中華民族ヘイトに攪乱される日本保守、“批判的人種理論”に侵されたアメリカ…他

中華民族ヘイトに攪乱される日本保守、“批判的人種理論”に侵されたアメリカ…他

2021年のメモ帳記事より、世間話を転載。いくつかの記事をまとめます。

 

共産主義者が捏造した民族ヘイト主義に騙されまくる日本人“保守論客”たち

こちらの記事を興味深く読んだが、なんだかズレている気がしたのでコメントしてみた。

『立ち位置を変える中国』(アゴラ、岡本 裕明氏)

習近平氏はどこを向いているのでしょうか?私にはアイデンティティへの回帰に見えます。共産党の本質に立ち位置を戻すのです。

と、冒頭で言いながら後半は民族主義・文化決定論に流れている。矛盾していると言えるだろう。

故 芳賀綏 東工大名教授が「凹凸文化論」を展開しており、個人的に極めて優れていると考えています。凸文化とは攻撃型、二者択一、原理原則論を貫くというものです。その文化拠点は乾燥地帯にある大陸型文化で中国や朝鮮半島を挙げています。一方、凹文化とは従順で受動的文化であいまいさがあり、過去のことに固執しないとされます。この代表例が日本で、ほかにアジアの島しょ部、海岸沿いの湿潤地帯に多いとされいます。

なんだそりゃ。

日本は「大日本帝国」だった時代、世界一“凸”の行動をしていただろうに。どうして一瞬前の歴史事実すら忘れてしまうのか?

あと朝鮮半島は乾燥地帯ではなく海に囲まれた地帯ですがね? それから中国大陸でも広東や南のほうはどう説明するの?  四川や雲南は日本人に似た穏やかな民族性を持つが? 笑

突っ込みどころ満載。

日本人が一般的に従順で曖昧なのは湿潤地帯だからではなく、多神教の宗教( 神道、仏教)のおかげだろう。それを一神教に変えて原理主義に邁進した大日本帝国時代は凸国家となってしまった。現代の中国も同じ、もともと道教・仏教で多神教の地域だったが共産主義の一神教によって狂暴化している。

【参考】共産社会主義の本質は一神教

共産主義が生まれた歴史と、カルト思想との戦い方【共産社会主義の分析2構造】

 

…私は上記「凹凸文化論」のような、総合思考ができない人々の主張が嫌いだ。自分の論を正当化するため故意に都合の悪い歴史事実を無視する。指摘されるとあれこれ屁理屈を挙げて「無かったこと」にする。悪意あるご都合主義が気持ち悪くて仕方ない。

ちなみにこういう論調を得意とするのは左翼・共産主義者。「未来は引き寄せられる」「言い続ければ過去を書き換えられる」とする悪魔崇拝の思想を源とするから。

もともと「中華思想と中国民族が悪、共産主義は悪くない」という言説自体、共産主義者たちが罪を免れるためにばらまいているもの。保守を気取る言論人たちもこの話を鵜呑みにして鸚鵡のように繰り返していることが多い。

左翼の手先となって民族ヘイト、情けない。潤うのは左翼ばかり。

イデオロギーが難しいから関わりたくない(誰も基本を学んでいないから無視したい)。民族への攻撃のほうが分かりやすく人間の動物的感情をかきたてられ、快楽ドーパミンが出るから中毒するのだろう。
左翼たちはこのような動物的本能を熟知してコントロールしている。自分たちが憎悪・攻撃の動物だから本能で理解できるのだと言える。

コメント欄より引用

以下は筆者が書き込んだコメントから転載。

“中華思想”とか“漢民族の繁栄”は建前の看板に過ぎない。ソ連が民族主義を利用して東欧を混乱に陥れたのと同じ手法。

現代の中国ウォッチャーたちは「中華思想が元凶」という共産主義者たちの嘘にまんまと騙され、かつてのユーゴのような血の海へ自ら飛び込もうとしている。

(共産主義者たちはこのコメントを見たら猛然と否定するだろう。「イデオロギーなど現代には存在しない、悪は中華思想だけだ」と。その発言が左翼の印)

