平野雨龍「帰化人」疑惑の件、続き。重要なのは思想×アイデンティティ

ここのところネットの政治界隈の話題は「平野雨龍の帰化人疑惑」一色になっているようです。

何が起きたのかと言うとあの“Colabo公金チューチュー問題”に切り込んで有名となり、都知事選にも出馬したインフルエンサー・暇空茜氏が動画で雨龍さんの疑惑を取り上げたから。

 

ついに暇空氏の目に留まったかあ、これで嘘が知れ渡ることになるな。良かった良かったと感慨深くネットの騒ぎを眺めていたのですが。

一昨日かな? 暇空氏の動画を観に行き、この件を彼が最初に取り上げた動画で当ブログ記事が引用されていたことを知りました。

 

引用されたのはこの記事ですね:

平野雨龍の正体はネオコン、ルーツは香港系華人(帰化二世)。マルクス民族主義の危険性

 

「陰謀論ブログ」扱いされ笑った件

最近は暇空氏の動向を追っていなかったため引用されたことに全く気付きませんでした……。驚いた。

 

暇空氏に「怪しい陰謀論ブログ」「電波っぽい」と言われているのには笑いましたね。確かに当方では傍若無人の電波っぽさを出すよう日頃から心掛けていますので笑、電波系は否定しません。

ただ陰謀論者扱いは違うなあ。「陰謀論」は左翼が使うレッテル用語(自分たちの犯罪を消滅させるために唱える呪文)なので気軽に口にすべきではないと思う。

 

ちなみに当方はDS陰謀論にもロスチャ陰謀論にも否定的です。

ここに書いているのは根拠があって裏の取れている工作活動だけ。

上の記事で言えば“香港デモはNEDの工作”との話、陰謀論ではなくて現在はわりと周知の話です。

 

たとえばこのようなポストは検索で簡単に見つかります。

 

遠藤誉さんは2014年の雨傘革命からこの件を指摘していました。(まあチャンネル桜なども信頼性に疑問符が付きますが、遠藤さんの指摘は的確でしたね)

 

ついでに言っておくと当ブログのメインテーマである

『キングダム』や『蒼天航路』は日本のマンガを使って行われている中国共産党の文化破壊プロパガンダ

という批判も出版社勤務の当事者の話や史実で裏付けたもの。

 

これは文化破壊の始まりの記録:

『曹操論集』とは何か? “新解釈”と言い換えた歴史改ざん・文革ポリコレ

 

マンガ出版社で行われていること。

日本コミックが中共の道具に…。出版社が新人へ思想教育していた驚きの事実

 

いつも文化破壊に憤っている暇空サンがこの件にアンテナが働かないのは不思議です。

まあ『キングダム』『蒼天航路』大好きらしいから向こうのお味方でも仕方ないですが、BL化よりも酷い犯罪の歴史破壊・文化破壊に何故憤りを覚えない? 何より日本の大事なマンガという文化が中共の侵略正当化プロパガンダに使われていることに憤りを覚えないものでしょうか。

 

(私は以前リハックにて暇空氏が『キングダム』と『蒼天航路』を崇めたことで腹を立てていましたが、今回の動画内で彼が秦の史実を語っていたため溜飲を下げました。とりあえず史実を知っていると判明したので良し。それにしても動画内で彼が『項羽と劉邦』をネタバレと呼んでいたのには苦笑しましたね。あんな有名な話が“ネタバレ”と呼ばれる、つまり誰も知らない隠された結末となるほど今の日本人は無知なのだと知って唖然)

 

暇空氏の動画「雨龍は帰化人」と主張する根拠について感想

本日ようやく仕事が休みで、暇空氏の「平野雨龍」疑惑に関する動画を見ることができました。

かなり長時間の動画だったため全ては視聴できなかったのですが、戸籍のおかしさや漢字のおかしさ、日本語イントネーションが片言の謎、“背のり”疑惑など興味深く見ました。

