【用語解説】グレートリセットとは? 由来・意味。言葉の出どころを教えます

【用語解説】グレートリセットとは? 由来・意味。言葉の出どころを教えます

「グレートリセット」という用語の意味、この言葉がどこから来たのか?  私の得意分野から知識をご提供します。

ロスチャイルド陰謀論における「グレートリセット」の意味

「グレートリセット」とは2017年~2020年頃、陰謀論を主張する人々によって、

「金融崩壊で世界リセットからのユダヤ民族(ロスチャイルド資本家勢力)による全人類支配…」

などという意味で使われていた言葉です。

最近は、ロスチャイルド家に連なるとされる上級支配者層のことをDS(ディープステート。闇の政府)と呼ぶ人たちも多いですね。

このDSによって金融崩壊、世界大戦、等々ありとあらゆる災厄が起きて世界のシステムは「リセット」される。その後、世界を牛耳ってきたロスチャイルドなどのユダヤ金融組織が完全なる世界人類支配を達成する。そして人類は奴隷になる!! どどーん。

という「信じるか信じないかはあなた次第」(笑)な話。

…すみません、馬鹿にしているわけではありません。

笑ってばかりもいられないのです。

この「グレートリセット」という用語を今、現実に世界支配を目論む“奴ら”が利用し始めているようです。

 

左翼が「グレートリセット」を世界共産革命の意味で借用し始めた!

こちらの欧米系の左翼サイトによれば、2021年に「グレートリセット」という用語は表舞台で使われる一般語として昇格したようです。

グレート・リセットとは?

より良い世界をもたらすために、私たちの社会と経済のあらゆる側面を見直し、刷新すること。

世界情勢の改善に取り組む国際機関である「世界経済フォーラム(WEF)」が、2021年5月に開催するダボス会議のテーマを「グレート・リセット」にすると発表したことから、注目を集めている。ダボス会議は世界経済フォーラムの年次総会であり、世界経済や環境問題など幅広いテーマで討議される内容は、各界から注目されている。

世界経済フォーラムがグレート・リセットの必要性を訴える理由としては、新型コロナウイルスの感染拡大が経済成長、公的債務、雇用、人間の幸福に深刻な影響を及ぼしていること、そして気候変動や格差の拡大といった社会問題が危機的状況にあることが挙げられる。これらの危機からより良い世界を取り戻すためには、その場しのぎの措置ではなく、まったく新しい経済社会システムを構築しなければならないという考えを表明している。


資本主義のグレート・リセット

世界経済フォーラムは、資本主義のグレート・リセットも必要であると訴えている。具体的には、企業は株主の利益を第一に考えて経営する「株主資本主義」ではなく、従業員、取引先、顧客、地域社会といったあらゆるステークホルダーの利益に配慮して経営する「ステークホルダー資本主義」を推し進めるべきという考えを示している。

ステークホルダー資本主義は、2020年1月に開催されたダボス会議の主題でもある。2021年も引き続き、資本主義の再定義を試み、幅広いステークホルダーに支えられた新しい経済社会システムを構築する動きが強まりそうだ。

ダボス会議が提唱しているのはあくまでも「資本主義システムにおける改革、刷新」という意味のはずですが、「平等・格差是正・SDGs」をうたうなどいかにも欧米左翼らしい内容となっています。中国共産党の「共同富裕(笑)」にも似ていますね。

欧米の“左翼”にはグラデーションがあり、BLMなど暴力革命を推進する正真正銘の共産主義者もいれば、暴力革命を否定し資本主義も少し受け入れている軟化した共産主義者もいます。

ただし、どれも同じマルクス思想を源流に持つ共産主義者です。(途中でマルクスから宗旨替えをしても同じ宗教の信者。世界各地で変化したキリスト教の分派のようなもの)

19世紀~20世紀初頭の欧州での権力闘争に敗れアメリカへ逃れた左翼勢力は、もともとソヴィエトで世界共産革命を主張していました。この流れを汲む欧米の左翼は、今も本気で世界共産革命を目指しています。

この勢力は共産主義者だったわりに西欧資本主義社会、特にアメリカで資本家となり、富を蓄えて金融業界トップの地位を牛耳っています。革命・支配のための資金準備のつもりだったでしょう。IT業界を抑えた左翼=大手テックはデジタルシステムによる完全統治、人民奴隷化の準備を進めている。これも世界共産革命の準備ですね。

トランプ政権が“DS”と名指ししたのは、この左翼支配層のことだと思われます。

彼等は事実上「ディープステート」と呼ばれるような支配力を持ちますし、人身売買など悪魔の所業を繰り返していることも事実だと思われますが、ロスチャイルドのユダヤ民族が行っているわけではないと思います。正体はソヴィエトや中国共産党と同じ、残虐行為を愛するマルクス(からのトロツキー)狂信者なのです。

