【質問回答】社民党の背景 「社会民主主義」とは何か?

【質問回答】社民党の背景 「社会民主主義」とは何か?

いくつかご質問が届いているので回答していきます。

まずは社民党こと社会民主党についてのご質問から。

筆者は政治学の専門家ではないため、一般の成人として知っている常識を回答します。

主観も込みで回答しますことご了解を。私は比較的に客観的なほうと言われますが主観も皆無ではありません。“主観”と呼ばれる個人の分析が入る点が、人間の回答とChatGPT(等AI)との最大の違いだと思います。

〔20時48分 修正〕

 

ご質問:社民党の背景は? 社会民主主義って何?

質問なのですが、社民党ってコミンテルンみたいな共産主義の裏組織と関係があったりしますか?また社民党が掲げている社会民主主義とはなんでしょうか?

はい。複雑な話ですよね。
社会民主主義者と共産主義者は、目指すこともやっていることもほとんど同じなのですが本人たちは「違う」と言っています。

 

そもそも用語から分かりづらい。

“社会民主主義”――これは自己矛盾の用語と言えます。

 

「民主主義」と名乗っていることから分かる通り、彼らは建前上は共産主義よりも穏健なつもりで全体主義に批判的です。
反共の建前で自由主義者を名乗ります。
アメリカやヨーロッパでの“リベラル”を名乗る人たちは社会民主主義者(または民主社会主義者)です。

 

現に中国の全体主義などに抗い批判しているのもこの人たちなので、完全なる「悪」と見て排除するのも難しいですね。しかし後述するように法と人道に背いてきた反社集団ですから、この団体に共鳴して近付くことはお奨めしません。

 

不可解な用語を分析するために

先に用語から読み解いていきます。

「社会民主主義」はどう考えても矛盾していて理解不可能なので、言葉を分解し、まずは「社会主義」について考えてみましょう。

 

現代の定義とその言葉が生まれた当時の意味はかなり違っています。

本義を知るためには歴史を少し遡る必要があります。

社会主義とは何か

既にご存知かもしれませんが、もともと「社会主義」は経済論ではなくもっと広い概念でした。

欧州でフランス革命後に花開いたヒューマニズム(人文主義、人間主体運動)※に端を発して、「平等な社会を実現するための方策」を探る思想の全系統を指します。

 

社会主義のなかには無政府主義など様々な系統があり、共産主義はそのなかの一つに過ぎません。

概ね

・無神論

・全体主義(人類を一つの生命体と考える)

・平等主義(結果の実現)

・独裁統制志向(平等社会を実現するためには人民コントロールが必要。このため独裁が不可欠)

という考え方を基礎としていますが、明確な定義を述べるのは難しいようです。

 

全ての社会主義に共通する思想はヒューマニズムを踏まえた「無神論」と「反政府・反伝統」でしょう。

マルクスも始めは無神論(=悪魔崇拝)の社会主義者で共産主義のことは嫌っていたらしい。彼が共産主義者を名乗り始めたのはエンゲルス等の書籍を読み、経済論に感化された頃からです。

※ヒューマニズムを人道主義と訳すのは誤り

日本などの東アジアでヒューマニズムは「人道主義」と訳されていますが、これは誤解のもとです。ヒューマニズムは決して人の道(慈悲心、道徳)を説く思想ではないからです。

近代欧州の思想哲学はキリスト教を前提としているために、全て「神 VS 人」の闘い構図が基本となります。ですから欧州思想で「レボリューション」とはアンチ・キリストの闘いを意味し、「ヒューマニズム」とは神の座を奪って人間が主となるという意味になります。

東洋の「人道」は神々から受け取った道徳を人の世界で実践し、他人のために“私(利己心)”を滅し、人を慈しみ尽くすという意味。

ですから、神を殺し道徳を憎悪する欧州のヒューマニズムと人道は正反対の意味なります。もちろん実践後の結果も正反対です。

多くの社会主義者たちは共産主義者と自分たちとを区別していました。

しかしマルクスが「社会主義は共産主義へ到達するための過程に過ぎない」と述べて以降、共産主義に共鳴する社会主義者が多くなり、あちこちで共闘がなされ区別がつかなくなっていったようです。

やがてソヴィエトが「社会主義国」を名乗ったことによって、世間の認識としては共産主義と社会主義が同義となりました。

 

「社会民主主義」に逃げる

ところがマルクス主義者たちの蛮行が知れ渡ることによって、社会主義者たちは自分たちの立場も危うくなると感じたようです。

それで共産主義者と自分たちの区別を再び始め、「あの鬼畜たちと自分たちは違う」と言い出した。※

 

