉教授の杜祖健(アンソニー・トゥー)氏(89)が緊急来日した。

「世界(の専門家の間)では『人工的なウイルスだろう』という意見が多い」
杜氏は、新型コロナウイルスについて、河添氏から「天然のものか? 人工的なものか?」と聞かれ、こう語った。
1930年に台北生まれ。台湾大学卒業後に渡米、スタンフォード大学やイエール大学で化学研究に従事し、コロラド州立大学理学部で教鞭(きょうべん)をとる。ヘビや植物の天然毒が専門で、80年代にはソ連の生物兵器開発について、毒物のデータベース作成などで米政府に協力した。
オウム真理教による一連のサリン事件で、サリンの分析方法を警察当局に指導したことで知られ、2009年に旭日中綬章を受章した。

杜氏は「間接的な証拠から、武漢の研究室から漏れたというのが最も適当な説明だろう」と推測し、1979年に旧ソ連・スべルドロフスクの生物兵器研究施設から炭疽(たんそ)菌が漏れて、近隣に複数の死者が出た事例を挙げ、続けた。
「旧ソ連のケースは、『空調のパイプがつまったために、外に意図しない形で漏れた』とされている。武漢では、焼却処分されるはずの実験動物を裏で転売して漏れたということもあり得る。また、1つの説として、『SARSのウイルスに手を加えたのではないか』という論文も出た。『(新型コロナウイルスは)SARSと近いウイルスだが、分子に4つの違いがあり、自然に起きる違いではない』と報告されており、人工的に改良された可能性がある」
中国軍機関紙「解放軍報」は1月31日、人民解放軍が陸軍の生物兵器専門家を武漢に派遣したことを報じている。
杜氏は「台湾側(の専門家)は『感染症を抑えるためなら医学の専門家を送るべきなのに、(中国は)生物兵器の専門家を送っているので、(P4)研究室と関係しているのではないか』と指摘している」と紹介した。

杜氏は「日本も、初期に感染者を局部で隔離できればよかったが…。(感染拡大の抑制に努めながら)今後の教訓に将来をどうすべきかに重点を置くべきだ」といい、「病院船の活用」や「動物から人間に移るウイルスについて、大学の獣医学部での研究拡充」などを説いたうえで、日本の危機管理について、こう総括した。
「どんな生物兵器が、どの国で作られているかという情報を知ることが大事になる。米国も情報を重要視している。日本人は外から見ていて、国防意識が薄すぎる。『国が危ない』ことをあまり知らないのは、メディアが真実を報道しないためだ。防衛面を頼っている米国との関係は重要だが、(国民と国家を守るためには)憲法改正は必要だと思う」

【反論】
公平を期すため反対意見の話もリンクしておく。以下は東洋経済の記事。東洋経済に親中左翼系ライターが多いことは念頭に置いて読む必要がある。
中共学者が発表した「ウイルスを人造することは絶対不可能」という説に基づくらしい。『ネイチャー』等にも同様の反論記事が掲載されたようだ。(ネイチャーで反論した学者たちの思想的背景は不明)
toyokeizai.net

toyokeizai.netからの引用

マサチューセッツ工科大学政治学部の教授であるヴィピン・ナラン(Vipin Narang)は、最近Twitterで次のような意見を表明した。今回の感染拡大が生物兵器によるものであることを示す証拠はない、故意にこの種のデマを拡散するのは「まったくもって無責任」なことだ、と。
「実際のところ、(もし仮にこれが生物兵器だったとしたら)本当にお粗末な生物兵器です。なぜなら、自分も害を被るリスクがあるからです。いい生物兵器は致死率が高く、感染力が低いものでなければなりません」と、彼は述べている。