(まあ教祖はユダヤ人のマルクスだし当初はユダヤ人の共産主義者が多かったので、当初ユダヤ人のせいで…と言われたのは正しい面もあったと思いますが。それは20世紀前半までの話。それなのに陰謀論者は、現代でも悪事をする者の全員がユダヤ人で、支配層はユダヤ民族の利益のために行動していると思い込んでいるから現実と合わず取っ散らかるのだと思います。なお、実はユダヤ陰謀論を流して自分たちの罪をユダヤ民族へ押し付けているのも共産主義者たちです。自分たちの罪を個人や民族になすりつけて逃れる共産主義者の古典手法は、現在、中華圏で「悪いのは全て中華民族・中華思想。共産イデオロギーは関係ない」というプロパガンダが大々的に行われている状況に実例を見ることができます)

共産主義者の流した物語を鵜呑みにして取っ散らかった現代の陰謀論者:

『やりすぎ都市伝説 2020冬』陰謀論で目を逸らす手法、世界は何に騙されているのか

その世界共産革命を夢見る“DS”こと西側左翼たちが今般、「グレートリセット」という看板を借用して世界共産革命を宣言したようです。

常に他人の看板を借用することで自らの悪事を正当化してきた共産主義者たち。

今回もまた、他人の用語を自分たちの看板として借用し掲げてしまいましたね。

 

「グレートリセット」の由来。本来はどういう意味?

「“グレートリセット・世界共産革命”は共産主義者による他人の言葉の借用だ」

と、あくまでも私が言うのは、この用語の出元を知っているからです。

グレートリセットは占星術用語です

実は「グレートリセット」は占星術のジャンルで使われている用語なのです。

もちろん英語ですから、近代の欧米で創られた言葉だと思いますが、天体の動きは太古から変わりませんので現象としては大昔からあるものです。

この「グレートリセット」の概念はややこしく、占星術の知識がない方へご説明するのは不可能と思いますから省きます。

一般の方にも分かりやすいよう簡単に述べると、

「2020年末以降、天体の動きが新たなステージ(風の星座を中心とする動き)へ切り替わる」

という天体イベントを指す用語。

大昔から星座ステージの“切り替わり”は繰り返されてきましたが、2020年冬至は同時に大きな天体イベントが幾つも重となったため

「天体のグレートリセット」

と呼ばれ占星術界隈で騒がれていたわけです。

米国選挙の裏で大盛り上がりだった占星術ジャンル

実は、米国大統領選で世間が沸き立っていた同じ頃、2020年の冬至はこの話で占星術のジャンルが大盛り上がりとなっていました。日本のSNSも大変盛り上がっていたのですが、おそらくジャンル外の人たちはご存知ないかと思います。

欧米だと日本よりも占星術が浸透していますから、もう少し一般での認知度が高かったはず。

ついでに言えば「Qアノン、嵐が吹く」も占星術から発した話だと思われます。

(以前にもここで書いたかどうか。過去記事と重複する話だったらすみません)

今世紀のグレートリセットは「風の時代へのチェンジ」に当たるので、「大風が吹く」と解釈できました(または大洪水が起きる)。匿名掲示板に書き込んだQさんはこの意味で「嵐が吹く」と表現したのでしょう。

おそらく2017年10月28日最初に投稿したQアノンは占星術師です。イタズラと言うよりは、予言の腕試しだったと思います。

トランプ政権やDSにかけて「嵐が吹く・勝利する」とする具体的な話は、やはり予言として細かく話を設定しなければなりませんので、予測の創作で盛ったのでしょう。

したがってQアノンは単なる空想話とも言えず、占星術の骨子を持つ、そのジャンルにおいては“筋の通る”話だったと言えます。占星術師の目から見れば「読みは正しかったけど具体的な時期や経緯など、細部が誤っていたな」という評価になります。

ただ、「嵐」という用語はトランプ氏が言った「Calm Before the Storm」から引用した?とのこと。トランプ氏も2020年の“風の時代”到来を意識してそのような言葉を使った可能性があります。

実際に2017~2019年頃の占星図を眺め、「嵐の前の静けさ(膠着状態)だな」という感想を私も持っていました。だから占星術を知る者なら、トランプ氏の上の言葉に共鳴するのは当たり前。