習近平はずっと紅衛兵のまま世界革命の夢を見ている。

彼のアイデンティティは毛沢東崇拝と文化大革命にしかない。願うのは“毛沢東超え”して英雄となり赤い歴史に名を刻むこと。

毛沢東主義イデオロギーで大陸と世界を征することしか頭にないのだから、「中華思想」や「我が民族の繁栄」のために動いていると考えるのは愚かな誤りだろう。

もし、「我が民族の繁栄」を願っているとしたら習とは逆の政策になる。ユダヤ民族が行っている金融による世界支配が良い例。金で世界を支配する必要があるのだから、武器であるアリババやテンセントを抑え込むことはあり得ない。

習はすでに始まっている第二の文革で中国を毛沢東時代へ引き戻すつもりだし、ソ連の代わりに世界コミンテルンの中枢を担うつもりでいる。

中国がこれから狂暴化することは当たっているが、経済は落ち込むので実力を失うだろう。

アメリカ(バイデンを始めとする左翼)は、1980年代の米ソのように世界を二分割して統治し、対立を煽って利益を得ようとしているはず。

そのため中国は弱体化しても温存されると思われる。

トランプ政権に戻してこの隙に中共と世界のアカを叩き潰すべきだ。

他の方のコメントより…こちらは根本は誤っているが考えとして参考になる。

13. かも 2021年09月16日 17:23

>科挙の制度を日本が取り入れなかった理由に・・・実力主義ではなく、血筋で王位を継承していくわけです。

これね、この国の伝統です。一人の人間を,能力勤怠出自人格によって評価するので無く、存在そのものの価値を認めることから全てが始まっているのです。

其れを近代になって,分けてもここ数十年、特に顕著に、人を能力や人物で評価することが恰も当たり前の正義であるかのようにしてしまった。

実力で無く、血族で承継するという概念は,基本は典型的な村(邑)の原理です。
村の一員だから,働きが悪くても、能力が低くても、構成員として等しく扱って,生存も、人格も人権も守ってあげようという,運命共同体の原理です。

頭が悪いから不幸になっても良いという立場をとらなかったのです。

能力のあるものが当然のこととして,能力のないものを助けて支えることに誰も異議を唱えなかったのです。
日本が世界に冠たる共同体国家として、江戸時代も明治時代も、それ以前の時代も持ち続けてきた,コモンセンスであったのです。

其れを教えたのが,年功序列であり,長幼序列です。

先輩が後輩を大事にする。後輩は先輩であると謂うだけで,序列を厳格に守る。

其れが美学です。

能力のあるものが,先頭に立って先導して賞賛を受けるというのは、日本の文明では無いのです。

>能力のあるものが,先頭に立って先導して賞賛を受けるというのは、日本の文明では無い

そんなことをしていると国が衰退していき滅ぶこと確実だがね。せめて経済トップ、政治トップは能力のある者でなければならない。

国家運営もできない無能、粛清を続ける独裁者がトップに居座れば国は亡ぶ。そんなことは当たり前。

現代日本はあらゆる方面で年功序列が幅を利かせ、親の力が強いだけで無能な者がトップを占め、能力のある人をことごとく「出る杭を打つ」の手法で叩き潰すことをしてきたから今このように衰退している。(しかも戦後の地位反転で、もともと能力の無かった血族が上位に居座り利権を独占している)

