諸葛亮に自分語りで貶めをさせる歴史凌辱?「正史 諸葛亮孔明」
- 2022.06.16
- 筆者の呟き
- プロパガンダ, 三国志ジャンルの犯罪, 文化大革命, 諸葛亮(孔明)
ネット書き込み、YouTube、左翼学院学者(渡邉義浩・柿沼陽平など)による歴史改ざんの犯罪が続いている三国志ジャンル。
中国ではあの文化大革命すら乗り越え、庶民たちが『三国志』の古典イメージを守り抜いたようですが日本では絶望的な状況です。まともな三国志ファンが去ってしまった後、何も知らない若い人たちを騙すためのYouTubeがご盛況。もう史実を知る人はほとんどいないのではないでしょうか?
1800年も続いた歴史もほんの30年で破壊、改ざん※されてしまうのか。
こうして共産ディストピアでは歴史が書き換えられるのですね。まさか自分の生きているうちに、自分の国で体験するとは思わなかった。
※最近は日本文化破壊を始めています。中華史に興味のなかった皆さんもどうか危機感持って:
漫画『パリピ孔明』が、めずらしく古典フィクション演義へのリスペクトを表現し昔のファンを喜ばせたようですが、それがいたく左翼にはご不満な出来事だったようで。この頃ますます「孔明叩き」の文化破壊に躍起になっています。
なんと漫画ヒットを最大限に利用して本まで出版された。帯にイラスト利用していますしね。どこまで汚いのか。
なお、この本は『正史 諸葛亮孔明 – 三国志の英雄たちが語らう』などというYouTube番組をもとに出版されたもの。番組は120万回再生だそうですが、たかがその程度の再生数でいきなり出版などあり得ません。おそらく孔子学院の関係者、裏側に大勢の支援者がいるのでしょう。
私は読んでいないけど出版された本の紹介、レビュー等を観れば「これが史実だなんて知らなかった!」などという左翼の定型コピーが投稿されていますので内容は一目瞭然です。この本の解説文にも、左翼が使いまわしている『諸葛亮の実像と虚像』などと、お定まりのプロパガンダが使われていますし。
実際に三国時代に生きた諸葛亮孔明は、現代に語り継がれるような天才軍師として軍略や戦術で大活躍したような人物ではありません。
では、なぜ諸葛亮が天才軍師として創作され、現代に至るまでこれほど有名になったのでしょうか。
なぜか? それは名士が自分たちの地位を上げるためにフィクションを造ってプロパガンダしたからだッ! 孔明に称えられる理由など一切なかった! と渡邉論を掲げるのだろう?(笑)
歴史マニアたちに嘲笑された妄想を、あくまでも言い続けて押し切ろうとする。これが「嘘を百回つけば真実になる」という悪魔の手法。
私は孔明に称えられる理由があったなどとは思っていませんが、称えたのはリアルタイム時代の民であり名士などではない、そこを捏造しているのが心の底から許せない。これは諸葛亮を語り継いだ当時の民に対する凌辱です。私利私欲なく語り継いでくれた民を凌辱することが、耐え難いです。
【こちらが本当に本物の史実です】
「諸葛亮自身がみずから自分の貶めを語る」という体裁で歴史凌辱とは……。
どこまでもおぞましい犯罪をする。共産主義者は本当に悪魔、人類の敵。
(この状況を眺めて、いったい私が何故に一人称を遠慮せねばならないのか自分で謎になった)
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