下ツイート↓は参考までに。
RTのRT、高須院長の息子さんは東洋経済の記事と同じことを言っている。結末の台詞はヴィピン・ナラン氏と完全に同じだったから、剽窃?と思ったのだが、どうもいつものように左翼陣営へ「反論マニュアル」が出回っているようだ。
マニュアルの出元は同じ、中共政府だろう。
左翼陣営はこのように「主張マニュアル」を共有していて、工作員はまるで剽窃であるかのように同じ文言を使う。たとえば三国志ジャンルの渡邉義浩の文章を『はじめての三国志』が剽窃しても、渡邉が著作権侵害で決して訴えないのは同じマニュアル共有している“同志”だから。

“優秀な生物兵器”とは、致死率が低く感染力が高いもの

遺伝子学素人の私には「人工的に造られた痕跡が指紋のようにはっきりと刻まれている」と述べる前者と「痕跡はない」と言う後者のどちらが正しいのか分からない。

しかし
「いい生物兵器は致死率が高く感染力が低いものでなければなりません」
との主張が戦略的に言って誤りであるということは、はっきりと断言できる。

「致死率が高くて感染力が低い」ウイルスは、狭い範囲のターゲットに対してしか有効ではない。このため暗殺やテロなど限定的に用いられることはあっても、戦場まして長期・広範囲の「戦争」ではあまり役に立たないと言える。
たとえば戦場や敵国内にそれら生物兵器を放ったとしても、致死率が高いのでは罹患した人がすぐに斃れるため即座に隔離されて効力を失う。敵陣へ与えるダメージは僅か。
それでいて生物兵器は扱いが難しいため、同範囲の限定ターゲットを狙うならリスク対効果を考え、他の物理的手段(毒ガスや狙撃)が選択されるほうが多いだろう。

いっぽう、
「致死率が低く感染力が高い」
ウイルスのほうは戦争において絶大な力を持つ。もし敵国に侵入させることができたなら、敵国の全国民を弱らせたうえに恐怖を与えパニックに陥らせ、経済に大打撃を与えることができるからだ。
その直後に軍隊を入れれば戦闘せずに領土を奪える可能性もある。

戦争の目的は人を虐殺することではない。

戦争とは虐殺することだと勘違いしている人がほとんどだろうし、現に実行している為政者も多いのだがそれは誤り。
防衛も和解も、そのための外交も実は広義の「戦争」に当てはまる。これらの場合、お互い平和に生活することが目的なので人を殺す戦闘行為は当然に行われない。
侵略を目的とした戦争でさえ相手を殺すことは可能な限り避けなければならない。要は相手国を屈服させ自国の領土として組み入れることが目的なのだから、被害は最小限に抑えたほうが侵略者にとっても得なのだ。
当然、人道上も殺人は避けるべきと言える。「人道」などという精神性を共産主義者が思い浮かべることは夢ですら無いだろうが、人材という財産をそのまま奪えるとの損得計算から、侵略相手国民の虐殺は少なめにしたいと考えるだろう。※念のため。私個人はこのように考える者ではない。ここではあくまでも一般的な戦争の定義を述べているだけ。私なら、味方はもちろん敵も殺したくないので被害を最小限にしたいと考える。きっと私が戦争を指揮したら及び腰になると思う。
日本人の場合は初めから中国政府の虐殺対象なので殺されるだろうが。
(あるいは共産主義者らしく、「後で内臓を売るために人体へのダメージは少なくする必要がある」などと考えて殺戮を抑えめにするかもしれない)

「致死率が低く感染力が高い」、
そのうえに
「発症しなくても感染力が絶大にある。感染者は自覚なく歩き回って広範囲に拡散することが可能」
なウイルスがあるとすれば、戦争を計画する者にとって夢のような魔法の道具と思えるはずだ。

 

共産思想の原理(行動パターン)を知らないと読み誤る

もちろん今回のようにあまりにも感染力が高く、重症化率も高い危険ウイルスを通常の国家では使わないだろう。いくら魔法の戦争兵器であっても、自国の民に一人でも被害が出たら元も子もないと普通の為政者は思うからだ。

