石破ショックで日本は終わる? 自民党の売国総裁選
前記事の追記として少し2024年自民党総裁選の感想を書いておきます。
石破ジャンプで広がる絶望感
総裁選の結果、高市氏は惜敗でした。非常に残念です。
ただ案の定の結果ではあります。
やはり国民のための政治を行おうとする人は現代では決してトップになれないのだなあ、と遠い目で思いました。まあ真面目な人が邪険にされ追いやられがちなのは、いつの時代でも同じでしょうが。
今回の総裁選では始め高市氏の圧勝と見えたのに石破氏が逆転勝利したことから、2020年アメリカ大統領選バイデンジャンプを思い出した人も少なくなかったようです。
私も思わず「石破ジャンプ」と呟いてしまいました。あまりに露骨なジャンプだった故に。
一回目で議員票46票で人望のなさを露呈した石破氏が、何故急に議員からの人気を集めたのか?
やはり「不正選挙があったのではないか?」と糾弾する人たちもいます。
しかしそもそも自民党総裁選は公職選挙法の適用外。このため総裁選では実弾=金品を渡しての買収工作あり、脅迫行為あり、何でもアリだそうです。
特に今回は米中からの外圧が強く、C国の意向に従う公明党が「高市に投票したら次の選挙で協力しない」と脅迫して議員たちを震え上がらせていたとか。/門田隆将氏の証言による。
何よりもまだ旧派閥の力が強いので議員たちは個人の意志で投票することが難しかったでしょう。岸田首相は派閥解体を唱えましたが口ばかりで、岸田派が最も一致団結して動いていたらしい。その岸田派が菅元総理と組み反高市の旗を掲げたため、小泉氏や上川氏などリベラル勢の票が石破氏へ一気に流れたようです。
というわけで結局は保身だけを考える議員たちの利害計算で起きた逆転劇。
高市氏は「悪い意味での政治」に敗北したのだと言えます。
わざわざ日本の株式市場が閉まる15時を待って開票が行われたことからも読める通り、始めから石破氏が勝利することは決まっていたようです。ほぼ出来レースでした。
(石破氏が総裁となった瞬間に日本の株価が大暴落することは分かっていたため、国民に騒がれないよう閉場を待った)
違法ではありませんが国民を無視した正当性に欠ける選挙と言え、広い意味で確かに「石破ジャンプ」と呼ぶことができます。
この衝撃の「石破ジャンプ」に市場も大荒れ。為替は円高へ転じ、日経平均先物も1000円以上の大暴落となって世評の本音を表しています。
メディアは歓迎ムードで一斉に石破氏称賛の番組を流しており、最近左翼が増えたヤフコメも「石破総理で良かった。安心した」などの書き込みが占めています。
しかし市場は嘘をつかない。
SNSでも #石破ショック #日本終わった というワードがトレンドに踊り絶望感が広がっています。
石破総理誕生で「日本終わった」がトレンドになった理由
さて #石破ショック #日本終わった と言いますが、その理由は具体的に何でしょうか?
私が懸念している石破氏の政策は特にこれら。
・緊縮財政(岸田政権の方針継承)
・法人税増税
・消費税増税(15%以上)
・金融所得課税
ここ数年円安でようやく景気が上向いてきた日本経済へ、岸田政権と同じく打撃を与えるつもりでらっしゃる。
法人税増税で賃上げも夢と消えます。そのうえさらに消費税15%以上で国民に追い打ちをかけるつもりでいるとは!
