軍師のイメージ=暇空茜、ちょっと違います。笑(他、引き寄せ法則の悪魔性など)

軍師のイメージ=暇空茜、ちょっと違います。笑(他、引き寄せ法則の悪魔性など)

いつもお薦め書籍を紹介してくださるMさん、ありがとうございます。

しばらく読めないためサイドのメモ帳に記録していたのですが

最近推薦いただいた書籍、紹介。

・『一神教全史』
・『ジハードと死』
・『開かれた世界とその敵』
・『ポパー』小河原誠 著

特に『一神教全史』は「ブログ記事にしてほしい」と推薦いただいた。
『開かれた~』について「共産主義批判では、やはりカール・ポパーが優れている」とのこと。

ポパーは「プラトンの呪縛」にて現代の歪められたプラトン像(全体主義の祖)を掲げた哲学者。私はこの人に「性急な論を掲げる人」という印象を持ち興味を持たなかったのだが、マルクス/ヘーゲル分析は読まねばと思った。ポパーはおそらく世論に惑わされず本質を見ようとした人なのだろう。

まだしばらく読めないからひとまず公開でメモさせていただいた。

今回は面白いお話があったので雑談として取り上げます。

 

スピリチュアル「引き寄せ」と悪魔崇拝思想

まずはメール文の引用から。

『キリスト教は邪教です!』ニーチェ著を読むと良いことが書かれているように思えますが『これがニーチェだ』永井均著を読むとどこが悪いのかわかります。
『現代オカルトの根源』大田俊寛著も面白いです。

ありがとうございます。

『これがニーチェだ』『現代オカルトの根源』はまさに私が知りたいことが書かれていそうな書籍ですね。読んでみたいと思います。

 

もう一件はブログ記事のご紹介。

https://takehisayuriko.tokyo/2018/01/08/774/

このブログはなかなか面白いかもしれません。

ご紹介いただいたブログはこちら。スピリチュアル系の闇について書かれている。

【やっぱり黒】心屋の甘い言葉と現実

 

私はこの心屋という方も竹内友理子さんというブログ主も存じ上げないのですが、あの子宮なんちゃらとかの怪し過ぎるスピリチュアルは聞いたことがあります。

完全に女性を馬鹿にした犯罪的なスピリチュアル商法と思います。しかし当の女性信者たちは馬鹿にされていることに気付かず、健康を害する呪術を積極的に行っています。法で取り締まるべきだと考えます。

 

「引き寄せ法則」については私も悪魔崇拝の反哲学と気付いたために批判を続けています。しかし、なかなかスピ好きの人たちの耳には届きませんね。

 

スピリチュアルも詳しく知れば二分野あると気付きます。

古典的なスピリチュアルは霊魂の存在を認め、神と天使を仰ぎ道徳を説き、輪廻転生と因果律を基本として勧善する。まあ当然これもキリスト教カトリックから見れば伝統破壊の異端になります。ただこの「精神」「心」を中心とする教えは東洋思想に近く、現代では欧州悪魔思想(唯物論)を打ち消し得る唯一の道と見て私は着目しています。

いっぽうで「引き寄せ法則」という現在最も盛況な分野は、スピリチュアルを名乗りながらその言葉の本来の意味である「精神」「心」を説きません。心を説くときがあるとしたら、物質的な欲望を満たすための呪術として用いるだけです。

 

つまり後者の「引き寄せ法則」は根本的に唯物論であり、大本は悪魔崇拝の錬金術です。哲学の系統で言えばそれこそニーチェなどの反哲学が由来で、マルクス主義とも友人関係でしょう。

「ワクワクすることだけをしろ」と言うのは左翼の暴力推進教義と同じで「我がままを貫け。他人の物を盗め、レイプしろ、殺したいだけ殺せ」という意味。

「言葉が世界を創造する」とは、「嘘を百回唱えれば真実になる。歴史も過去から好きなように変更して良い(自分にとって都合良く歴史修正しなさい)」という意味。

このような「引き寄せ法則」を主張する教祖たちは一様に道徳を敵視し、善悪を否定するか逆転させています。明白にマルクス主義です。実際、教祖たちの正体は左翼ばかりですね。

 

現在こちらの後者「引き寄せ」が大声で叫ばれてスピリチュアルの名称を盗み、古典的なスピリチュアルが打ち消されようとしています。これは古典スピリチュアルが唯物論を消去し得ると気付いての工作なのかもしれません。

いずれにしろ、多くの信者たちが「引き寄せ」に飛びついて強欲を満たそうとしている現状を私は憂えています。

人には欲があるので仕方ないのかもしれませんが、もう少し自制してはどうなのだろうかと思います。

そういった道徳的な苦言も、道徳を敵だと教わっている彼ら彼女らには届かないのでしょうが。

 

ですから上のブログのような、スピリチュアルを一括りにしてバカにする方法のほうが信者を遠ざけて効果があるのかもしれません。ただそれは一時的な効果であり、「精神」「心」を自ら否定することにより唯物主義の奴隷に堕ちます。

対岸の両方に罠が仕掛けられている。つくづく敵は狡猾だなと思いますよ。一般の人は太刀打ちできないでしょう。

 

暇空信者さんたちの集い… ファンはいいけど信者はね

ここからはメール返信ではなく、気楽な個人的呟きです。上ブログでこちらの記事に興味を覚えたので話題とします。

 

【罰ゲームから一転!】ひまそらあかねが出馬!

