かつて蜀に存在した「孔明の生まれ変わり」と呼ばれている人について雑感です。 本文常体。 〔2017/6/4筆。中~上級者向け雑談。画像は「大紀元」記事より引用〕 私腹を肥やした? あり得ない「孔明の生まれ変わり」 別館で >「諸葛孔明の生まれ変わり」 >を名乗る人は、日本でも中国でも意外と少なかったらしい。(ハードルが高いうえに利益が無いので) と書いたが、「生まれ変わり」と呼ばれた […]
『空旅中国』ではめずらしくまともな内容を放送したNHKでしたが、2019年8月に放送されたこちらの番組は“通常運営”で、中国共産党のプロパガンダを堂々と流しました。 歴史捏造の大嘘をテレビで大々的に放送することがまず、許せませんが。(いつものこと) かつて『人形劇 三国志』が好きだったファンの心を徹底的に踏みにじる目的で、わざわざ当時の人形・本物の声優たちを使って嘘を流した行為に激しい憤りを覚えま […]
『出師表』解説、補足。筆者の考えに関する呟きです。 10/4推敲、引用追加。 『出師表』、香港人・台湾人は反射的に憎悪する可能性あり… 筆者の本日ツイートより: マニアックな話にリツイートくださった方々、本当にありがとうございます。 補足。『出師表』を取り上げているからといって、筆者は漢室復興を叫びません。統一主義者(中共支配容認)ではありませんし、伝統絶対の原理主義者でもありません。 中共による […]
タイトルは最近『三国志TK』のドラマを見終わった上司が述べた言葉。 『TK』は中共の意向に偏っていて、あまり良いドラマではなかったようだが、むしろそれ故に上司は背景にある思惑を理解したようだ。 私が 「中国共産党ってよく『琅琊榜』 や『隋唐演義』(どちらも義に篤い英雄が暴君を倒す物語)のようなドラマ放送を許したな。あんなドラマに国民が教育され、革命を信じたら真っ先に自分たちが始末されるのに。…中共 […]
筆者keiは中国人が好きなのか? 「お前は中国の味方、スパイか??」との疑いを持つ方のために。 ここに本心を書いておきます。 狂ったカルト宗教の中国民族差別 今、凶悪な反人道行為で世界を踏み荒らしている中国という国が憎まれています。 このため、中国人への憎しみの声(ヘイト)は世界全体で高まるいっぽうです。 ヘイトは現代中国人に対するものだけで留まらず、古代に遡ってDNAが憎しみの対象 […]
〔現代雑談。常体〕 先日、判断にスピードの求められるデマについて書いた。 この記事ではもう少し長期にわたる大規模な歴史捏造や、陰謀論にどう向き合うべきか? 基礎から考えてみる。(三国志で行われている歴史捏造についてはいつも書いているから今回は省く) ※超長文です。目次ご活用ください 【基本】陰謀論はその構造に着目すれば真偽が分かりやすい 規模が大きく長期間におよぶ歴史捏造や陰謀論は、嘘を見抜くのに […]
〔雑談。常体記事〕 SNS等でよく「デマに気を付けて! ファクトチェックをしてください!」などと叫ばれているが、あの呼び掛けに何の意味があるのだろうかと疑問になる。 相変わらずデマは多い。 最近ますます増えているし、どのような立場の大人であっても皆が騙されるという現象が起きている。 ファクトチェックを叫ぶだけで本当に良いのか、現代と古代の例をもとに考えてみた。 信じてもリスクの無かっ […]
『三国志』に出て来る用語でわかりづらいものはたくさんありますが、特に「軍師(ぐんし)」という役職はわかりづらいですね。 私が見たところ、90%の『三国志』ファンの方がこの用語を間違って使われているようです。 何故この言葉がわかりづらいのかと言うと、他の漢代役職名と違って、日本語にも「軍師」という言葉があるからだと思います。 しかし日本における「軍師」のイメージと三国時代の「軍師」はかなり違います。 […]
〔こちらは初心者の方向け解説記事です〕 中国古典の登場人物の名前って、ただでさえ漢字で難しいけど、上の名・下の名が分かりづらいですよね。どこまでが氏または姓で、どれが名前なのか分かりづらいのです。 しかし氏名から間違えてしまうと、神経質なマニアに罵倒されたり、大陸・台湾など中華圏の人々と話が噛み合わなくなるので直したほうがお得だと思います。 この記事で『三国志』人物の名について分かりやすく解説しま […]
アンチ蜀が出版した捏造歴史書から、裏側の思惑を読み説いていく。 〔常体記事です。上級マニア向け。現代社会の知識が必要〕 蜀をブラック国家として描いた歴史捏造本 柿沼陽平『カネ勘定の三国志』のなかで捏造された新・諸葛亮は、民を虐げて異民族を虐殺して利益を得るという、共産主義者たちが憧れる理想的リーダーの姿だ。 その自分が捏造した新キャラクターを著者の柿沼氏は「尊敬している」らしい。 「自分が捏造した […]