TBS『報道特集』ウクライナ動画から左翼プロパガンダ手法の雛形を学ぶ

TBS『報道特集』ウクライナ動画から左翼プロパガンダ手法の雛形を学ぶ

そろそろウクライナから東アジアへ目を転じなければならないのですが、身近な“動画ポリス”(映像の真偽を見抜くことを得意とする人)から情報が届いているので上げておきます。

左翼プロパガンダ手法として雛形となる例ですので、後学のために法則を分析しておきましょう。

 

法則1.嘘が見つかりそうになると、逆に騒いで真相へスポットライトを当ててしまう

雉も鳴かずば撃たれまい」という諺があります。

自分にとって不利な情報は黙っておいたほうが得策だというのに、頭の悪い人は先手を打つつもりで逆に騒いでその話に注目させ、望まない結果を引き寄せてしまいがちです。

たとえばミステリードラマでも、殺人事件の容疑者は自分が疑われていると悟った瞬間から饒舌になります。そして嘘に嘘を塗り重ね、かえって矛盾をさらして墓穴を掘ってしまいますね。そんな感じの愚行のことです。

“民衆”に対して常に嘘をついている左翼は、この「鳴いてしまう雉」の愚行をよく犯しています

たいてい当初は自分たちにとって都合が悪い件に関して「報道しない自由」とやらを振りかざし情報をカットするのですが、SNSなどで真実が暴露され広まり始めると、今度は過剰に反応して「そんなのデマデマデマ!!」とハチの巣を突いたような大騒ぎを始めます。これによってまだその事実を知らなかった一般人までもが「え? そんな話あるの?」と気付いて調べ始め、かえって広く知れ渡ってしまうというパターンを繰り返しています。

ロシア側の主張を「こんなのプロパガンダだから信じちゃダメ」と言って放送してしまった

4/23放送のTBS『報道特集』でも「鳴いてしまう雉」の愚行が観察されました。

なんと今まで頑なに報道しなかったロシア側から流れてくる動画を、「これはプロパガンダの見本ですよ。嘘だから騙されないでください愚衆の皆さん!」とのレッテル貼りをしたうえで放送したのです。

※このネットに上げられた動画からはロシア側映像のうち、マリウポリ住民インタビューはカットされました

馬鹿なのでしょうか?(笑)  完全に視聴者をなめていますねえ。

このような動画を流せば何も知らずテレビの話を鵜呑みにしていた人でも、「ブチャ虐殺がフェイクだという話があるの!?」と知ってしまい確かめるために調べ始める。

もちろん検索1ページ目を埋め尽くすネット記事は、ロシア側の言い分を隠した左翼メディアの主張ばかりです。たいていの人はここで引っかかり、「やはりフェイクとの話はデマなのか」と思い込む仕掛け。しかし10人中、必ず1人くらいは検索2ページ目以降をクリックする人がいるものです。そこにはメディアの話と正反対の記録がたくさん埋もれています。

こうしてまた、メディア報道に疑問を抱く人が増えていく。

嘘をついている側は騒げば騒ぐほど墓穴を掘るだけなのに、それが分からないらしくデマデマ喚き続けている。つくづく頭が悪いのだなと思います。

嘘をついている側は騒ぐと墓穴を掘る、の反対

ちなみにこの法則を逆に読めば、「真実を述べている側は騒げば騒ぐほど得をする」ことになります。濡れ衣を晴らしたい人は、何度も真実を叫び続けたほうが良いということになります。

まずい話がバレそうになるとスポットライトを当ててしまう癖、最近の例

同じような事例をもう一つ。

左翼にとって不利な話へ自らスポットライトを当て墓穴を掘ってしまった最近の例です。

共産主義者が犯した集団リンチ殺人という日本の事件を八代弁護士が指摘したところ、翌日から大手メディアが大々的に報道し八代弁護士叩きが始まりました。さらに「デマデマ!」と過去の惨劇を歴史修正して消すための報道も大量発生。

番組のなかでほんの一瞬触れただけだったにも関わらず自ら大騒ぎして話を広げ、過去の事実にスポットライトを浴びせてしまったため、そのような事件を全く知らなかった若者も知ることになってしまい選挙惨敗したという顛末です。

 

八代弁護士の発言で晒された日本共産党のヤバさ。「共闘」の意味を知ろう(追記あり)