 

証拠の細かさはさすがです。

不謹慎かもしれないが久しぶりの暇空動画はミステリー小説のようで面白かったですね。自分の推測を裏付けてくれる証拠の数々には背筋が寒くなります。

 

では一つずつ所感を述べていきます。

漢字表記のおかしさ、イントネーションのカタコト感

漢字「母」や「続」などが中国の漢字で変換されているのは、スタッフ一同が中国人であることを表していますね。

印刷文書の漢字がおかしいのはスタッフのパソコン等にインストールしている言語が日本語ではなく中国語で、変更もせずにそのまま入力しているせいだと思われます。

うっかり変更し忘れたのではなくて、彼らはおそらく日本語の漢字表記が中国と微妙に異なることすら知らないのでしょう。誰も気付かなかったのだとするとスタッフ一同が日本語ネイティブではないと推測できます。

神棚に榊がないのもスイカなど妙な物をお供えしているのも、「日本の保守風」演出を中国人が適当にやったことの現れ。このお飾りさえ置いておけば保守票を得られると思っていること自体、日本人を馬鹿にしていて腹が立ちます。

 

いっぽうで平野雨龍さん本人の最近の演説を聞いていますと日本語のイントネーションは自然です。

河合ゆうすけ氏などとのコラボ動画で談笑している時は日本語ネイティブ。しかも元ギャルっぽい話し方をしている。

確かに自己紹介など始めのほうの動画では「エビ型(AB型)」など日本人らしくないイントネーションが多く、カタコト感があるのは否めません。

ただ中国育ちの帰化人ならばほんの数か月でネイティブなみのイントネーションを学習するのは無理。寝ずに特訓したとしても、この短期間で中国語ネイティブの人が訛りを完全に抜くのは不可能だと思います。

 

(何年も日本にいる石平氏、徐浩予氏、孫向文氏などのカタコト感と比較してみて。香港人で日本語ペラペラなほうである周庭さんも基本の発声が違う。それだけ中国人が日本語を話すのは難しいらしい。逆も言えますが)

 

おそらく中国語もネイティブなみに話せる雨龍さんが何年か香港に滞在して中国語しか話さなかったために、帰国した当初は日本語のイントネーションを忘れて少し片言になってしまったのではないかと思われます。しかし日本語ネイティブなので数か月で元に戻ったと。

たとえば関西の方が東京で過ごし故郷に戻ると「イントネーション変。東京に魂売った」と言われるそうですが、あの現象ではないかと想像します。

ただ少なくとも雨龍さんは日本語のイントネーションを忘れるほどに長い間、中国人の仲間たちとばかり深く交流していたことが分かる現象ですね。それで日本人のアイデンティティを保ち続けることは可能だったのでしょうか?

 

戸籍で雨龍さんが「代々日本人」とは証明できていない

私も公開されている“荻野鈴子”さん(平野雨龍さんの本名)の戸籍を見てみましたが、不自然なところはありませんでした。

〔追記〕独身なのにわざわざ分籍しているのは不可解ではあります。日本人であれば分籍など発想もしないこと。また出生年月日が以前に公開していた誕生日=1993年8月26日から1994年1月31日へ変わっていることも不自然ではあります。前回の記事では私も星座が異なることが気になって「誕生日も嘘をついている。おかしい」と書いたのですが、これはもしかしたら彼女がタレントをしていたせいかもしれない。(グループで年齢を揃えるために誕生日を偽らされるタレントは多い)

 

“荻野鈴子”さん本人に限れば、出生から確かに「日本国籍を有する日本人である」と言って良いでしょう。

だから両親や祖父母はともかく彼女自身が「私は日本人だ」と名乗ることは嘘ではないのですね。

でも三代前から日本人だとの自己申告が事実かどうかは証明できていません。

 

特にワードかエクセルで書かれた家系図では母方の系図に明白な不自然さがあります。

母方の祖父母の本籍地住所がおかしい。当時は存在していない住所だ」という暇空氏の指摘は鋭くて唸りました。さすがの観察眼です。

 

【参照】平野雨龍さんのブログで公開されている荻野家家系図 PDF より。白木町は祖父出生の当時存在していない

 

では仮に雨龍さんが帰化二世または三世だとして、この公開情報と整合性の取れる経緯はどのようなものが考えられるでしょうか?

