【返信】劉備について、記事を先延ばしにしてきたこと

9/17、H様より「リクエスト」のメールをいただいておりましたのに、返信が遅くなってすみません。

リクエスト記事を書くには時間がかかるため、先にメールへの返信をさせていただきます。

メール文引用:

高校生で三国志少し齧ってる人間です。いつも楽しく見させて頂いております!keiさんの「劉備と孔明の親愛に偽りはない!」という所が好きでこのブログを見させていただいております。それで、リクエストというのは、

・「どんな人?人物紹介」のところに
「劉備」の性格、来歴、エピソードなどをまとめたページを作ってみてほしいです。keiさんの見解を通した劉備の伝記が見てみたいからです。

・「劉備と孔明の親愛エピソード」をまとめたページを見てみたいです。本当は正史を自分でくくるべきなのでしょうが、これもkeiさんの見解を通したまとめが見てみたいからです。

筆者返信:

劉備と孔明の話に関心を持っていただき、心から嬉しく思います。

それとともに、政治的なキナ臭い話に溢れるこのブログに通っていただくこと申し訳なく思っています。

当ブログはもともと三国志ジャンルで行われている、歴史改変プロパガンダの背景を知らせるため開設したもの。

話の性質上、どうしても現代政治・思想について解説することが必要だったのですが、それにしてもニュースを追いかけるのは脱線が過ぎましたよね…。

そろそろ現代社会に限定される世俗話は、別ブログに分ける予定でいます。

 

>「劉備」の性格、来歴、エピソードなどをまとめたページを作ってみてほしい

はい、承りました。

実は以前から「劉備ってどんな人?」の記事を書きたいと思っていたのですが、個人的な感情のために書きづらく二の足を踏んできました。

孔明に対しては気軽な冗談も書けてしまう私(…それもどうかと思いますが)も、劉備だと「誤ってはいけない」という恐れがあって躊躇してしまいます。劉備は三国時代に重要な人物であったことは言うまでもありませんが、現代東アジアでも重要なシンボルとなる可能性があり、その意味からもどうしても慎重にならざるを得ません。

でも、いつまでも躊躇していないで書かねばなりませんね。その時が来ていると思います。

あなたからのメールで「時機」を悟りました。感謝を申し上げます。

とにかく文章は少なくても記事を上げまして、後から更新を続けようと考えています。

(実は『孔明ってどんな人?』の記事も数年かけて追記し続けました。だから長いのです、笑)

 

>「劉備と孔明の親愛エピソード」をまとめたページを見てみたいです。本当は正史を自分でくくるべきなのでしょうが、これもkeiさんの見解を通したまとめが見てみたい

親愛エピソードですか…。承知致しました。

でも記録されている親愛エピソードは、数としては少ないので列挙するのは難しいかも? 歴史人物とは言え、親密な者同士の会話などはプライベート事項なので、記録文で探すのはなかなか難しそうです。

明るみになった話としては、『正史』(裴松之注)に記された劉備の「水魚」発言が最高かつ決定的な記録だと思います。それに完璧に対応しているのが、劉備遺言とその後の諸葛亮の行動でしょう。

他者の視点からは、実際の行動で示されたものを裏付けと考えるべきと思います。人間の行動ほど本心を物語るものはないからです。…と、いう話を今度の記事でも書きますね。

私の見解は自身のイメージを含み、他人から「妄想フィクション」と呼ばれる種類のもの。それで良ければ記しておきますが、ここではなるべく客観的な話をするよう心がけます。

 

では、記事UPまで今しばらくお時間いただきます。

このたびはメールありがとうございました。今後も当ブログをよろしくお願い致します。