このブログについて
〔お知らせ〕タイトル「蜀通信」から「蜀漢通信」へ変更
このブログは
長いあいだ三国時代を眺めてきた筆者が、古代史の苦手な現代中国ウォッチャーさんのために知識をご提供するブログです。
他にも筆者自身が古代人感覚で現代中国~東アジア情勢を眺め、思ったことをメモしていきます。
“１８００年前からの通信”として、近未来を生きる東アジアの人々へメッセージが届けば嬉しく思います。
最も伝えたいこと
今、香港デモを始めとする東アジア情勢の変化によって現代中国をウォッチする人々が増えています。
しかしそのいっぽうで、ひどく歴史を歪めた解釈や、根本から大嘘をついた歴史捏造も拡散されています。
その最たるものが
人類の全ての悪は中華思想による。古代から漢民族は残虐で、たくさんの異民族を浄化（虐殺）し続けてきた。仏教・道教も漢民族が他の民族を虐殺し、奴隷化するために発明した宗教である。
と叫ぶトンデモなカルト思想です。
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中国史の知識がある人なら笑って相手にしないウソ歴史なのですが、香港デモ～台湾の界隈では、現代中国共産党の蛮行と照らし合わせて信じてしまう人が多いようです。信者には日本人も数多くいます。
何の集団がばらまいているカルト思想なのか定かではありません。しかし彼らの精力的な布教活動によって、日々「漢民族ガ―」「中華思想ガ―」と叫ぶ漢民族（中国人）ヘイト民が増え続けていることは確かです。
このカルト思想が浸透すれば、中国人・台湾人・日本人などがお互いに民族浄化し合い、いずれ東アジアが血の海と化すことは避けられません。民族浄化の連鎖は止まらなくなりますので、東アジアは永久的に虐殺が終わらない地獄の地と化すはずです。
日本のコンテンツを操る共産党の陰
もう一つの歴史破壊の危機。
上のカルトとは反対の方向から歴史捏造に励むのは中国共産党です。
こちらは共産主義による世界覇権を果たすために「天下統一（世界侵略）」や「独裁による奔放な国民虐殺」を正当化するよう、中国史を改ざん・捏造する謀略を行っています。
この歴史捏造の道具として、世界的に大きな影響力を持つ日本のコンテンツが狙われています。
特にジャパニーズ・コミックへの中共権力の浸透は著しく、すでに中共プロパガンダが日本の漫画として出版され、アニメ化や映画化で拡散されています。
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さらに日本の中国史学会にも中国共産党が深く浸透し、日本全国の図書館にも書籍が配布されるなど、学術的に巧妙な洗脳コントロールが始まっています。
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地獄化からの防護壁としての歴史知識
民族ヘイトのカルト思想、中国共産党。どちらも中国史を捏造して東アジアを地獄化しようと企む勢力です。
地獄化を防ぐには、正しい歴史知識を身に付けることが必要です。
防護壁・盾としての歴史知識をどうか身に付けてください。
難しいことはありません。日本人なら、中学校卒業程度の理解力で十分。
このブログも中学生（１５歳程度）にもわかるよう書いていきますので、日本人の方は義務教育を思い出して防御してください。
また中国史に詳しい方は、ぜひ私と同じようにネットの人々へ正しい歴史知識を伝えていただきますようお願い致します。
【関連ページ】中国史に詳しい方へのお願い
注記：歴史知識について
このブログの古典知識には“超訳”があります。
つまりビギナーの方にもわかりやすくするため、あえて史料そのままの表現を用いず、現代に当てはめるなどの喩えを用いて書きます。それによって専門的な観点からは“厳密に言えば正しくない”と言われる表現となる場合があります。ご了承ください。
当ブログで古代中華に興味を抱かれた方は、いずれ専門家の書籍※などを読み、上級知識へステップアップすることをお奨めします。
※ただし前述の通り、近年は中国共産党に雇われた“歴史学者”たち（大学教授。歴史学会で重鎮を名乗っていることもある）が肩書きを悪用して歴史捏造しています。日本で出版されている書籍のなかで堂々と嘘の話が語られていますので、鵜呑みにしないよう気を付けてください。特に中国史ジャンルはほとんど歴史捏造に汚染されている可能性が高いです。日本語の中国史書籍は２５年～３０年より前のものをお奨め致します。
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