 

1.母が中国人で日本人の養子となって帰化した

2.父が …同上

3.祖父が満州生まれの中国人で、戦後に日本人の戸籍に入った

 

この戸籍を観察して私は3が最も可能性が高いかなと推測します。満州生まれの経歴が注目ポイントです。

当時の満州には日本人が大勢住んでいたため祖父が日本人であっても不自然ではありません。しかし彼の本籍地が当時存在しなかった住所で表記されているのは気になります。

なお今のところは親族の戸籍は公開されておらず上画像は雨龍さんのスタッフが作成した家系図引用です。

祖父の戸籍が日本になかった(つまり中国を本拠とする中国人だった)ため架空の住所で繕ったのでしょうか?

 

満州が絡んでくるあたりどうも深田萌絵さんが語る“背のり”の手口も想起させます。

戦後の満州では本土へ帰れなかった日本人が残留しそのまま死亡するケースが数多くありました。そんな日本人の戸籍に入り込む手口が「死後婚姻」。現地で日本人が亡くなると全く無関係な中国人が勝手に配偶者となる。そして配偶者となった者やその子孫が始めから日本人だったかのように装い、日本へ来て様々な工作活動をするという。

あくまでも深田萌絵さんが体験したと主張する背のりスパイ事件に基づく話であり、世の中では陰謀論レッテルが貼られています。

しかし人身売買や臓器売買さえ当たり前に行われている中国のこと、日本国籍をターゲットとした背のりが行われているとしても不思議ではないでしょう。

 

雨龍さんの祖父の場合は、昭和16年生まれで終戦時点で4歳。と言うことは「死後婚姻」とは関係ないと思われます。

満州で日本人の加藤氏に引き取られ養子に入ったのか? これは憶測ですが今公開されている戸籍ではそのような想像を妨げることはできません。

 

なお前回の記事で私は「雨龍さんは“両親が香港人”と言っていた」と書きました。しかしあの引用箇所は記憶に頼って書いたものであり実際は「親が」とだけ言っていたかもしれません。「両親が」と言っていたのだとすると雨龍さん自身が両親・祖父母の出身をはっきり分かっていなかった可能性もあります。

 

銀行口座が“平野鈴子”名義だった

暇空氏が発見した2019年の資料で雨龍さんは香港デモ活動の支援金を募っていました。

その振り込み名義が荻野鈴子ではなく平野鈴子だった。銀行口座はマネーロンダリング規制法によって本名でなければ持つことができないから、暇空氏は

「2019年時点の本名は平野鈴子やんけー! 活動名義だと言っていたのに本名だった。“平野”姓は刀剣乱舞から取ったという話は嘘じゃん」

と主張。

 

確かにおかしいですね……。

この情報だけでは2019年時点で平野氏と結婚していたのかもしれないと考える余地がありましたが、公開された雨龍さんの戸籍に婚姻歴は無かったため否定されました。

 

日本において本名以外で銀行口座が持てるケースは現在、

1.結婚前の氏を通称として使用している場合

2.外国人または帰化人で通名を使用している場合

しかありません。

 

ただ昔はマネロン規制法も無かったので屋号のみで銀行口座を持つことは可能でした。

2001年と古い話になりますが、実際に私の親族が みずほ銀行 で屋号のみの銀行口座を作っています。

しかし雨龍さんは若いので彼女が成人して銀行口座を持とうとした時点で、屋号のみ口座はNGだった可能性大。みずほ銀行がいつから屋号のみを禁じたのか未確認ですが、大手だからマネロン対応は早かったのでは? だとすれば活動名で銀行口座を持つことは不可能です。

