保守を騙して操る“プロ似非保守”を見抜くワード【イラン/中東編】

〔筆者の別館、現代政治ブログより転載。4/14筆〕

アメリカとイスラエルによるイラン軍事作戦は、アメリカにとっての目標――核施設破壊・イラン独裁政権の弱体化――を達成し終結へ向かっている。

今のところまだイランが核開発放棄の条件を呑んでいないため和平合意には至っておらず、今後も軍事作戦が再開される可能性はある。
トランプ米大統領は「アメリカがホルムズ海峡を封鎖してやる」、「イランに通行料を払った船は追跡する」などとアクロバットな方針を出して物議を醸しているが、これは抜け駆けしようとする中国などの密輸船を抑え込む目的。筋は通っている。
逆封鎖の是非はともかく、イランの横暴が排除されるまでアメリカが海峡を管理するなら同盟国としてはありがたい。

しかし大手メディアは相変わらず事実反転の報道をしている。
たとえばNHKはまたイラン側の民間人だけが爆撃されているかのようなファンタジー映像ばかり垂れ流し、
「極悪非道なアメリカは大敗北した! 善良なイランの大勝利!」
「イラン様がホルムズ海峡封鎖して日本人餓死するぅー」
などと正反対の嘘を叫んでいるらしい。アタオカにも程がある。

NHKの狂気報道を解説する中東専門家・飯山陽さん:

(ここのところ飯山さんは「イランはカルトで国民が団結している! アメリカ負けるかもヤバい!」などとテレビに影響されたかのような発言をして調子が悪かったのだが、今回はまとも)

動画の内容:

・イラン目線でイラン側の民間被害(おそらく捏造)ばかり報道するNHK。
・客観的に見てアメリカとイランの損害は比較にならないのに「イラン勝利」と180度反転の洗脳プロパガンダをするNHK、頭おかし過ぎ。「スライムトロ国家(イスラムテロ国家)マンセーなNHK」
・アメリカのメディアも錯乱状態で「イラン勝利した!」と悪魔崇拝の反転報道
・現実ではホルムズ海峡(オマーン寄り)をアメリカ海軍通過、機雷が無いことを確認。イランとの交渉中に海峡開通のお掃除が始まっていた
・日本は自国のために海峡お掃除の自衛隊を出すべきだったが出さなかった。アメリカ任せでトランプお怒り
・「ホルムズ海峡逆封鎖」は以前から議論されてきた戦略

このように大手メディアは通常運転で左翼のカルト教義に従い、世界を逆さまに報道している。
ただオールドメディアの酷さに気付いている人たちはテレビを見ないし信じないから、逆さまプロパガンダの害は限定的だと思われる。

問題は、一般人の振りをしている工作員インフルエンサーが盛大にばらまいている嘘八百「ユダヤヘイト陰謀論」のほうだ。

特に保守だと自称しているインフルエンサーのなかに“プロ似非保守工作員”が多くいて、保守たちの思想をコントロールしようとしている。

プロ似非保守工作員とは】筆者別館より

ビジネス保守だのデュープスだのといった「保守の心得が足らん」だけの曖昧な人ではなく、密かに左翼思想を持ちながら正体を隠し、保守を名乗り保守グループに潜り込んで工作している者のことです。
たいてい左翼団体から資金を得て本業として活動している(と推測できる)ため、“プロ似非保守工作員”と呼ぶことができます。

この工作員たちは統一された指令書=台本を持って保守界隈に放たれているらしい。
ジャンルごとに同じ行動目的を共有し、同じ台本で指示された台詞を吐く。このため奇妙に言動が一致する。

今回のイラン紛争で中東担当の“プロ似非保守”たちが発するシグナルは最高度に分かりやすい。
彼らにとっての同志国イランは事実上壊滅し、宗主国である中国も追い詰められ、自分たちの命運も尽きそうだと感じ焦っているのだろうか?
これまで赤い尻尾を出さないよう慎重に振る舞ってきた工作員たちも、同じ台本を使っていることを隠しもせずに恥ずかしい嘘を合唱している。

これはプロ似非保守工作員をあぶり出す絶好のチャンスではないか? と思う。

良い機会なので、イラン~中東を担当する工作員シグナルの具体的な例を挙げていく。

 

口癖は「我々保守は…」 愛国心を過剰にアピール

先に全ての“プロ似非保守”に共通する目印、言動から紹介。

“プロ似非保守”たちは骨の髄まで赤く染まった左翼だが、保守層への浸透工作のために「保守っぽく」振る舞うよう努めている。
演技が行き過ぎて過剰に右翼らしいワードを口にする者も多い。

 

たいてい、

・我々保守は…
・我々大和民族は…

が口癖。
一般の保守は頻繁にこんな言葉を口にしない。
保守ではないからこそ「保守」と自称したがり、仲間ではないからこそ「我々」と言いたがる。
スパイであることがばれたらどうしようとの恐れがあるから無意識にアピールしてしまうのだろう。

他に、

・愛国
・英霊
・皇統
・皇紀

などの極右ふうなワードをやたらと使いたがる。
あるいは皇室の歴史や皇統の意義について語るインフルエンサーであったりする。
実際に「皇室専門家」を自称し、皇室典範の法改正に関する世論形成に影響を持つ者もいるため問題である。

プロ似非保守は共産主義の批判さえも口にする

当ブログでは何度か
「左翼は共産主義やマルクス主義について語りたがらない」
と書いたことがある。

左翼は近代史の犯罪のほとんどを担ってきた。
大規模な戦争、民衆虐殺、恐怖政治、テロリズム、生物兵器、薬物売買、人身売買、……等々。
彼らはそんな後ろ暗い自分たちの本性へ光が当てられ、当然の報いとして社会から駆除されることを恐れているのだ。

