中国、上海ロックダウンは「後顧の憂い」を断つ戦争準備か

中国、上海ロックダウンは「後顧の憂い」を断つ戦争準備か

ようやく東アジア情勢についてです。

裏取り情報を集めてから書こうと思っていましたが、なかなかその時間が取れないので短文メモとして上げておきます。思い付きメモのようなものでも書かないよりマシかなと。

 

報道されないから中国の脅威は無くなった…わけがない

ウクライナへ世界の目が注がれるなか、中国の動静がほとんど聴こえてこなくなりました。

メディア曰く

「中国はロシアへの制裁を目撃して恐怖を感じ、大人しくしているのだ」

ということですが果たして本当でしょうか。

中国は台湾へ侵攻したら自分もロシアと同じ苛烈な制裁を受けることになると気付き、野望を諦めた??

そんなわけがないでしょう。

むしろ東欧へ世界の目が引き付けられているのをいいことに、元気に戦争準備中だと思います。

そもそもこれは最初から計画していたこと。中国がロシアのウクライナ侵攻を支持・支援したのは、東アジアで自分たちが行動しやすくするためでしょう。

以下大々的には報道されていないが、ニュース番組等で一瞬だけ触れられた話から中国の戦争準備を探ります。

3隻目の空母、浸水へ向け準備中

今年秋の党大会に合わせ、中国が3隻目の空母を披露するという報道が(ほんの少しだけ)されています。

飯は食わねど高楊枝ですか。

飢餓で国民は大変でしょうに、共産党は食糧を配るより国威発揚・戦争準備が大事なようです。

ちなみにこの空母は中国のお友達、ウクライナから譲り受けたものです。

 

 

ソロモン諸島との安全保障連携

住民の圧倒的な反対運動をものともせず、ソロモン諸島が中国と安全保障協定を結んでしまいました。

これで中国はオーストラリアを封じ込めたうえ、アメリカにも対抗し得る地域に軍事基地を築く可能性が高まりました。日本を含む東シナ海、南シナ海を取り囲む形で城を置くことが可能となったわけです。

もちろん称賛するつもりは微塵もないですが、軍事の教科書通り優等生の進出です。

どうしてこのような戦略が可能となったのかというと、中国の手の進め方が上手だったからではなくてアメリカが見過ごしたからでしょう。太平洋で敵対しているはずのアメリカが、口では文句を言っているが実際何もしないのは異常なことだと言えます。民主党政権は故意に中国が動きやすいよう見逃してやっているのだとしか思えません。

この件についてあまり騒いでいない日本人も異常です。遠く離れたウクライナへ同情する暇があるのなら、自分の喉元へ突きつけられたナイフに少しは怯えたらどうでしょうか?

 

 

上海ロックダウンは「後顧の憂い」を断つ準備

上海を始めとする中国各都市で新型コロナウイルスが流行し、ロックダウンが相次いでいるそうです。

特に苛烈なロックダウンが行われている上海では、住民は買い物での外出も禁じられ食糧が得られず、裕福な共産党員まで餓死しているとか。

なかなか日本では報道されないのですが、現地では想像を上回る恐慌が起きていて暴動寸前のようです。上海崩壊と言われており、外国の政府関係者や大企業トップたちは次々脱出しているらしい。

参考になる話:

日本人から見たら、香港が失われた後の唯一の商売の門戸を中国は何故閉ざすのか…? 理解に苦しみます。

まるで敵国がやっているかのような自滅行動ですね。経済衰退まっしぐら。自分で自分の首を絞める愚策としか見えません。

よく分からない行動なので、素直に「中国では本当にオミクロン流行っているのか。ゼロコロナ政策だからロックダウンするしかないんだろう、気の毒にな」と考えて同情している人も多いのでは。

しかし私が思うにコロナは本当に中国大陸で流行しているわけではない。流行しているのだとすれば意図的なもの。このロックダウンも仕組まれた戦略のうちです。

【振り返り】コロナウイルス流行初期は、中国国内の反乱分子を一掃するため使われた可能性大

新型ウイルスがもし「生物兵器」だったら、目的は何? 習近平の思惑を探る

今回の上海ロックダウンは中国共産党のイデオロギーを強化するための政策と考えられます。

つまり習近平の推し進める「共同富裕」の実践

中国国内で最も豊かで、経済格差の元凶と呼ばれて憎まれてきた上海を徹底的に叩きつぶす。こうすることで人民の留飲を下げ、共産党の支配力を強化する狙いがあると思われます。アリババ創設者や人気タレントが吊るし上げに遭ったのと同じ理屈です。今回は富裕者が集まる上海が文革によって吊るし上げに遭っているだけです。なにも不自然なことはないと思います。共産国とはこういうものです。

ロシアとは違って中国は未だに本物の共産国家で、イデオロギーによって動いていることの証左です。中国共産党・習近平にとってはやはり経済よりもイデオロギーのほうが大切だったということです。

さらに残酷な推測をすれば、このロックダウンはコロナを理由とする食糧取り上げ・「口減らし」とも考えられます。今、中国国内の食糧はかなり不足していると推測されます。軍事行動するために都市部への流通を減らし兵糧を確保するつもりなのでしょう。その際、都市部の人が餓死しても構わないと考えているか、もしくは餓死させて口減らしができれば好都合と考えているのではないでしょうか。コロナの感染対策のため仕方がないと言えば人民を納得させることができるとも。

このように「後顧の憂い」を断ち権力を共産党に集中させ食糧を節約するのも、当然ながら戦争準備と考えられるでしょう。

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