 

結婚後の氏ではない、屋号でもない。

とすると残る可能性としては「2.外国人または帰化人で通名を使用している場合」しかないでしょう。

雨龍さんこと鈴子さんは出生時点で日本国籍を持っていましたが、もしかしたら当時は親がまだ二重国籍で(手続き義務に違反して未選択の場合その可能性もある。長年二重国籍だった蓮舫氏のケースを参照)、鈴子さんも自動的に二重国籍となっていた可能性はありますね。

この場合、鈴子さんは外国人として通名を使用することができたのではないでしょうか。

雨龍さんが日本戸籍上の本名“荻野鈴子”の他に“平野鈴子”の通名を名乗っていた可能性は十分にあると思います。

 

ちなみに通名は住民票だけに記載されるもので、戸籍には反映されません。

【参考リンク】外国人必見! 通称名の登録から削除まで

 

余談ながらこの通名がいくつも使用可能という制度は明らかに外国人・帰化人優遇政策ですよねえ。

日本人は一つの氏名しか使えないのに(結婚前の氏を名乗りたい人などの例外を除く)、外国人は名前をいくつも持てるという。外国人のみ簡単に犯罪ができる国、外国人犯罪大国。外国人犯罪フリーダム! それが日本。

おかしいでしょう。

自民党議員・高市早苗さんが「夫婦別姓の議論を抑え込むため」という理由で通称名使用の範囲を拡大したことが悔やまれます。特に不動産登記を通称名で可としたのは非常にまずい。中国人からのリクエストを受けて緩和したのか? と疑いたくなってしまうほど重大な安全保障の穴となり得ます。

 

過去の荻野鈴子とは別人? 友人戸籍に背のり? ちょ・・待てよ(笑)

暇空氏の主張でこれだけどうなのと思った点を指摘しておきます。

最強にヤバい妄想なのではないかと感じる主張なのですが、意外とこれが最も世間で受けていて信じられているようです。

 

暇空氏は、平野雨龍さんが大学生時代に“荻野鈴子”名義でタレント活動していた時の動画を掘り出し「別人だ!」と主張。

そして

「(ギャル時代の写真で)隣に写っている友人の女の子が“荻野鈴子”だ! ということは平野雨龍は友人の名を使っている!? 同じ“鈴子”で同じ学年の友人がいたから戸籍を乗っ取ったのでは」

「これは背のり疑惑あり。本当の荻野鈴子さんは生きているのか… もしかしたら消されたんじゃ…」

「いや友人は生きていながら雨龍に戸籍を提供しているかも?(共犯者かもしれない)」

等々とミステリー小説なみの推理を展開しました。

 

該当動画:
平野雨龍さんの大学生時代動画発見!!あれ・・・これ!?

平野雨龍の背乗り疑惑!戸籍の疑問点!徹底検証!!

平野雨龍の背乗り疑惑!戸籍の疑問点!徹底検証!!その2!!!

 

おいおい妄想突っ走り過ぎ。と私は思いました。

暇空氏のこの主張こそ「電波」と言わずして何と言う。電波の中の電波、アルミ巻き最強クラスでしょう。

 

同じ名前で誕生日の近い友人が背のりしたい中国人の身近にいた、戸籍提供の協力者となってくれるなんてそんな都合のいい偶然あります??笑

確かに面白いミステリーですがご都合主義過ぎて三流感あります。

 

でもこの三流ミステリーが面白かったのか、結果として人目を惹き大バズりすることとなりました。

こういった「別人なりすまし」はガチ陰謀論者(DS等)が大好物で需要がありますから、例によって耳の位置が違うだの歯並びが何だのと検証が始まっています。

 

