〔新作オミクロン追記〕EUコロナ感染再拡大と「台湾」明記の関連性が分かりやすい

(常体記事)
現在、EU加盟諸国で再び新型コロナウイルスの感染爆発が起こっていることを皆さん不自然に思わないのだろうか?
2021/9/1 :
欧州議会外務委、駐台出先機関名称に「台湾」明記を提言 賛成多数で可決
(ブリュッセル中央社)欧州議会外務委員会は1日、欧州連合(EU)と台湾間の政治関係と協力に関する報告書の草案と修正案を賛成多数で可決した。中国の軍事的脅威に対する深い懸念を示した上で、EUと台湾が2者間投資協定(BIA)を結んだ場合の影響評価の実施やEUの駐台湾出先機関の名称に「台湾」を明記することを欧州委員会に提言する内容が盛り込まれた。
それから約一か月後、欧州で再び感染者数が上昇を始める。
中国外務省の汪文斌報道官がEUに対し、台湾を同盟相手と記したことについて「非常に不快な性質のものであり、甚大な影響を持つ」と恫喝した10月21日には既に欧州は感染爆発の急坂を昇っていた。
https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/regions/europe/より
これをまた学者たちは「ワクチンの有効性が切れた」とか「未接種の子供たちが感染を広げた」とか、「欧州が冬に近付き気温が冷えたから感染再拡大した」などと苦しい説明をしているのだが……。
では日本で気温がピークに高かった真夏、きっかりオリンピック・パラリンピック開催期間中に感染爆発した理由を教えていただきたいものだねえ。
どのような種類のウイルスでも気温が高くて湿気の高い季節には感染力が弱まり、気温が低い季節では感染力を高める。これはコロナが特別に熱に強いウイルスだ、等ということは関係ない。ウイルスである限り、そのサイズと形状から物理的に湿気の高い場所では舞い上がったり、遠くへ飛ぶことが難しくなるからだ。したがって同じ地域で同じウイルスでは、夏と冬とで比較すると必ず冬のほうが感染力が高まる。
ところがオリンピックが開催された年の日本では外国に比べても非常に湿気が高い夏季に感染がピークとなり、オリパラ閉幕に合わせたように(笑)感染が急に終息するという逆転現象が起きた。この自然に反する不思議な現象について、学者たちは始め「ワクチン接種のおかげ!」と言っていて、データに照らし合わせてそれはあり得ないと指摘する声が上がると今度は「不可解なウイルスの自滅が起きた。自然は分からないことだらけ」「奇跡だ」などと言い出す始末。
いつも科学、科学と得意げに唱えている先生方が「奇跡」と言い出すとは。
あるいは「自滅した」という空想を口にしだす:
「もしもワクチンだけが原因であれば、東京よりも接種率が高い山口や佐賀など地方のほうが感染者数の減少率が大きいはず。ところが、そうはなりませんでした。
それに、高齢者よりも接種率の低い、若い世代のほうが減少傾向は顕著です。ワクチンの効果も重要だと思いますが、他の要因も考慮する必要があります」
ワクチンだけではなく、さらに別の要因が大きく作用し、日本ではコロナが消滅するに至った。そうした説が、いまにわかに浮上している。
コロナウイルスの消滅—。その根拠として、いま注目されているのが、「エラー・カタストロフ(ミスによる破局)の限界」という理論だ。
ドイツの生物物理学者でノーベル化学賞を受賞したマンフレート・アイゲンが’71年に提唱したもので、「ウイルスは変異しすぎると自滅する」というものである。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89110?page=2
この左翼的空想への真っ当な意見:
愚かな学者と愚かなメディア
テレビを見ていると、ウイルスのゲノムの修復ができないので、ウイルスが死滅したとの馬鹿げた説が流されていた。ここまでおかしな説が出ると笑いたくなる。感染した患者さんの体内では、億単位どころか、兆単位でウイルスが生み出されている。日々、万単位で感染陽性者がいると、ウイルスの総数は京単位、垓単位(10の20乗レベル)となる。そのウイルスが一気に核酸修復異常で消滅するのか?体内で情報交換して、連絡を取り合って一気に死滅するというのは、あまりにもリテラシーがなさすぎる。人の細胞と同じで分裂回数に限界があるなら別だが?
https://yusukenakamura.hatenablog.com/entry/2021/11/06/220625
このぶんだと、今回の欧州での不可解な感染再爆発についても「台湾を独立国家のように扱って、我が中国共産党サマを不愉快にさせたEUへの天罰が降ったのだ」と言いかねないな。いくらなんでも何度も中共にとって都合の良い「偶然」「奇跡」が起き過ぎでしょう。
そんな嘘ばかりついているといずれ本物の天罰が降りますよ。巨大な天罰がね。
何度も書くが、ここまで分かりやすい軍事行動に世の人々は本当に気付けないものだろうか?
左翼に「ネトウヨ、陰謀論者」と嘲笑されることを恐れてメディアの信者となるのか。それとも本当に心底自然のウイルス感染推移だと信じているのか?
目の前を裸の王様が堂々と走り回っているというのに。むしろ素っ裸で堂々と犯罪したほうが、脳の硬化した大人たちには気付かれないものかな。
老化した人々は他人から嘲笑されることを恐れるあまり、裸の王様が服を着ているように見えてしまう脳内麻薬が出るらしい。まるでカルト信者だ。
2021/11/30追記 新作発表で大はしゃぎのメディア
その後。南アフリカでオミクロン株というコロナの「新作」がデビューしたとのこと。感染が終息して意気消沈していた左メディアは大はしゃぎで、朝から晩まで嬉しそうに「オミクロン」という新たなアイドルの話ばかりしている。
この変異株は既存のワクチンを回避するうえ、ワクチンを接種していない幼児をターゲットに感染しやすいという。
もし自然界のウイルスなら、ワクチン接種率の高い地域のほうが抗体回避の変異株が生まれやすいはずだが。接種率30%以下、世界と比較するとコロナ感染者も少ない状況で推移してきた南アフリカでデビューするとは不可解なオカルトだな。そのうえ、イギリスへの直行便がある南アフリカでデビューするとはなんという好都合(中国にとっての)!
南アフリカの感染者数、世界との比較:
(変異株は多数の感染者を出した地域、もしくはワクチン接種率の高い地域で生まれやすい。欧州より感染者が少なくワクチン接種者も少ない南アで変異株が生まれるのはオカルト)
結果。何故か中国を批判した国ばかりでコロナ新作が広まる:
まるで最近の中華ドラマなみの杜撰過ぎるご都合主義ではないか(笑)。せめてもう少しバレないようにシナリオを組むつもりはないのか…?
世界はいつまでこんな手抜きの茶番に付き合えば気が済むのだろうか。
騙すほうも騙されているほうもレベルが低過ぎて苛々する。メディア・ネットの言論を支配してしまえば、このような杜撰な戦略でも押し通せるのだと高をくくっているのか。
【その後】
たぶん世界中で私と同じ意見の人たちが「感染者数の低いアフリカで変異株が出たのはおかしい」と騒ぎ始めたのだろう。慌てたように、「アフリカより先に欧州でオミクロン株の感染者がいたことが判明しました!」という報道が大々的に流された。
分かりやすいなあ。疑われるとすぐに反論情報をかぶせてくる、幼稚園生の言い訳のよう。
あくまでも欧州が先だと言い張るなら科学的根拠を出して欲しい。状況証拠だけでもおかしいだろうに。→欧州はアフリカよりも遥かに医療が進んでおり、PCR検査もゲノム検査も数多く実施されているはずだが、何故に後進のアフリカより先に発見できなかったのだ? 笑
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