だから遺伝子配列より何より、
「中国湖北省・武漢市で最大の被害が出ていることが、中国が造った生物兵器ではないことの最たる証拠だ!」
と反対派は主張しているし納得する人も多いかもしれない。

上toyokeizai.net記事に引用されているヴィピン・ナラン氏も
「実際のところ、(もし仮にこれが生物兵器だったとしたら)本当にお粗末な生物兵器です。なぜなら、自分も害を被るリスクがあるからです」
と述べていて、親中派たちはこの言葉を反論マニュアルへ組み入れ拡散している。
それだけではなく「中国に被害が出ていることこそアメリカの陰謀であり、日本の731部隊が造ったウイルスであることの証だ」などと妄言を主張し始めた。それこそ非科学的で根拠ゼロだが(笑)。

……このような中共の主張を「全くその通りだ」と信じる人は、共産主義者の頭の中身を知らなさ過ぎる。

そもそも共産・社会思想は、ほんの数%の「超人」の権利だけを保障するもの。
一神教の亜種(キリスト教を改造し“進化”させたもの)である共産思想は、競争の果てに「唯一」の絶対的社会思想を獲得し、人類のうえに超然と君臨することを理想として説く。
それはあたかも公平で平等な社会の実現を約束した思想のように装われているのだが、実は一握りの権力者だけが全地上を独占するように仕組まれたプログラムだ。
このため、共産主義思想に脳を侵されると人を人とも思わなくなる。
魂や精神も否定されるので、他者の肉体は「物」「利用すべき素材」(食材や工業資源と同じ)でしかなくなる。
そもそも共産思想に国という概念は初めから無い。土地に生活者が住んでいて、命があるなどということは微塵も考えない。

だから彼らは他国民はもちろん自国民でも平気で殺す。
彼らが人間を殺すときに躊躇するのは、「肉の塊」としての価値が損なわれると考える時だけである。(例:臓器売買するため内臓損傷は恐れる)

この共産思想にプログラムされた原理と、現に共産国指導者たち――中国に限らない――はプログラムを実行して自国民を大量虐殺してきたのだという歴史事実を知らなければ、なかなか本件の真相を読み解くことは難しいだろう。

習近平の目的1 国を分断して民主化の波を食い止める

ではここまでの前提に基づき、中国共産党政府、特にトップ権力者である習近平の思惑を読んでいこう。

新型ウイルスCOVID-19が計画的にばらまかれたとすれば、習近平は何の目的でこのようなことをしたのか?

まず第一で最大の目的は、民主化の波を食い止めることだろう。

きっかけは2019年6月。香港で民主権利を望むデモが起こった。
一般市民200万人の爆発的なデモ行進は、日本人の我々にさえ衝撃を与えた。
さらに世界各国の人々が香港人の自由を希求する想いに共鳴し、応援の意を表明した。なかでもアメリカの強力な支持と経済的圧力に中共政府が追い詰められたことは想像に難くない。

また200万人の人間が起ちあがった圧巻の映像を眺め、習は個人として激しい恐怖を覚えたに違いない。あの200万人が自分へ襲いかかり食い殺される光景を思い浮かべずにいられなかったはずだ。
この香港革命が大陸へ伝播することを何より恐れたことだろう。

中共トップが最も恐れているのは自国の民衆だ。
何故なら共産党政権は民に望まれて誕生したわけではないので。
しかも長年、中国国民を虐殺と拷問洗脳の恐怖で抑えつけ、道具として虐げてきた。そのような中共政府へ本心から従う民はいない。(洗脳されきった共産党シンパを除く)
中共は13憶人を必死で抑え続けているごく薄い蓋に過ぎない。僅かな緩みから中共政府が一夜にして転覆することを知っている。

中共転覆を防ぎ自身の身を守るために習近平は、早急に中国全土を分断して民の団結を絶たなければならなかった。
しかしいくら絶対権力者であっても、何の理由もなく都市を封鎖し交通を遮断することは難しい。大反発を招き暴動を起こす可能性がある。

「伝染病による各地域の封鎖」
「国家に認められた通行証を持つ者しか他地域と行き来できない」
――理想的な分断状況を作り出す言い訳として、伝染病ほど適当なものはないのではないだろうか?