※ここは私の主観的な表現。本人たちによる公式発表とは違いますのでご注意を。

時系列で言えばソヴィエト成立前のドイツで既に社会民主主義は提唱され(マルクスやレーニンも初期は自称・社会民主主義者)、「修正主義」と呼ばれて共産主義者たちから攻撃を受けました。

共産主義の蛮行が知れ渡ってからは、社会民主主義者たちは共産主義との違いを強調するようになりましたが、外から見れば嘘つきの犯罪集団という点で同じ穴のムジナです。

 

つまり共産主義と形式上で縁を切るために強調された看板が「社会民主主義」だと考えれば分かりやすいでしょう。

要するに、共産主義と社会主義のイメージが悪くなってしまったために無理やり「民主」をくっ付けてその言葉に隠れ、改心することなく生き延びようとしたわけです。

殺人を犯したカルト宗教団体が生き延びて、新たな信者を獲得するために行う名称変更と似ています。

 

なお、冒頭で触れた通り「社会民主主義」はその用語だけで既に自家撞着(自己矛盾)していますね。

まず社会主義が目指すのは「結果の平等」が実現された社会。しかし結果を平等とするためには富める人から強制的に富を奪い、能力に優れた者からはその能力を奪うため殺人もしなければなりません。

そのような彼らにとってのユートピア(一般用語ではディストピア)を実現するためには、必ず個人の権利を無とし恐怖を用いて独裁統制する必要があります。

それなのに「自由・民主・個人の権利」を掲げる――これは完全に不可能なことを言っている。矛盾であり、撞着しているでしょう。

 

どうやら社会民主主義者の使う「民主」とは我々が認識する言葉の意味とは違って、自分たちだけを「民」として定義したものであるらしい。

再掲:

この右側の思考によって、「自由・個人の権利」を口にしながら独裁統制を目指しているわけです。

 

普通の人間ならばここまで非合理な主義を掲げれば精神を病み死んでしまうでしょう。

しかし常日ごろから正反対のことを口にするよう訓練を積んでいるカルト思想家は、矛盾思考でも生命を維持することが可能のようです。良心を感じないように脳から改変されたソシオパスだと考えられます。

 

社民党の背景にある組織とは?

次に、ご質問の前半

「社民党ってコミンテルンみたいな共産主義の裏組織と関係があったりしますか?」

について。

 

まずコミンテルンですが、ソヴィエトが存在した時代の共産主義インターナショナル(~第三インターナショナル)はすでに存在しないとされています。本当に存在しないのかどうかは不明ですが。

社民党が登録しているのは「社会主義インターナショナル」です。

Wikipedia アーカイブ

これは公然の組織であり、“秘密結社”のような闇組織ではありません。ただしやっていることは秘密結社のイメージをも上回る犯罪ばかりですが。公然とやったほうが一般人には分かりづらいのかも?

冒頭にご説明した通り、社会主義は人類の伝統・既存社会に敵対する思想。ですから行動が「反社」となるのは当然であり、彼らの主義に立てば「反社こそが正当」なのです。

 

ちなみに社会主義インターナショナルも、反共で自由主義という建前を掲げています。

これには失笑するしかありません。
当然ながら、この建前も矛盾だらけで現在では崩壊状態です。

反共だったはずが共産党も受け入れていますし、自己矛盾によってぐちゃぐちゃですよ。

だから社会主義インターナショナルは共産主義インターナショナルと同じく、反社・反人類の組織と呼んでも間違いではないでしょう。(これは実態を眺めての主観的な感想です)

 

社民党と最も関係が深いのは北朝鮮

日本の社民党は朝鮮総連との繋がりが深いようです。つまり北朝鮮系ということです。
社会党時代から北朝鮮政府の指示を受けていたり、日本人から吸い上げた資金を北朝鮮へ流しているとも噂されています。当然のことながら党員には在日朝鮮の帰化人が多いと想像できます。

この点、日本人共産主義者による「日本共産党」とは少し毛色が異なります。と言ってもたいてい共闘していますし、行いは同じなので五十歩百歩ですが。

【外部リンク】

ゆっくり解説 ヤバい組織が大集合!Colabo・北朝鮮・韓国・希望のたね・慰安婦・朝鮮総連・社民党・関西生コン・辻元清美が全て繋がった模様

より画像引用:

 

上の図は左翼団体による公金詐取(公金チューチュー)問題が浮上した際、ネットの人たちが調査した結果を表した図式です。

他にも北朝鮮と社民党の深い関係を表す証拠はたくさんあります。

筆者はこのネットの方々ほど詳細を知りませんので、ご興味あれば検索して探ってみてください。

 

付録:社民党と繋がりのある“組織”が推測できる資料

たとえばこんな話もあります。
https://twitter.com/k68960189/status/1672930076235804673 より


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