ただ……こうして並べて見る限りどう見ても“荻野鈴子”と“平野雨龍”は同じ顔なのですよ。

幼いか大人になっているか、前髪があるかないか、眼鏡をかけているかいないかの違いがあるだけで。

暇空氏の動画より画像引用

歯並び同じ。笑い方も同じ。目も鼻もほうれい線も同じ。

横顔の印象、顎の形も同じです。若い頃はふっくらしていますが大人になって少し痩せたかな。

何より過去の“荻野鈴子”さんを動画で見ると「ヤッダー」と手を振りながら笑う仕草が今の雨龍さんと全く一緒ですね。噴き出してしまうくらい印象が変わらない。ギャルそのまま三十代になった感じです。

引用元:同上

 

声は確かに過去と今では違う印象ですが、女子はいくらでも声を変えられるのを知らんのか暇空氏と言いたい。アスナなしの経験不足がここで響く。笑

若い頃の女性は声が高いのが自然ですね。そのうえ鈴子さんの学生時代はアイドルみたいなタレント活動をしていた。女性がアイドルしていれば声を細く高く出すのが当然ですし、かっこ良く見せたければ腹から声を出すことで凛とした印象を演出できます(これが今の平野雨龍さん。演説では明らかに腹式呼吸で声を太く演出している)。

タレントの経験がある人は演技や発声の訓練を受けているので、なおさら自分の印象を変える演出がうまいでしょう。

 

身長について。

「荻野鈴子の身長は平野雨龍と15センチも違う」と言いますが、そうでしょうか??

検証されている写真だけでは何とも言えません。タレント同士で写真を撮っているのだとすれば全員が160cm以上の高身長でも不自然ではない。

確かにスタイルは違うなあと感じますが、女子でも成人してから身長が伸びることはありますね。痩せればスラリとした印象になるし。

これは専門家が検証しなければ分からないこと。でも「別人」主張の根拠としてはあまりにも弱過ぎるなと思います。

そもそも前提として、上の写真・動画だけでも同一人物であることが一目瞭然です。

 

……と言うわけで。

これは暇空氏、やらかしていると思います。

痛過ぎるから早めに撤回し「ごめんなさい」したほうがいいと言えます。性格上無理かもしれないが。

 

せっかく「平野雨龍は怪しい!」という嗅覚は鋭く方向性も間違っていなかったのに、こんな妄想へ突っ走ったのでは肝心の真相が否定されてしまいますよ。

敵はこういった綻びを利用して全ての主張を否定しようとします。

綻びがなければ自作自演で荒唐無稽な陰謀論をばらまいてまで否定する技を使ってくる奴ら。ですから自ら綻びを作ってしまうのは悪手でした。

このままでは帰化人議員を追求すること自体が「陰謀論」レッテルで封じられてしまい、日本人全員のリスクとなります。

まずい事態ですね。結果として暇空氏が平野雨龍応援団となりかねません。工作員なの? と言われることになるでしょう。

 

余談。人間の思い込みを恐ろしく思った

この件で最も恐ろしく感じたのは暇空ファンの視聴者たちが完全に彼の主張を鵜呑みにしていたことでした。

上の明白に同一人物な動画を並べて見ても、洗脳によって別人に見えてしまうとは。人間の思い込みって恐ろしい……。

 

少し前から暇空氏の支持者たちは変質してきましたね。

彼を宗教教祖のように崇めて批判能力を失っている。

暇空氏も自分の主張に僅かでも批判的なアカウントを躊躇なくブロックするなどの独裁行動を見せている。親切に誤りを指摘してくれているだけであっても「批判は許さない」の態度。さらに謎のルールを設けてブロック。絡んだことがないアカウントまでブロックしている。

「ブロック太郎」の恐怖政治で有名な河野太郎なみだと思います。

(多くの支持者が不可解な理由で暇空氏からブロックを受けていると思います。私もその一人です)

 

良くない傾向です。批判能力を失ったら支持者ではなく単に宗教信者でしかないし、暇空氏も説得力を失いますよ。

その結果が今回の電波妄想への暴走でしょう。

暇空氏、嗅覚は良い特殊能力者だと思うのにもったいないです。

 

