「劉備と諸葛亮はリアルタイムで超絶人気だった」Grokの正確な要約に驚いた話
- 2025.06.01
- 古代中国史
- 三国志(初心者向け解説), 三国志(趣味雑談), 三国志ジャンルの犯罪, 劉備, 文化大革命, 歴史捏造, 諸葛亮(孔明)

短めのメモです。
さっきXへ入ったついでにふと思い立って筆者固定ポストのGrokをクリックしたところ、かなり正確な要旨で驚きました。
私がダラダラ長文で書いているよりよほど分かりやすいので笑、引用しておきます。
@shoku1800 による X 投稿
は、蜀漢の劉備、関羽、張飛、諸葛亮が三国時代(約1800年前)に絶大な人気を誇っていたと主張し、彼らの名声は後世の儒教による作り話だという現代の修正主義者の主張に反論しています。この人気は、『三国志』などの史料によって証明されており、荊州で曹操の軍勢から撤退した劉備に10万人の民衆が従ったと記されており、当時の人々の真の支持を反映しています。この投稿はアニメ『パリピ孔明!』に言及しており、この史実を描いた第10話では、戦略的撤退よりも民衆への献身が強調されています。これは、『三国志』に記された劉備の「大事を成すには、民を礎とせ」という姿勢と一致しています。この描写は、中国共産党が劉備を権威主義的支配への脅威として貶めようとしたとされる動きなど、現代の政治的思惑と結び付けられることが多い蜀の歴史的重要性を軽視する言説に異議を唱えるものである。
著者は、諸葛亮が生前は無名であったと主張する渡辺義弘のような学者を批判し、彼が神格化されていたことを示す証拠を挙げている。西暦234年に諸葛亮が死去してから100年も経たないうちに、祭りでは「孔明人形」が練り歩かれ、民間人は彼を称える寺院の建立を要請したが、蜀の朝廷は前例がないとしてこれを却下した。史料から得られたこれらの詳細は、諸葛亮への崇拝が急速かつ自然発生的に高まったことを示唆しており、捏造された人気という主張とは矛盾している。
はい。その通りです。ありがとうございます。
太字「修正主義者」と入れてくれたのが正確で良い。
>この描写は、中国共産党が劉備を権威主義的支配への脅威として貶めようとしたとされる動きなど、現代の政治的思惑と結び付けられることが多い蜀の歴史的重要性を軽視する言説に異議を唱えるものである。
素晴らしいですね。
「歴史的重要性を軽視する言説に異議」など、私はここまで学術的に表現した覚えがないのですが世間の意見から引用してきているのでしょうか?
ちなみにGrokそのもので日本語翻訳するとおかしくなるので上の文はGoogle翻訳してみました。Google翻訳も向上していて驚きましたね。前は中国史人物名など全く表現できなかったのに。
“蜀漢”とか表現できるようになったんですねえ。感心感心。
これ筆者の投稿から直接起こしたのではなくGrokの英文→Google翻訳なのですから、Googleがこれら中華用語を正確な漢字で再現できるまで成長したということ。Grokにはまだできない。
参考:Grokの日本語訳
Xの投稿@shoku1800
舒淇漢国家の劉北、関優、張飛、諸葛亮は三王国時代(約1800年前)に絶大な人気を博し、彼らの名声は後の儒教の捏造であったという現代の修正主義的議論に対抗した。この人気は、真の現代の支持を反映して、静州の曹操の軍隊からの撤退中に10万人の民間人が劉北に従った「三国王国の記録」(Sanguozhi)などの歴史的記録によって証明されています。
舒淇漢国家の劉北、関優?? なにそれ笑
三王国時代? …まあ直訳で英語圏の人に説明するならそうなるか。
漢字圏言語への翻訳は長らくこんなものだったのですがGoogleは急に進化しました。ある意味でこれはGoogleにとって「中国が大切なお客様」になったという証なので喜んでいいのか疑問ですが。
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