逆に明治~昭和初期までは、千年以上の伝統を持つ血族社会ベースに能力主義も活かされたので発展することができた。

上コメントで「科挙を境に中華社会は衰退へ向かった」というところだけは中華歴史に詳しい学者の間でも見解が一致している。

科挙が悪いというのではなくて、運営の仕方がまずかったと思う。血族をバラバラに解体して社会を“砂粒のようにバラバラにしてしまった”という分析は、孫文だったっけ。

なお、上コメントに書かれている血族社会は日本が発明した社会体制ではなく、古代中華社会のコピー。

古代中華が日本と違うところは血族ベースでありながら能力も重視されていた点。

結論として、古代の漢代までの社会体制が最も優れていたのかもしれない。血族ベースだが、優れたトップ(君主)が能力ある者を見い出して起用するという。

純粋なコネ(考廉)社会になってしまったら後漢≒現代日本のように腐敗し衰退するから、公務員試験をもう少し機能的にした形での能力チェック機能が必要だろうが。

 

“中国ネット検閲の実態から窺い知れること”

以下リンク先は2014年の記事。中国共産党はネットで政府批判の言論を潰していると思われてきた。しかし、どのような言論が削除されたのかを差分で調査したところ、「国民の繋がりを断絶するための言論統制をしている」ことが分かったというもの。

中国ネット検閲の実態から窺い知れること

(3)その結果、削除は「大衆の社会的な繋がりを断つことによって(clipping social ties)、大衆による集団行動(collective action)の可能性を減少させること(それが発生中のものか予期されるだけかを問わない)ために行われている(theory of collective action potential)」という結果が浮かび上がってきた。従来、検閲の目的は、政府や共産党に対する批判を抑圧することにあるとの見方(state critique theory)が支配的であったが、解析の結果は、この見方を支持しなかった。
(4)検閲は、基本的に集団行動を誘発しそうな情報の拡散を制限するために行われており、それは、情報が政府や共産党を支持するものか批判するものかを問わない。このことは、政府が政府に批判的な言論というより集団行動の可能性を秘めた投稿を制限することが権力維持のために重要であると考えていることを示す。

中国共産党が外国勢力よりも、自分の国の民を恐れていることのデータ上の裏付けだ。

確かにかつての反日運動も中国共産党批判のデモへ移行し始めたので潰され、以降は反日運動が控えられるようになったのだった。

この民への恐怖感は2021年現在さらに高まっているらしい。アイドルや人気俳優のファンサイトやSNSアカウントが軒並み削除。人気を集めたアイドル本人たちも、かつての「文化大革命」の高級幹部たちのように濡れ衣で辱められて吊るしあげられ社会的に抹殺されている。

私が思うに新型コロナウイルスも国民の断絶を第一目的としてばらまかれたもの

新型ウイルスがもし「生物兵器」だったら、目的は何? 習近平の思惑を探る

抑えつけようと悪あがきをすればするほど政権の“脆さ”を内外に露呈するだけだというのに。独裁者は何故こうも愚かなのだろう。

 

社会科学に基づく、中国が今のままでは先進国になれない理由

高橋洋一氏の記事をメモ。

『「大迷走続き」の中国が、自民党総裁選に「当選してほしくない候補」の名前』より

英エコノミストのエコノミスト・インテリジェンス・ユニットが世界167ヶ国を対象に毎年発表している、民主主義指数(Democracy Index)がある。この指数は、各国の政治の民主主義のレベルを、(1)選挙システム、(2)政府機能、(3)政治参加、(4)政治文化、(5)市民自由の5つの観点から0〜10で評価したものである。
最新の2020版トップはノルウェー9.81、最下位は北朝鮮1.08。日本8.13、ロシア3.31、中国2.27、イラン2.20だ。

評価8〜10、6〜8、4〜6、0〜4の国をそれぞれ完全な民主主義、不完全な民主主義、混合体制、権威主義体制としている。それぞれの国数は23、52、35、57で、構成比は13.8%、31.1%、21.0%、34.1%。人口比で見ると8.4%、41.0%、15.0%、35.6%となっている。