習近平の目的2 疫病で攪乱し、政権内での自分への批判を逸らさせる

1の目的と似ているが、これは習個人が政権内の争いに勝つという話。
中共のトップは政権内の権力闘争にも晒される。もし権力争いに負けてトップの座から転がり落ちたなら、たちまち投獄・拷問のうえ処刑という明日が待っている。

つまり十数憶の民から憎しみを浴び続け、政権内でも食い合っているのが中華人民共和国のトップ。
(中国だけではない。共産国のトップは必ずこうなる。歴史上、民から本気で愛された共産国リーダーはドゥプチェクだけ)

このため共産国のリーダーは自分の権力を守るため、国家を混乱に陥れるという手法をたびたび使う。

2019年、香港デモと米中貿易戦争で中国は弱体化した。
政権内外で習近平の批判が噴出したと考えるのは当然のことだろう。
外国の中国ウォッチャーたちは「間もなく習近平は政権内で責任を問われ失脚するに違いない」と見ていた。おそらく中国国内の識者もそう考えていたと思われる。
しかし起死回生(?)、何故かこのタイミングで新型ウイルスが発生した。
習近平はスケープゴートの武漢市長へ全責任を押し付け、「ウイルスから国民を守る頼りがいのあるリーダー」を演出・アピールしている。

国民がこの茶番を信じるかどうかは別として、国が騒然とし習近平への責任追及がうやむやになってしまったことは確かだ。

失脚寸前に同じ手法を用いて自分の権力を守った共産国の“英雄”がいる。毛沢東だ。
かつて毛沢東は甚大な餓死者を出して責任を問われた。実権を奪われ発言権も失いかけていたところ、唐突に「文化大革命」を号令した。
これは自分を批判する政敵を失脚させ殺すためだけに起こしたものだと言われている。だが結果は毛の政敵失脚に留まらず、各所で大虐殺が起こり国内が騒然とし恐怖が浸透したために、毛沢東の責任を問う人は誰もいなくなった。
大勢の国民が悲惨な死に方をしたが、毛沢東一人だけは救われ「共産の絶対神」として君臨し続けることになった。

文化大革命とは:
ja.wikipedia.org

習近平はこの文革の時代に紅衛兵として虐殺の最前線にいたはずだ。当然、文革への憧れは熱烈だと思われる。
習は文革を見習って同じことをしたいと昔から考えていただろう。
しかし改革開放によって資本主義経済の味を占め、胡錦涛など文化的な指導者たちが教養を与えた今の中国国民に「文化大革命の号令」など通用しない。

そこで、新型ウイルスの備蓄を思い出す。
(おそらくこのウイルスはかなり前から発見または製造に成功しており、既にワクチンや、習が感染した場合に使うための治療薬も所蔵しているはず)
今これを使わない手は無いと考えるだろう。

まとめると今回のウイルス拡散は習が心から尊敬し憧れる虐殺ヒーロー・毛沢東「文化大革命」の模倣であるということ。

国民の精神を侵した殺人ウイルスが「文化大革命」なら、今回は文字通りの肉体を侵すウイルスだ。感染して破壊する対象が精神か肉体かの違いしかない。
どちらのウイルス国内拡散も同様に、国民の命は空気より軽いという前提がある。

追記。武漢の人たちはウイルス媒介として犠牲になったものと思われる。
事が済んだら1000万人の民は飢餓などで“殺処分” される可能性が高いだろう。
あくまでも想像だが、核ミサイルなどで爆撃する可能性もある。すでに武漢上空を軍のヘリが飛び回っており、住民たちは小規模な爆撃音を聴いているという。

 