 

真に着目すべきは帰化歴よりも思想×アイデンティティ

最後に日本の保守全体への苦言を書いておきます。

 

現在、平野雨龍さんの疑惑で人々の関心は「帰化人かどうか」だけに終始している感があります。

しかし私が前の記事にも書いたように問題はそこではないと言えます。

(もちろん帰化歴も、祖国から干渉される可能性が高いという意味で重要なのですが)

 

選挙の候補者で着目すべきは思想×内心のアイデンティティ

要は、日本国民のために身を粉にして働けるかどうか。命懸けで日本国民を守れるかどうかということ。

 

この点において平野雨龍さんは完全に不合格だろうと私は考えます。

何故なら自分の出自を隠しているだけではなくアイデンティティがどこにあるか(香港か日本か?)で嘘をついていることは明白。

そして思想も全く日本の右派=保守ではなく、左派=マルクス共産主義者寄りであることが分かってきました。

 

「平野雨龍叩きは保守分断の工作」

などと言われていますが勘違いにも程があります。

もう一度冒頭で引用したポスト等を見返してみてください。香港デモ隊はほぼ全員が左派であり、日本共産党と関わりの深いシールズと仲良し。

雨龍さん自身も「石丸信二押し」「山尾しおり押し」等々、左翼の顔を時おり見せています。

 

もし雨龍さんが保守であるなら出自を隠すことなく始めの通り「帰化二世(三世)」として出馬していれば当選する可能性はあったでしょう。

でも彼女の思想は左派。ということは、帰化子孫という懸念点をクリアできたとしても、彼女を当選させることは日本国にとってリスクとなり得る。

 

私は特にこの東雲くによし(孫向文)氏がポストで指摘した点が大問題だと思いました。

 

安倍晋三元首相の暗殺事件で、犯人のバックグラウンド次第で戦争となるかもと言いながら「拍手喝采」のスラングを付けるとは……。背筋の凍る投稿だと言えます。

これは平野雨龍さん出馬の目的が日本と中国を戦争へ持ち込むこと(香港を救うために)だと明白に分かる意思表示だったでしょう。日本のことなど何も考えていない、日本を捨て駒として中国へぶつけ漁夫の利を得ようとしている。

 

それなのに今、雨龍さんが政治活動を始めたきっかけとして

「安倍さんの霊柩車が目の前を通り過ぎた瞬間、周りの人々が号泣しているのを見て日本を守るため立たねばと思った」

などと嘘をついていることにも憤りを覚えます。

これこそが香港デモ隊に育てられた彼女の正体です。

この一点だけ見ても決して議員にしてはならない人物だと言えます。

 

ここまで闇深い人物を未だに必死で擁護しているアカウントは何なのでしょうか?

やはり左翼か、媚中政党として有名な「維新の会」信者の確率が高いようですね。

(雨龍さんを擁護しているYoutuberおみそんも維新信者です)

 

日本人の保守一般人が擁護しているのだとすれば騙されるのも大概にして欲しい。

中華民族をヘイトしていれば共感して保守だと思い込んでしまう、その単純思考が利用されていますよ。

 

何よりも民族ヘイトを声高に叫ぶ者=マルクス主義者※なのだと理解することも重要です。

 

※米国トランプ大統領や我が国の参政党議員たちは、民族ヘイトなのではなく不法移民などの外国人による治安悪化を指摘しているだけです。そのような現状で起きている問題の指摘ではなく、「中華民族は人肉を食う習慣がある」などの史実反転な嘘をついて根本差別を行う者がマルクス主義者。

 

日本人の保守は無知によってマルクス主義へ誘導されています。このままでは保守分断どころか世界大戦へ引きずり込まれ、共産主義者にとって都合良く利用され国を失うでしょう。

正しい史実の学習、そしてイデオロギーの学習が必要です。

 

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