このため左翼の語る歴史からは左翼の存在がきれいに消えている
そこを別の名で穴埋めする。たとえば「ソヴィエト」は「ロシア帝国」へ言い換え、「中国共産党」も「中華思想帝国」へと言い換える。
それでも埋まらない穴は「アメリカ」や「ユダヤ」「自民党」等へ転換する。こうして自分たちが犯してきた罪の濡れ衣を、憎き相手に着せている。

再三の引用:左翼の脳内歴史

ところが“プロ似非保守”たちは共産主義や社会主義を語ることを恐れない。
歴史の物語のなかへこれらの左翼集団を当然のように登場させるし、ソヴィエトや中共の批判もし、日本左翼の悪口さえ言葉にする。
おそらく所属の団体から左翼の悪口を言うことも許されているのだろう。

あるいは新左翼として旧来の共産党を敵視するため、心から本気で罵倒できるのかもしれない。傍から見れば完全に同じ穴の醜いムジナであるが。

いずれにしてもプロたちは左翼の歴史に堂々と触れ、批判することも恐れない無感覚を身に着けている。

このため“プロ似非”に関しては
「共産主義の批判をしたから共産主義者ではない」
の踏み絵が通用しない。

ただそれでも工作の任務を果たす場面では左翼の論理で語り始めるので、その瞬間に見抜く方法がある。

また彼らは同志からの攻撃を避けるため、「仲間だよ」と秘密の暗号を送っていることがある。暗号を覚えておいて見逃さないこと。

たとえば日本~中国・中華圏の担当者が使う暗号はこちら。
→曹操ファンは反日!? 中華ジャンル、好みと主張で正体を見抜く

どのジャンルでも日本人の無知を利用して暗号を送り合っている。
暗号に気付かず嘘を鵜呑みにして喜んでいる、愚かなカモたちにも罪がある。

 

中東担当の“プロ似非保守”たちの共通項

今回の本題。
2026年現在、大活躍している中東の“プロ似非保守”たちに共通する発言は以下のようなもの。

・イスラムの人たちは穏やかな善人ばかりだ。テロリストなんか存在しない
・イランは善良な宗教国家。指導者と民が和合して幸せに暮らしていた。恐怖の監視社会、女性拷問処刑、デモした国民4万人虐殺の事実なんか無かった。デマデマ! CIAとモサドの工作だぁー
・イランは歴史的に親日だから仲良くすべき
・イスラエルは悪
・アメリカは極悪
・トランプはネタニヤフとシオニストに操られている
・ネタニヤフはハマスへ賄賂を贈っている
・トランプのイラン攻撃に大義は一切ない、許しがたい破壊行為でしかない
・トランプは聖書の予言を実現するためにイラン攻撃した
・アメリカはイランとの戦争でボロ負けする
・第三次世界大戦になる
・日本は日米同盟をやめるべき、イスラエルとも手を切るべき
・高市政権が良くない。日本人は高市首相をやめさせるべき
・オールドメディアはアメリカを称賛してイランを貶めている(現実は反対)。メディアは嘘つきだから信じないように

発言から漏れ出ている政治的ポジションはこれ。

・反米
・反イスラエル
・反ユダヤ
・反保守政権
・親イスラム過激国家※
・親全体主義、反民主主義傾向

※左翼の親イスラム志向について:イスラム過激派は左翼勢力(共産主義者、社会主義者)の手足となる活動部隊、アメリカ民主主義勢力を倒す兵器として養成されきた。このため左翼は必ず親イスラム過激派。なおかつ反米、反イスラエル。日本人左翼がイスラム過激派とともにテロを実行したこともある。→日本赤軍が起こした世界初の無差別テロ、テルアビブ空港乱射事件

(イラン体制とマルクス主義との構造の一致に気付いている人も多い。イランの恐怖政治体制はマルクス主義者が設計したのだから当然だろう)
【秀逸なnote記事】イラン神権政治の本質は「共産主義」である:統治アルゴリズムと対話不可能性に関する考察
イラン革命の「正体」 : 宗教という服を着た政治の物語

【当ブログ内の関連記事】ユダヤ(またはシオニスト)陰謀論は戦前と同じ共産主義者の認知戦。アメリカから日本を引き離し共産化する計画で、太平洋戦争ではこの策謀にはまり日本は敗戦へ導かれた:

真の歴史に学べ! 「太平洋戦争は陰謀論が導いた」東亜戦で暗躍した共産スパイの謀略

 

彼らが現在このような活動をしている目的は、トランプ大統領へ日本から批判の声を浴びせイランへの攻撃をやめさせること。
さらに彼らの悲願、日米同盟の破棄。アメリカと日本の離間の計

最終的な願望はもちろん日本という国家が滅亡し、彼らが独裁者として君臨する日本人民共和国を実現することである。そのために目の前の敵・自民党保守政権(今は高市首相)を誹謗中傷し引きずり降ろさなければならないと思っている。

保守の演技を長年続けてきたのに彼らは、ここへ来て俄かに正体を現し始めた。
台本を隠す余裕もないようだ。「必死だな」との印象しかない。

具体的な人物の列挙について

本来ここで実在人物の名を挙げたほうが分かりやすいと思うのだが。

確信がない限り断定で「工作員」とレッテル貼りしてリスト化するのは問題がある。察して欲しい。

レッテル貼りをするのではなく、単に「プロか素人か?」の考察ならできるかもしれない。あくまでも彼らの動画を視聴している個人の感想として。

可能なら後日その考察をここ(別館)にアップする。