この“雉鳴き愚行”あるいは“二時間ドラマミステリの饒舌な殺人犯行動”が左翼の基本パターンなので覚えておくと便利です。

つまり大手メディアが「デマデマ!」と鳴いている時は、何か隠し事があってそれがバレることに怯えているのだなと思えば正しいと言えます。彼らが騒いでいる事柄の周辺を調べていけば、たいてい反転された醜い真相を知ることができます。

 

法則2.一般人の能力をなめ過ぎている

人間には相手が嘘をついているかどうかを声色や表情から見抜く能力が予め備わっています。

この能力は人によってかなり差がありますが、大根役者の演技では9割の人が「演技である」と見抜くことができるでしょう。

では問題。

あなたは、A・B動画の二つを比較してどちらが演技と感じるでしょうか?

動画A

『報道特集』上動画より引用

「虐殺はあった」と話すブチャ市民とされる女性。終始、怒りもない淀みがちな声で語っていたが、最後の「どこがフェイクなのか」の呟きをした後は完全に顔を逸らして逃げてしまっている。

『報道特集』上動画より引用

虐殺を目の前で見たという二人の女性。右の若い女性は虐殺を見たと言うわりには、おぞましい記憶を蘇らせることに躊躇することもなく、怒りの表情さえもなく淡々と語っている。若い女子なのに虐殺慣れした大物なのか? いっぽう左手の年配女性は話している間だけ怒っているように見えるが、話の合間には空虚な表情をし目が泳いでいる。(前方の何かの文字を読んでいるように一瞬視線を左右に動かす。カンペが出ているのか)

動画B

テレビ版『報道特集』番組では親ロシア住民女性のインタビュー※が流されました。このインタビューが比較として分かりやすかったのですが、残念ながらネットではカットされています。さすがにまずいと思ったのか? 検索しても『報道特集』の該当シーンが見つからないので、やむを得ず他記事から動画を転載しておきます。

※番組で流されたインタビュー:ロシアが解放したとされるマリウポリの地で、住民女性の数人がインタビューに答える様子が流された。「聞いた話によればゼレンスキーは我々住民がロシア軍からの援助を受け取ったら処刑すると言っていた。でも、ゼレンスキーも市長も逃げたではないかッ!(あのクズ野郎)」と怒りのご様子。真っ直ぐにインタビュアーを見て怒りを爆発させる様子が自然だった。また、「聞いた話によれば」と付け加えていたのも正直で自然。いっぽうウクライナの動画は全て断言口調で、このような伝聞形式で語る人は皆無。戦争当事者が、まるで歴史学者が過去を振り返るように現状を断言口調で語るのは不自然。

【検索して見つけたインタビュー動画】

マリウポリの産科病院でロシア空爆の被害者として報道された女性のインタビュー。真っ直ぐインタビュアーを見ており、最後には泣きながら話をしている。

再掲。「ドンバスで砲撃しているのはロシア軍ではなくウクライナ軍だ、この砲撃は長年続いている」と涙ながらで訴えるジャーナリスト女性。真剣かつ怒りを持つ真っ直ぐな眼差し。これが演技なら大女優。

ウクライナから脱出した女性の表現。怯えながら、泣きながら話している。

人間の感覚はけっこう鋭い

映像に敏感な動画ポリスたちが、上の動画Aについて「大根役者! 嘘つき!!」と騒いでいたことは言うまでもありません。

私はどちらかと言えば映像感覚には鈍いほうなのですが、ウクライナの動画に登場する人たちは大根役者過ぎて(笑)さすがに演技だろうと感じました。

いっぽうの動画Bでインタビューに答えている女性たちの声・表情には鬼気迫るものがあって、演技とは言い難いですね。断言はできませんが、少なくとも比較で言えばBのほうが真実性を感じます。

これはあくまで感覚の判断なのですが、健康な人の感覚は案外敏感で正確です。

それでも両者を並べて放送するのは左翼が一般大衆をなめきっている証拠です。

共産主義では一般大衆のことを「支配対象の愚かな羊ども」「統制して抑えつけるべき奴隷」としか考えません。このため一般人の能力を過剰に低く想定しています。動画を比較して、役者の演技と本物とを見分ける能力を人間が持っていることなど夢にも思わないのでしょう。

法則3.歪曲した細部の情報に注目させ、全体を捻じ曲げ事実を書き変える(つもりになる)