 

んんー……(苦笑)

これ信者の集いになられていますね。

スピリチュアル信者を叩いておきながら別記事では信者の振る舞いをするという。

 

暇空さんの才能が優れているとの話は心底同感だし、悪事暴露の偉業には私も本当に脱帽しています。

でも、暇空さんだって長所ばかりではなく短所もあるでしょう。むしろ短所が強いほうです。クセが強くなければあのような一点に優れた才能は持てません。

その短所が見えなくなって、100%崇めてしまい批判を叩きつぶそうとするのが「信者」です。

 

先日私もXで暇空さんに「分を守れ」と言って、暇空信者と見られる方から攻撃されました。

左翼と戦う人々がそんなふうに左翼内ゲバのようなことをするのは残念です。石丸信者っぽくなったら終わり。

むしろ暇空を認めるネット世代は、仲間であっても(仲間だからこそ)誤りがあれば突っ込みを入れ冷笑するものでしたが、なんだか人種が変わってしまったのかなあ。

 

“信者”となって客観的な判断を失うのはカモ気質ですよ。

竹内さんは心屋の記事で

・観察眼がポンコツ
カモは自分のことも他人のことも「客観的に見る」のがとても苦手です。なので自分のスペックを正しく認識することもしませんし、教祖さんたちの言動ではなく差し出す情報だけを鵜呑みにします。
ですから普通の人が「いやいやいやその記事、この前言ってたことと矛盾するよ?!」とか「自撮りしてる顔の目つきが明らかにヤバイよ?!」とすぐに分かることが、なぜか分かりません。

と書かれているのですが、失礼ながら暇空さんの記事ではこの文章の通りになっています…。

 

暇空さんには矛盾もたくさんあるし、ライブを聴いていると人格ヤバいと思う時がありますね。たとえばリハックでの石丸対談の時など、肝心の質問をせずに漫画にこだわり過ぎてしまった。コミュ障なのか?との批判は的確。

でも彼にはそんなヤバさを補って余りある偉業と才能があるので、皆認めているのではないかな。同世代から上の男性たちはきっとそうでしょう。

 

言わば暇空さんは、三国時代で言えば法正さんタイプだし、漢代の韓信にも近いタイプなのだと思います。

ここに挙げた人物は全体を見て戦略を立てる軍師(軍事専門家、戦争コーディネータ)なのではなく、現場で臨機応変に軍隊を指揮する将軍や幕内参謀です。

長期の戦略を立てるには向きませんが、一点突破の奇策で駆け抜けて勝利を奪うタイプ。

歴史においては韓信のようにヒーローとなり得る。決定的に重要な役割をする可能性がある人だということは言うまでもありません。

 

ただ暇空さんの場合、前記事で書いたように今回の都知事選出馬は悪手であり、全体戦略が見えないことの証左だと言えました。

 

石丸伸二の正体、暇空茜の限界(2024年東京都知事選雑感)

韓信も「分を守れ」ばヒーローのまま人生を終えることができたのですが、現実の歴史で彼は分に留まることを嫌ったために最後は処刑されてしまいました。

 

竹内さんのブログから再度引用、

私はひまそらさんのことをリーガルハラスメント会見(左派系弁護士が総出でひまそらさんを潰しにかかった会見)が行われた2022年11月に知り、そこからずっと追っかけをしていて、あまりに卓越した軍師の才能に惚れ込んでいます。

私には全く見えない二手三手先を常に読み動き、そして確実に勝っていく。

当初は何をしているのか分からなかったり、奇策にしか見えなかったり、無意味に見えることにも後からいつも意味があることが分かるのよね。

それがすごいなと。

太字の箇所、失笑です。(ごめんなさい)

日本人の「軍師」の定義が雑過ぎる! 近年の何でも「軍師」と呼ぶ風潮いい加減にして、と思ってしまいました。

 

参考までに。現実の軍師とは:

諸葛亮は何の仕事をしていた? 現実の「軍師」はイメージとかなり違う!

 

暇空さんが読めるのは三手先まで、五手先は読んでいないのではないかなー? と感じました。まして十手先、と言うか全体のことはまったく見えていない。そもそも目先にある自分自身の「勝ち」しか考えていない。

だから私怨に走って裁判を連発するのでしょう。

裁判をエンタメ化して観客に応え、資金を募る。それで長期戦を続けるとの戦術なのでしょうが、弁護士があまりにもかわいそう。

これが戦場ならば兵士を大量に消耗して得意になっている状態。

八方に戦線を広げるのは軍師のやることではありませんよ。まして私怨で人を使うのは駄目。

「考直(法正)さん待って! ストップ私怨復讐!!」と言いたい。

こんなことを言われたら暇空さんはきっと法正と同じく怒り狂うでしょうが、そろそろ誰か暴走を止めてやらないと犠牲者が増えるいっぽうです。彼の味方の弁護士や、なるくんの身が心配でならない。

 

何がこうなって今の現状があるのか……(歴史)?

未来の日本国民・地球人にとって本当に必要な政策やイデオロギーとは何であるのか……(方向性)?

暇空さんには歴史を学ぶ気もないし、そもそもそんな遠い未来のことなど関心もないでしょう。

しかし、いいんです。戦場参謀はそれで。

目先の「勝利」にこだわって勝ちを持って帰ることが戦場参謀の役割です。

どこまでも自分の役割を極め果たすのが人間の「分」というもの。

 

「分を守る」とはこれほど素晴らしく、また厳しくて誇り高い道なのに、何故現代日本人は「分」を嫌うのでしょうか? それは保守の態度ではない、モラトリアムにしがみつく我がままな左翼と同じです。

昔の日本人がどうしてあれほど誇り高く立派な仕事を成しえたのかと言うと、分をわきまえていたからですね。

 

現代日本人に説いても無駄かもしれませんが、これを知っていないと必ず破滅します。暇空さんも危ないですね。

暇空信者の皆さんは教祖を死なせたくないなら甘やかさず、苦言も呈するべきです。

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