10/4 答え合わせ

結果、武漢住民1000万人は積極的には殺処分されなかったようだ。さすがに現代で1000万人を地上から消すのは難しいとの判断か。

ただしかなりの感染者が治療も受けられず、生きながらにして火葬場へ送られ焼却された模様。証言者の話:

武漢の退院患者が証言「生きたまま〇〇袋に入れられる」

武漢市民の張さんによると、退院したばかりのある年配の女性が武漢の病院での恐怖の体験を述べました。まだ生きている患者が四重の死体袋に入れられ、そのまま火葬場に送られているのを目撃したといいます。

武漢市民の張さん
「彼女が退院後に言っていたが、周囲の多くの人がまだ生きているのに、4重の死体袋に入れられて、ロープで縛られ、直接火葬場に運ばれて行ったという。家族にはすでに亡くなったと告げる。感染を恐れてすぐに死体袋に入れる。いずれにしても救命は無理だからそのまま燃やしてしまう。本当に悲惨だ」

この女性は退院後、家族とともに帰宅途中、病院で目撃したことを述べました。

目撃証言
「救命治療はしたのか」
「救命治療をしても結局死ぬんだから、他人に感染るのを恐れて焼いてしまう。毒気(ウイルス)が拡散されるのを恐れている」
「なんてことだ」
「何人も見た。私の隣の部屋の老人もそうだった。まだ息絶えていないのに焼かれる」
「信じられない。みんな同じだったのか」
「ええ。この目で見たんだ。病院でこの目で見た。本当にゾッとする」

https://www.youtube.com/watch?v=k2Jke0y9ADM&feature=emb_logo

中国当局の死者数発表なども、当然ながら嘘だ。証拠隠滅のため中国は「発生源」という濡れ衣を着せた海鮮市場を閉鎖、関連する建物も爆破したとの噂が流れている。

武漢死者数について。欧州や米国で感染者が増えていくなか、中国に関する報道は減っていったのだが、4月4日にはこんな報道がされていた。

ワシントンポストが武漢での死者数は2563人ではなく4万人と報道 (アーカイブ)

全住民の殺害とまではいかなかったが、あれから長江流域の大洪水が起き、農作物は全滅したとの報道がある。…武漢を含め長江流域、あるいは大陸全土が、今年~来年にかけて大規模な飢餓に見舞われるだろう。さらに国民が死ぬことは避けられないようだ。

習近平の目的3 敵対国を弱体化させて一石三鳥

驚かれるだろうがここからは「ついで」の作戦と思われる。
ちょうど日本の東京でオリンピックが開催される。この東京オリンピックを潰し、さらに国内ウイルス拡散で日本経済へ大ダメージを与える。
そして敵の本丸、アメリカへも拡散させダメージを与えようとした。日本はアメリカと仲が良いので、日本人がアメリカ人を感染させる媒介になってくれると思った……のだろう。

甘かったな。
合理国家アメリカは同盟国かどうかなど関係なく「ウイルス」という本質しか見ないから、感染国との縁を即座に断つ。(入国を拒否した)

4/9 答え合わせ

その後の展開で、米国は中国からの入国は拒否したが欧州は盲点だったようで、感染者の入国を許してしまい見事にアウトブレイクを起こした。
現在ニューヨークはアウトブレイク、医療崩壊中。米国経済も大打撃を受けている。残念だ。
それだけではなく習近平の宿敵・トランプ政権も危ない。今、激しく中共寄りの民主党候補者が支持を伸ばしている。新型コロナ感染でトランプ氏自身が亡くなるか、次の選挙で民主党が勝利したら米国および世界の運命は絶望的だ。
正直、私もここまでアメリカの対応が後手後手で酷いとは思わず落胆している。(日本はそれ以上に酷いが、我が国はもうおそらく占領されているのだろう)
中共のウイルス兵器を駆使した謀略は想定以上に成功している。

