渡邉義浩氏は諸葛亮推し? 好きな相手を貶めたい倒錯趣味なんですか(メール返信)
- 2019.09.05
- 古代中国史
- プロパガンダ, 三国志ジャンルの犯罪
いただいたメールの返信です。
[投稿日時] 2019年09月05日 09時36分52秒
お名前 : 游
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ブログ拝見しました。
一つ突っ込ませてもらうと、渡邉義浩氏は諸葛亮好きの蜀推しです。本人がしょっちゅう語っていることですので、本ブログを読んで 違和感を感じました。
游さん、メールありがとうございました。
>渡邉義浩氏は諸葛亮好きの蜀推しです
蜀と諸葛亮を貶めている行いを観ればとてもそうとは思えませんがね。
それとも彼は好きな相手を誹謗中傷して貶めたいという、倒錯した趣味をお持ちなのでしょうか?
渡邉義浩氏が諸葛亮を「好き」だと言うのは事実そうなのだろうと思います。
でも「好き」の理由は、マキャベリ的なイメージを自分勝手に投影しているからではないですか?
中共政府のように嘘をつき・民を虐げるという、自らが造り上げた諸葛亮像が好きなだけであるのだと思います。
それはファシストや共産主義者が心酔し憧れる理想的人物です。
ちなみにそのような諸葛亮の人物像はフィクションのファンタジーに過ぎません。史書を読めば亮がフィクションとは全く違う人格の持ち主だと分かるはずです。そのことは渡邉氏自身が本当はご存知でしょう、歴史学者であるのですから。
もっとも彼は「正史は蜀推しだった陳寿の作り話」と全否定している人なので、史書を見ても書いてある文字が目に入らないかもしれませんが。
まるで自分で自分を騙せるほどに洗脳されきった中共シンパのようです。
たとえば香港警察が火炎瓶を投げ、武器を持たない市民に暴行している動画が全世界へ流れているのに、中共シンパたちは
「香港で行われているのはデモじゃない。暴動だ。あいつらデモ隊は暴徒だ。警察は一切暴力をふるわず紳士的に暴動をおさめようとしている」
と言い張っている。
我々日本人から見れば「狂った嘘つき」に思えますが、彼らは嘘をついているつもりではなく本気でそう信じているのでしょう。
洗脳されきった人間の脳には、厳然たる証拠の動画すら入っていかない。目で見えるものすら本気で見えないらしいです。
だから、目の前で無辜の民が虐殺された事実さえも「無かったこと」や「素晴らしいこと」に脳内変換してしまうわけです。
渡邉義浩氏や柿沼陽平氏など、諸葛亮を誹謗中傷している人々(本人は諸葛亮がマキャベリズムだから好きだと欺瞞を吐いている)は、この洗脳されきった人に似ています。
そのために史書を完全無視し、自分の想像だけを妄信することが可能なのだろうと思います。
現在、渡邉氏は史書に記された劉備の発言「水魚の交わり」、そもそも諸葛亮を丞相にまで引き上げ徹底的に宣伝したのは劉備自身であるといった始めからの経緯を一切無視し、末尾の一部のみを見て「劉備は諸葛亮を信頼していなかったので釘を刺すためにあのような遺言をした」などという作り話をばらまいています。
参考:
論理的にとうてい考えられないこのような作り話は、素人がブログで書いたとしても失笑物です。えげつない噂話を捏造する芸能誌でさえ、ここまで筋の通らない幼稚な話を売り物にすることを恥じるでしょう。
たとえば「はじめての三国志」というサイトが有りえない作り話をばらまいているため、多くの三国志ファンたちに「恥三」と呼ばれバカにされていることをご存知かと思います。その「恥三」にも、渡邉義浩説をそのまま転載したような蜀への誹謗中傷が多いようです。
渡邉説の影響が強い「はじ三」記事、一例:
思うにこれらの倒錯した稚拙な説をばらまいている人たちは、個人の趣味や考えではなく政治的な思想で動いている人たちなのでしょう。
香港の行政官がそうであるように、大きな思想や権力に服従する者は自身の好みに関係なくどのような嘘でもつくものです。
背中に銃を突きつけられていれば愚かな言動をしても無理はない。
そうでなければ、論理的にわずかも筋が通らないあのような説を主張するのは人間として恥ずかしくてとても出来るものではありません。
私は「歴史に対する推測や想像は自由でいい」と思う者。私自身、自由な推測をしています。
ただし歴史学としての推測には根拠と筋の通る理由がなければなりません。
根拠なく自分の想像だけを信じることは小説などフィクションジャンルでは許されることでも、大学の歴史学ではあってはならないことです。
私には彼らに歴史学者の資格があるとは思えませんし、資格を与えている大学や、彼らに出版の機会を与えている出版社にも問題があると思います。
このままでは日本の低レベルな歴史学は世界の笑いものになるはずです。何よりいずれ、本国の中国一般民から物笑いの種とされることは避けられないでしょう。
日本は一般マニアのほうが遥かに高度。渡邉氏の三国志学会長就任を憂う人々:
参考。歴史捏造を出版している学者たちの背景事情:
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