本コラムでこれまでも指摘しているが、民主主義指数が6より大きな「民主主義」にならないと、一人当たりGDPは1万ドルを超えにくい。民主主義国になると、民主主義指数とともに一人当たりGDPが伸びるが、非民主主義国では産油国を除き一人当たりGDPが1万ドルを長期に超えることはこれまでの歴史でなかった。

高橋洋一氏は昔から「中国が公表するGDPは嘘」と主張していて、共産党から脅迫されるなどしている方。
上のデータは彼が各所で語っている話で参考になる。中国は民主化しない限り、正しい意味で(偽装しないという意味)GDPが1万ドル超えすることは決してないし、先進国として観られることもない。

中共は権威主義を発動し、思想コントロールで文革時代の地獄を再現しようとしているが再び世界最貧国へ転落するつもりであるらしい。独裁者の共産党員たちが餓死することは大歓迎だが、何も知らず死んでいく一般民が本当に気の毒だ。

 

「俺たちの習近平の大中華経済政策が滅茶苦茶で面白い件」が面白い

タイトルから笑った。的を射ている。

『俺たちの習近平の大中華経済政策が滅茶苦茶で面白い件について』より

凄いなあと思ってニュースを見ているんですが、中国国家主席の習近平さん、振り切れてるというか、反腐敗運動から新スローガンの共同富裕まで、さまざまな面白政策が出てきてビックリな状況になっておるわけですよ。

…何が凄いって、「あいつら何か不調だな?」と囁かれて、第三者が見て「おかしいから格付け下げるぜ」と言い始めてわずか2週間後には、9月20日付の利払いが停止されて事実上の破綻宣告。早い。ヤバいぐらい早い。もうね、プーさんがはちみつ舐め尽くすぐらいの猛スピードで死亡であります。

爆笑。ほんと凄いよね、プーさんのはちみつ舐め尽くすスピード。

最近は習に手を併せている。ありがたい、自ら共産党政権を潰してくれそうだ。もしかしたら習はアメリカが送り込んだ破壊のための工作員じゃないのか?と思ってしまう。それくらい自ら首を絞める愚かな政策を連発。CCPを警戒している外国から見れば大歓迎。習さん、崩壊までずっと主席でいてくれ。

気の毒なのは一般の中国民だ。毛沢東時代のような大規模な飢餓、虐殺が起こるだろう……逃げられる人は逃げて欲しい。

共産党員とシンパだけが故郷である地獄へ帰ればいいのに、と思ってしまうのはきっと私だけではない。

 

【追記】山本一郎氏の記事か。(後で気付いた)なるほど。他の記事でも興味深いものを見つけたのでメモ。

『山本一郎、ヤフーの「全記事削除」で痛感した矛盾/書き手にとって死活問題、「恣意性の高い運用」』

おお…やはりヤフーが一気に共産化、堂々と著名人まで言論弾圧するようになってきたな。(今まで物言えぬ個人をターゲットに虐殺してきたが)

ヤフー知恵袋で曹操に関する批判的質問が大量削除されている

これに左翼メディアが苦言を呈しているという謎。東洋経済はどこよりも率先して言論コントロールのプロパガンダをしている会社だが。

相変わらず内ゲバか。助かるが。

武漢の歴史が修正されていく

何処の国でも共産主義者は最凶最悪の「歴史修正主義者」であり、「歴史捏造主義者」だ。この記事に修正されゆく武漢の歴史が刻まれている。

原因不明の肺炎に苦しむ患者が殺到した診療所、封鎖でたどり着けず…傷痕かき消されていく武漢

中国湖北省武漢市で新型コロナウイルスの最初の患者が発症したとされる日から8日で2年を迎えた。武漢では、患者があふれた地区の再開発が急ピッチで進む。重機のうなる音で、コロナの傷痕がかき消されていく。(武漢 南部さやか、写真も)
新型コロナウイルスがまだ世界で知られていなかった2019年末~20年はじめ、患者は武漢市中心部の華南海鮮卸売市場の周辺に集中した。