しかしこれは「一石三鳥」を狙った副次的な作戦に過ぎない。
たとえアメリカを感染させることに失敗したとしても、日本のオリンピック潰しはある程度成功(開催中止とならなくても外国からの観戦客は激減する)し、中国が取引不可能となったことで世界経済へ大ダメージを与えることもできた。
習近平の視点で述べれば、全体で80%程度の充分な成功と言えるのではないだろうか。

80%の成功どころか200%の成功と言えるだろう。その代わりに中国経済はもっと大打撃を受けて政権も崩壊寸前だが、日本その他の侵略を完了して国民の資産を取り上げ、臓器を売買していけばあとしばらくは持つ。それだけではなく米国も倒して世界征服を完了したら、世界は共産帝国のディストピアのなかへ沈む。

※前述の通り共産リーダーは自分一人が生き延びられたらそれで大成功と考えるので、自国が最大の打撃を受けていることは意に介さない。飢餓が起きても国民の人肉を喰って生き延びればいいと考えている。

習近平の目的4 オリンピック選手を感染させて欧州も弱らせる

これも「ついで」、「一石四鳥」の作戦だろう。

そもそも新型肺炎は何故、武漢でアウトブレイクしたのか?
ウイルス研究所に近いから拡散に便利だった、ということもあるのだろうが、武漢ではオリンピック選手が一同に会する国際スポーツ大会が数多く予定されていたからだ。
ここへウイルスを投じれば東京オリンピックは確実に潰せるうえ、アメリカだけではなく欧州へもウイルスを拡散できて一石三鳥となる。

【参考】ちょうど1月~2月に大規模な国際大会が武漢に集中していた:
www.jiji.com

上に書いた通り共産国の計画は杜撰だから、スポーツ大会が開催される前にウイルスが発覚してご破算となった。

計算外だったのは、中国に優秀な医師がいたこと。
一早く「新型ウイルス発生」の警告を発した李文亮さんは逮捕されたが、世界が注目したために釈放せざるを得なくなった。(後日に李さんはウイルス性の肺炎発症により死亡)

さらに武漢市長の裏切りも計算外だっただろう。
武漢市長を脅迫して発覚を抑え込んだつもりが、言論弾圧をしている事実まで世界へ公表されてしまった。
おそらく武漢市長は後で処刑されるのだろうが、情報は既に世界へ流されており後の祭り。

おそらく中国政府は、武漢市民がいかにたくさん死のうと、言論統制を完璧に行っているから世界に知られることは無いと思っていたはずだ。文革時代、あれだけ大量の殺戮が行われていたのに外国人は誰も知らなかったように。
しかし現代の情報環境はもう文革の時代とは違う。
中国大陸人も少しずつ長い眠りから目覚めつつあるらしい
中華民、加油!!

 

まとめ:裏付けは感染拡大の「タイミング」

もし習近平の思惑がこの通りだとすれば、1・2・3の目的まではほぼ達成していると言える。

なお、この話を裏付けるにはウイルス発生のタイミングを読めばいい。中国政府の対応の早さも裏付けとなる。

  • 中国国民が世界各国を旅行する春節前に感染拡大した(行動できるような体力を保ちながら無自覚にキャリアとなる絶妙過ぎるタイミング。これより早くても遅くても外国への拡散は失敗していただろう)
  • 武漢がアウトブレイクした直後、即座に各地を封鎖した。不自然なほど対応が早過ぎる。まるで封鎖のための軍隊を予め準備していたかのようだ。
  • 武漢に10日で病院が建設された。通常は不可能だ。ウイルスが“発生”する一ヶ月以上前から準備していたのだろう。

病院建設日数の不可解さについては次の記事に詳しい。
hpo.hatenablog.com

上記事から引用(…は当ブログによる略)