今回の『報道特集』では、ロシア大使の

「4月2日にウクライナ軍が撮影した映像に遺体が一切映っていない。これこそ我々が撤退した時には遺体が無かった証拠となる。遺体が道路脇に並べられた動画は、あの後にウクライナが作成したものだ」

との主張を否定することに全力が注がれていました。

『報道特集』はこの主張を覆す決定的な証拠として、

「ウクライナが撮影した場所は、遺体が映っている動画から3キロ離れた道路を撮影したもの。だから遺体が映っていなくて当然だ、だからロシア軍は虐殺したのだ」

と地図を出してまで力説しています。

ちょっと待て。

あなた方の主張によれば、「ロシア軍は狂気にかられ、3月5日から街のあらゆる場所で虐殺し続けた」ということではなかったのか?

それだけ長期間にわたり大規模なジェノサイドが行われたなら、普通に考えて、そのウクライナ軍が入った大通りにも遺体があって当然ではないか? 殺戮の狂気にかられた残虐な軍隊が、どうして大通りだけ綺麗に避けて殺害をしなかったのだ???

え、そこだけお掃除した? ロシア軍は街の清掃美化隊だったの? でもどうしてその一部だけ? そもそもジェノサイド規模の虐殺が行われた街で、遺体が無い通り道がある設定そのものが不自然でしょうに。

頭の中をハテナマークが激しく飛び交い疲れました……。頭の悪過ぎる主張で頭痛がします。

すでに左翼は少し前に主張していた、

「ロシア軍は虐殺を隠すため、撤退後に戻って来て遺体を持ち帰っていた」

「ロシア軍は虐殺を隠すため、虐殺と同時に遺体を焼却、血の跡も残さずに街を綺麗に清掃して帰って行った」

という話を引っ込めて無かったことにしています。笑

これを無かったことに修正した今の左翼・ウクライナの主張に従うなら、ロシア軍は街のあらゆるところで好き放題に虐殺し遺体を放置して撤退したのでなければおかしい。ある通りだけ遺体も血の跡もない、虐殺の跡が全く無いというのは不自然過ぎるでしょう。

【参考】ロシア軍、遺体焼いて美化活動したの話

ロシア軍のブチャ市民虐殺報道と、南京大虐殺の類似性【フェイク・歴史捏造】

一部を否定することで全てを否定したつもりになる。馬鹿による馬鹿のための詐欺手法

少し考えてみれば、「ウクライナ軍が撮影した通り道はロシア軍がフェイクとする動画から3キロ離れていた」という証明だけで、ロシア大使の主張を覆したことにはなりません。

おそらくもっと広い範囲のブチャ街並みを撮影したウクライナ側の動画があるはず。もしかしたらロシア側はそれを出して主張を展開したのかもしれませんが、当然ながらロシアの主張を封じ込めたいメディアは意図的に出さないでしょう。我々一般人にはどちらか判別がつきませんので、少なくともメディアが出してきた情報だけでは「ロシアが嘘をついた!」と断言することは不可能だと分かります。

しかし深く考えていない場合には、主張の一部分が覆されたように見せかけられると、その人の話の全てが嘘であるようなイメージを持ちがちです。

このように相手の主張の弱い一点だけ取り上げてその主張を捻じ曲げたり、反証を示すことによって相手の主張全てを覆して論破した“印象”を持たせる技術があります。一部否定で全体論破に見せかける、印象操作による詭弁の技法です。

【歴史ジャンルで分かりやすい事例】渡邉義浩という孔子学院長の学者は、「劉備の遺言はあり得ない暴挙だ」と論じた人がいるという一点だけを取り上げ「劉備は諸葛亮を信頼していなかったのだ、釘を刺すためにお前が政権をとれと言った」と主張。馬鹿でなければ冒頭からの「水魚の交わり」等々を考えて嘘だと分かるでしょう。渡邉の主張は、全体を無視した一点歪曲による歴史反転、左翼流詭弁の典型例です。

劉備と諸葛亮は、いがみ合っていた!? 「君可自取(お前が政権を取れ)」遺言の真相

どちらにも受け取れる一点を都合良く操作されただけで、全体がそうなのだと信じてしまう。これは少し考えれば分かるのに考えようとしない人をターゲットとして創られた詐欺手法です。

台本を創るほうもバカだが、騙されてしまうほうもどうでしょうか。

言わば、馬鹿による馬鹿のための論法

小学生程度の「文脈力」が必要ではないかと思います。

Translate »