市場の隣接地では、細い路地に沿って、民家や商店、飲食店が密集し、市場関係者の多くも暮らしていた。一角の診療所に「原因不明」の肺炎に苦しむ患者が押し寄せた。

「連日、熱でふらつく男女の長い行列ができた。とてもつらそうだった」。50歳代の女性が回想した。

今、診療所のあった場所にはたどりつけない。解体工事のため一帯が封鎖されているからだ。

再開発はこの秋から本格化した。地元政府は、古い建物を一掃して新しい街並みに作り替え、コロナ禍からの回復の象徴にする狙いがある。建物は次々と取り壊され、住民の大半が新たな住居や補償金をもらって去っていった。

それでも、わずかな数の住民が残る。甘翠娥さん(79)もその一人だ。甘さんの住宅が入る建物は、撤去済みの建物の残骸が積もる空き地に囲まれてぽつんと立っていた。

甘さんはコロナが広がる前、自宅の一部を青果店に貸し、家賃収入で生計をたてていた。移転先は不便な場所で商売に向かない。補償金は、手放す家の価格の半分から3分の1に抑えられているという。

甘さんは「武漢では、うわべだけ回復をアピールして、私たちのような住民が置き去りにされている」と嘆いた。

武漢の新型コロナウイルスによる死者数は公表された数の十倍とも、百倍とも言われている。ほとんど検査をされないまま亡くなった人ばかりであるうえ、拉致されて治療されないまま「殺処分」された患者(患者以外の人も含まれる)が多いため公表に信ぴょう性がないのは当然のことだろう。

何故に武漢の人たちがターゲットになったのかと言うと、中国共産党に与しない命知らずな“中華の民”が多かったからだと考えられる。

もともと湖北省の人たちには反骨心ある人が多く、清代では革命の中心地となったらしい。2019年にも、中共を転覆させる革命計画を企てていた人もいたと聞く。拉致された「患者」の中にはそのような民主派も含まれていた。

そんな湖北の名が、人類を苦しめた生物兵器の誕生地として世界中へ知れ渡ってしまったことを悲しく思う。

人の命。精神。温かい心。穢れなき名。……たとえ歴史修正し表だけ綺麗に造り替えたとしても、踏みにじられ失われたものは決して帰らない。

湖北を、いや中華を踏みにじり名を穢した悪魔思想を決して許すべきではない。

読みたい本メモ『新・共産主義に破壊されるアメリカと日本の危機』

「マルクス学者」などというものが大学に存在するのは、共産国以外では日本だけ。外国の方々はそんな日本の大学を白い目で見ているという。共産国以外の国では通常、マルクス主義を肯定的に学ぶことは禁忌とされているからだ。

しかし日本では過去にあれだけの暴力事件を起こした共産主義が美化されて伝わっており、大学でも代々共産主義を賛美する教育が行われ続けている。

最近でも斎藤幸平などというマルクス学者が「経済思想学者」と名乗り表の世界で堂々と、肯定的どころか激しくチヤホヤされている現状がある。

bing検索より

こんな日本の現状に警鐘を鳴らしているのがこの本。

『新・共産主義に破壊されるアメリカと日本の危機』 明かされる驚きの実態 より

近年、日本では共産主義が注目を集めています。斎藤幸平氏の『人新世の「資本論」』がベストセラーとなり、政治の世界でも野党連合により日本共産党の存在感が増しています。本書では、アメリカで新たな共産主義が静かに広がっている現状を解説しつつ、過剰な「反格差」「反差別」が社会の分断と混乱を引き起こしていると説きます。

学校では、「白人は生まれながらの差別主義者」だとする批判的人種理論が教えられ、奴隷制度から歴史を再評価し、白人が築いてきたアメリカ史を全否定する動きが加速しているという驚きの実態が明かされます。