狂気の沙汰ですね。弱っている民を鞭打つことで快楽を覚えるサイコパスなのか。そうでなければ、どこかの国から日本弱体化を命じられているのではないか? と想像してしまいます。おそらくこれほど分かりやすい工作員はいないでしょうから、経済オンチ故に誰かに騙されているだけかもしれません。
いずれにしろ経済に無知過ぎます。このような不勉強な人が総理となることに不安を覚えるのは当然です。
他に、立憲民主党などと足並みを揃える「自称リベラル」な共産政策も気になります。
・移民推進
・夫婦別姓推進
・女性天皇、女系天皇容認
私は個人的に夫婦別姓に関しては「戸籍を破壊する。日本の氏姓が減って消滅する」という統一教会発の理屈が未だ分かりませんので中立スタンスですが……。(算数の計算で明らかに逆ですね。このまま同姓を続けるほうが確実に氏姓が消滅していきます。日本の希少氏姓を残す目的に限り、別姓を認めて欲しい)
ただろくに深い考えもなく、イデオロギーの原理も理解せず、懐深さを示すためだけに欧米左翼の思想を取り入れるのは危険過ぎると感じます。
移民推進と女系天皇については論外です。
これらは欧米マルクス主義者による国家の治安破壊・天皇制破壊の戦略以外の何物でもありません。
石破氏にイデオロギーがあるとは私には感じられないのですが、周囲の誰かに騙されて操り人形になっている可能性があります。石破氏は十年ほど前から発言を変えたそうで、その頃から中国へ足繫く通うなど疑わしい行動をしており、「ハニトラにかかっていいる」との噂も絶えませんね。
ハニトラ疑惑は実際どうなのか知りませんが、少なくとも彼には危機感が足りず不勉強であることは確かです。売国総理の一人となること確実です。
それから
・東アジア版NATOを作る
・省庁再編で防災省を設置する
この夢物語には呆れました。
石破氏は軍事オタクを売りにしてきたというのに全く話になりません。
東アジア版NATOは小学生レベルの発想。もちろん実現できたら素晴らしいことですが、そう仰るならまず憲法改正し自衛隊を日本軍としてください。一年以内に可能なのですか?
防災省もコストの無駄だからやめるべきですが、そのような夢を考える前に能登の方々を救援していただきたいです。岸田政権の負の遺産、ウクライナ戦争支援もやめるべき。外国がミサイルを買うために貢ぐ金があるのなら、まず能登復興に回すべきでしょう。日本国民の税金は日本国民を救うことに優先して使うべきです。
……等々
高市氏と比べれば段違いに具体性がなく、ふわっとしている政策ばかり。それどころか国益を損ねる有害政策が多くて不安しか感じられません。
石破氏は低音の声でゆっくり話すためにもっともらしく聞こえるのですが、よく聞いてみれば内容の薄さは小泉進次郎氏と大差ないと言えます。
これでは国民が絶望するのも当然でしょう。
日本国、終わりの始まり
昨日から聞こえてくるのは「石破総理誕生は、自民党の終わりの始まりだ」という声。
石破氏を選んだのは自民党議員です。ということはつまり、これが自民党議員が国民に突き付けた答えだということ。
「我々は日本国の国益など少しも考えません! 我々はリベラル左翼こと共産主義へ魂を売り、中共と米国コミンテルンへ日本国民を売り渡します!」
こう宣言したに等しいわけです。
左翼の票も欲しい。ただそれだけの一時的な利己主義のために、日本国民を奴隷として売り飛ばす未来を選択した。
これほど愚かな裏切りがありますか。
自民党に対しては失望、絶望、怒りの声が上がっています。ここまで耐えてきた自民党支持者たちも一気に離れることは間違いないでしょう。次の選挙で自民党は大幅に議席を減らすこと必至、政権交代もあり得ると思います。
むしろ政権交代が狙いで自民党をぶっ壊す選択をしたのか? と思えるほど愚か。ここまで国民をなめておきながら、もし次の選挙でもまだ議員でいられると思っているなら相当に知能が低い。
ただ政権交代となればそれこそ「日本国の終わりの始まり」となります。
自民党にお仕置きをするつもりで立憲共産党などへ票を入れるのは悪手中の悪手。今の時勢で立憲共産党が第一党となれば、共産国の建国宣言をされてしまう恐れもあります(今はアメリカが内戦に近い状態で民主主義が弱っており、世界共産革命が現実となりかけています)。
民主主義システムの欠陥によって詰んでいますね。
我々有権者には今、選択肢がありません。故に絶望が圧し掛かります。
残る希望は次の選挙で自民党が政権交代までいかない程度に議席を減らし、議員たちが「石破では戦えない」と悟ること。そして再びの総裁選で高市総理が誕生することです。
非常に難しいと思います。細い光の一筋のような希望です。しかしこの光を逃せば、日本人は隣国の人民と同じ地獄を経験することになるでしょう。
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