共産主義者たちは占星術を積極的にプロパガンダとして用いる

現代の欧米支配層にいる企業トップ・政権トップたちは必ずと言っていいほど、お抱えの占星術師を持ち占星術を意識しています。

第二次大戦ではイギリスとドイツが堂々と占星術合戦を繰り広げました。以降の欧米世界ではトップたちが占星術を意識することがスタンダードとなったようです。(なお、日本も大日本帝国のころは占星術を意識していた形跡があります)

共産国も例外ではありません。中国共産党などはその建国時間を、新世紀の旗手となる「水瓶座」にセットされるよう意識して建国宣言の時間を調整していたようです。おそらくソヴィエトの指示によるでしょう。

共産主義では占星術などの“迷信”を人民には禁じていますが(何故なら人民が占星術を信じると共産党の言うことを聞かなくなるから。キリスト教と同じ理由)、自分たちは神はもちろん悪魔の力でも利用する権利があると思っているので、積極的に占いの力を使おうとするのです。

彼等が本気で占いを信じているかどうかは別として、実際、占星術は絶大なプロパガンダの力を持ちます

昔の権力者たちが神の威を借りて民を支配したことと同じく、現代でも占星術の意味づけを背景に人々を洗脳しようとする者たちがいるのですね。

特に共産主義など全体主義イデオロギーの支配者たちは、このような人民が抵抗できない神秘の力の有用性を知っていますから積極的に借用します。

 

占星術予測、実際のところどうなのか…真面目に分析すると

ここは占星術ジャンルのブログではないので真面目に語っても無意味と思いますが、一応、占星術のセオリーにしたがった予測を書いておくと

「グレートリセットで世界共産革命が実現する、ということは絶対にない

どころか

グレートリセットで共産主義を含めた全ての全体主義支配は崩壊、絶滅する

と読めます。

いわゆる、バベルの塔が崩壊するのが占星術で読む2023年以降の世界です。

ついでに言えば、資本主義の格差も自然消滅してしまうと思います。

支配と洗脳は消え去り、個々が意志を持って動く社会となる。仏教的な『世界に一つだけの花』が実現する。それが、占星術師が読む正確なグレートリセットです。

共産主義に反する多神教の世界:

「世界に一つだけの花」は共産ではなく仏教ですよ、掛谷英紀さん

それなのに共産主義者たちは解釈を捻じ曲げ、「グレートリセットで公平平等な共産社会が実現する!」と自分たちに都合良く読み替えています。残念ながらそれは誤り。だって、現実の共産主義に公平平等などありませんし、個性もゼロですから。

善悪反転させてヒエラルキーの全体主義で人民を奴隷化する共産主義は、前世紀に象徴されるもので滅びることが“天の定め”です。

参考。このDS図は前世紀の“山羊座”に該当するバベルの塔。グレートリセットでこの山は崩壊し、支配者のいない個々人の世の中となる。つまり計画経済の共産主義も、資本家の支配社会も実現しない:

 

https://blog.goo.ne.jp/mokushiroku666/e/c4c757cc4e12343f72bb0cebd59b2b28 より画像引用

まあ、あくまでも天の定めを読んだというだけなので、これこそ「信じるか信じないかはあなた次第」です。笑

しかし共産主義者たちは天の定めにまで抗い、この看板を逆に奪って利用するつもりでいますね。

「嘘を百回唱えれば真実になる」と本心から信じるカルト共産主義教の信者たちは、果たして天に勝てるのでしょうか? 天に向かって吐いた唾は、自分の顔に返ってくるのが避けられない法則ですが。

嘘と蛮行の限りを尽くした共産主義者たちの顔には、さぞ大量の唾が降り注ぐことでしょう…。

 

【補足】現代のサヨクは「共産主義」の存在を否定し、隠れて革命活動を行っています

欧米を始め世界中の左翼は自ら共産主義者であると名乗りません。今は身分を隠して革命活動をすること、と命令が降っているようです。

そのような人々は、「共産主義者などもう存在しない」と言って自分たちの存在そのものを否定します。そして現代中国など、蛮行をしている共産国について「あれは共産国家ではない、帝国主義の資本主義だから蛮行するのだ」と資本主義のせいにしたり「民族の血がもともと野蛮なのだ」と言って民族ヘイトを煽ります。全て自分たちの蛮行から目を逸らさせるためです。

日本の片隅で見かけたほんの一例。下部のアルバイトにまでこのように命令が行き届いています↓
https://twitter.com/RyuichiYoneyama/status/1459001390043320330より引用

「サヨク」と呼ばれると過剰反応、もう共産主義など存在しないと言い出す(自分たちの存在を隠したがるのは共産主義者の世界共通反応):

「ネトウヨはサヨクより一般化してる」と言い張るサヨクさん、軽く論破されていて笑った:

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