共産主義の共鳴者たちは何でも差別問題につなげて「レイシスト」というレッテルを貼り、社会から抹殺する「キャンセル・カルチャー」が横行。現代の「文化大革命」そのものだと批判しています。

翻って日本は戦後、GHQ(連合国軍総司令部)に入り込んだ共産主義者たちに「日本人は生まれながらに罪人」という贖罪(しょくざい)意識を植え付けられ、彼らがつくった憲法にいまだ縛られていると指摘。欧米先進国では共産党が違憲・非合法の存在とされているのに対し、日本では極めて寛容であり続けてきた理由を論じています。

GHQの共産主義者たちに弱体化された日本に、歴史カードを突きつけてきたのが中国や韓国でした。いま中国は、新たな共産主義によって弱体化するアメリカに対し日本との分断工作を仕掛けていると警告しています。
(徳間書店書籍局 明石直彦)

ケント・ギルバートさんか… 彼は儒教など東洋思想に関して全くの無知で驚いたのだが、さすがにアメリカの事情には正確だろうと思ってメモ。読んでみることにしよう。

“批判的人種理論”
というアメリカで起きている文化大革命の醜悪さは覚えておいたほうがいい。

オーウェル曰く「今は三国時代」

『1984年』は去年末の米国大統領選挙以降、ますます世界中で読者を増やしているようだ。まだ読んでいない方はぜひ読んで。今の時代には必須の本。

この本のレビューでこちらのブログ記事が面白かった。レビューと言うより様々な話をメモされている雑記という感じで、そのメモが考えを刺激してくださって面白い。

●一九八四年 @ジョージ・オーウェル
(DSなどの話は除いて)一つだけ決定的に違うかなと思ったのは

舞台は今は無き「元ロンドン」なのだが 物語に出てくる、真理省、平和省、愛憎省 五ヵ年計画、党員の日課「二分間憎悪」、監視社会、歴史の書き換え作業など・・党員が組織的に働く描写は、もしかしてオーウェルが中国共産党の内情を熟知しているのでは?と思えるほど。

そこは中国共産党ではなくてソヴィエトだろうな。

……何故、今の時代は誰もソヴィエトを知らないのだろうか。若い人だけではなく年上の方まで??ソ連の歴史が消し去られている感。怖い。

オーウェルは1948年の時点で現に存在したソ連の内情を熟知していて描写したと思われる。中共っぽいのは単に、共産国はどこも100%コピーしたかのように同じになるから。

…まあこのことはまた別枠で書くとして、

刺激されたのはこちらの引用。

私が注目したのは、馬渕睦夫大使も仰っていた「マッキンダーの地政学」が新世界の勢力図に利用されていること。

オーウェルは第二次大戦中の1943年ルーズベルト、チャーチル、スターリンのテヘラン会談から、この三国鼎立への着想を加速させた、と解説されているが、

「ハートランドを制する者が世界を制する」(ロシアのこと)の法則は今も健在だしディープステートであるイギリスとアメリカが同じ国になっているのも実に興味深い。

世界は3つの区域に分かれ故意に終わらない戦争を継続している。これは人民に危機感を抱かせ労働、忍耐、忠誠心を自発的に強制できる実に巧みな統治方法なのだ。

ああ、そうだった。『1984年』の世界は三国だったね。

2050年にはこのようなディストピア三国鼎立が現実化すると。オーウェル始め、世界支配者を眺める者たちは言っている。

“支配のために故意に戦争を継続”

そんな三国時代を実現させてたまるか。
(平和のための三国鼎立なら考えなくもないが。一つの独裁国家に支配されるよりは)

色々と個人的なインスピレーションをかきたててくださる記事だった。
上のヒエラルキー図も共産主義・社会主義国を表す図に同じ(下図は新世界の階級図だが)。でも、これが共産主義の本性だから今後の未来は共産支配にはならないだろうと私は考えている。今後の時代には階級が霧散するので。

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