私は建築に関してはそれなりに経験がある。…そんな背景のある私の見解では、今回の武漢での病院建築は最低でも完成の2ヶ月前には発注してなければ間に合わない。…ということは、武漢を管轄する地方政府は1月末に完成させるためには12月の初め、どんなに遅くとも12月半ばまでに完全な図面を完成させて発注させていたなければならないということだ。公式発表ではまだ当時感染者は一桁、二桁であった。千室、二千室の病院の決断をするような根拠が本来ならあるはずがない。

ウイルス拡散が人工手法であろうとなかろうと、今となっては関係ないと思われる方も多いかもしれない。
現段階では日本国内がアウトブレイク前夜の状態にあるため、原因追及している場合ではない。

しかし考えなければならないのは、これがもし習近平の計画だとすればウイルスの次には軍隊が侵入してくるかもしれない、ということだ。

このとき、中国側にはワクチン・治療薬が既にあり、日本には無いとすれば……。
戦闘結果は目に見えるのではないか?

もちろん中国経済は大打撃を受け弱り切っており、国家崩壊も有り得るので長期の「戦争」で中共政府が勝利する可能性は低い。
しかし軍隊の侵入があれば、一時的にせよ日本は占領され日本国民は大量に虐殺される。

軍事関係者はこの可能性を考慮すべきである。

 

10/4 現時点での結果

これは2月の記事なので控えめに書いたのだが、結果としては最悪シナリオが現実となった。

  • 2020年の東京オリンピックを見事に潰した(延期)
  • WHO掌握、テドロスの完全協力によって全世界への生物兵器拡散大々成功
  • 欧州・米国で感染者を増やし(ウイルスばらまき)、経済へ大打撃。国力を弱らせることに成功
  • アフリカなどの後進国へ援助を装い事実上侵略
  • 米国でANTIFAを操り黒人デモを起こす。社会混乱、内戦。大統領選で親中バイデンを有利に
  • ホワイトハウスでクラスターを起こす。反中トランプ大統領をウイルス感染させることに成功した(ただしペンス副大統領等への感染は失敗)

等々……
中国共産党の戦闘シナリオは200%以上成功。

中共はここまで稚拙に、子供のように分かりやすく合目的的に動いているというのに未だ

「新型コロナウイルスは生物兵器という噂は完全デマ! 中国政府は被害者でウイルスを防いだ立派な国家!」

などと主張している人は、中共から金をもらっている工作員。そうでなければIQ50以下の知能に問題あるお方だろう。
あるいは「アングロサクソン・ミッション」などの子供陰謀論に溺れている人。白人と黒人をターゲットにし、東アジア人には苛烈にはたらかないウイルスであることが分かってきているというのに、未だ現実を見ないあの人々も工作員と思って良いだろう。

参照

【アングロサクソンミッション】新型コロナウイルスは人口削減目的? 陰謀論の眺め方

中国共産党の戦闘計画はフィクションの『三国志』を鵜呑みにした子供がそのまま実行しているかのように、荒唐無稽で愚かしい。私から見ると「馬鹿なのか?」と思える作戦。

にも関わらず欧米人は素直に手玉に取られ、敵方のシナリオ通りにやられているという。情けない。
愚かな子供の戦闘にルールなど無いということが分からないのか。

残念なことに、白人たちは東洋人をなめていたので東洋歴史を一切勉強して来なかったようだ。
頼む、欧米人の軍略家よ、『三国志』を読め。『史記』を勉強してくれ。今の中共の頭はあのフィクション程度だ。

ただし上で「戦闘計画」と書いた通り、中共の行動は「戦略」にはなっていない。つまり中共がこのまま長期的に戦争を続けていき、勝利を得ることは不可能と言える。もちろん地上を地獄化して人類滅亡させることなら可能だろうが。

幼稚な国家の暴力王は自らの力も分からず自惚れ、暴走する。年末の軍事衝突は避けられないと感じる。 →結果、軍事衝突より最悪の結末「共産主義者による米国支配」完了。世界ディストピア化は漸進的に行われるだろう。それを最終的に防げるかどうかの分水嶺が2023年か。

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