〔まとめ〕妄信的な曹操崇拝と孔明(蜀)貶め、歴史改ざんの裏事情

〔まとめ〕妄信的な曹操崇拝と孔明(蜀)貶め、歴史改ざんの裏事情

“昨今、妄信的で偏った曹操崇拝と蜀人物貶めの書き込みが増えました。ネットだけではなく渡邉義浩、柿沼陽平など学者たちが商業書籍で「蜀人物は悪人! 劉備と孔明はいがみ合っていた!」と声高に叫んでいます。さらに小説や映画、『三国志展』などで大々的に曹操崇拝・蜀貶めプロパガンダが行われている。これで国家政策の臭いを感じない人はかなりの現代オンチかもしれません。”

ツイートまとめサイトhttps://min.togetter.com/6qDMPgnより、削除に備えて転載しておきます。

三国志ジャンルの実態

昨今
「 #三国志 人物で日本のぶっちぎり人気一位は #曹操 !」
と叫ぶ書き込みが増えましたが、現実のランキングでは違う結果が出ています。

「蜀人物、孔明 人気ない!」との話もどうやら捏造話。

ちなみに「中国で諸葛亮 知名度ない、人気ない」も嘘だそうです。

なぜ、上記のような現実ランキングと違う捏造話が声高に叫ばれているのか…?

謎を解くヒントとして、先に分かりやすい解説から置いておきます。以下は文化大革命時代に毛沢東が「曹操を善」として歴史解釈を変えるように命じた、という話。※

※最も早く曹操上げしたのは日本の作家、吉川英治『三国志』でしょう。それは戦時中の臣民教育で孔明神格化が行われたため、抵抗のために曹操を持ち上げ、孔明を人間的に評価した(諸葛菜)のだろうと思います。…中国共産党が行っているプロパガンダはそれとは異次元。とても悪質な目的を持ちます。日本人は吉川英治のせいで曹操を織田信長のようにカッコイイと勘違いさせられていたため狙われました。世界への発信力を持つ日本コミックも、中共にとって利用価値があったと思います。

曹操ファン(曹操崇拝教信者)の聖書、「曹操論集」

これは決定版… 『#三国志』ジャンルで今行われている犯罪、#歴史捏造 の背景について解説。 #曹操崇拝 の聖書はこれだ! なぜ、 #曹操 は正義の人に造り替えられたか。 #諸葛亮 と #劉備 はなぜ貶められているのか? 誰が行っているのか? 私の妄想ではない証拠です。

知恵袋かえるさん回答参照。

毛沢東と『三国志』、曹操崇拝について。蜀を「悪」と定め貶めた中国共産党

↑ここで赤でデコレーションしたのは、現代の中国共産党も「善人」としてイメージアップ・プロパガンダに力を注いでいる人物です。

諸葛亮については現在「無能」と貶められると同時に、孔子学院に関わる学者たちによって「恐怖の独裁政治で民を苦しめたマキャベリスト」と宣伝されています。これは毛沢東の指示書に従った“歴史改造”、“人格創作”(史実の反転)です。

史実の反転と目的について、こちら参照:

 

参考。台湾の方のお話。

 

現在、中国共産党による曹操崇拝プロパガンダは全力で行われている

まとめ主は“現代日本で行われている曹操アゲは毛沢東の政策だ!!”などと主張しているわけではありません。ただ歴史改造のスタートにはこのような聖書があったということは文書に記されている事実です。

現在の中国共産党は当時とは全く違う意味で曹操をプロパガンダに使っています。日本で毛沢東の指令を受け継ぎ、先頭に立って活動しているのは「孔子学院」。特に早稲田の孔子学院院長、渡邉義浩は三国志学会に居座り、初心者の脳へ「毛沢東の歴史観」を刷り込んでいます。

「現代の中国共産党は曹操・始皇帝アゲのプロパガンダをやっていない」? この甘い認識についてコメント回答より転載:

「文革時代の毛沢東政争は今関係ない、中共は曹操称揚のプロパガンダをしていない」との意見へ:私は(今と文革時代を完全に同じと思い込むような)単純な考えの者ではありません。そのように決めつけて話をされるのは、このまとめのタイトルや副題しかご覧になっていないからでは?

日本の曹操崇拝(称揚)を取り巻く状況は非常に複雑です。ネットで曹操称揚を担ってきたのは在日朝鮮人~日本左翼。朝鮮人たちは自らの先祖としての曹操を称揚します。さらに、日本左翼は未だに毛沢東の指令を守って※います。 ※本能的に、無意識的に従っている。日共は表向き中共と対立している

加えて中国共産党は現代でも、始皇帝と曹操の崇拝を続けております。それはもちろん毛沢東の内部政争とは全く関係ありません。ただ中共の原理主義として代々、毛沢東の示した善悪観は引き継がれているのです。  ※現にオールド日本左翼は、毛沢東が分類した通り「孔子=悪」等と考え墨子を崇める

>曹操称揚は~対外的プロパガンダの道具にはなり得ない …失礼ながらそのお考えは甘いと存じます。2019年の『三国志展』をご覧になりませんでしたか? 近年NHKが中共に協力し、大々的に曹操称揚の番組を放送していることをご存知ない?

ご指摘の対外プロパガンダ機関「孔子学院」が先頭に立ち、曹操崇拝(虐殺正当化)、孔明マキャベリ化等々の毛沢東史観を叫んでいます。書籍も大量出版されている。中国共産党は始皇帝同様、曹操も覇権主義の正当化として利用しているのです。

 

筆者が「三国志ジャンルが狂い始めている」と気付いたのは2000年代。
『蒼天航路』という在日朝鮮人・中国人の創った曹操主役のマンガが登場。この史実とは全く違うマンガを史実そのものと主張する暴力的な曹操ファンがネットを闊歩し、「我が曹操様は素晴らしい! 曹操様は完全無欠の正義の人だ!!」と叫んでいました。また、彼らは蜀ファン(一般の歴史ファン)を見つけては「お前は古典フィクションを信じるバカ~知恵遅れ!」などと暴力的な言葉を浴びせ、ジャンルから出て行くよう脅迫していました。

三国志ジャンルの偏った布教活動について(ジャンル内体験者談)

そこで終わるなら単なる流行、民度が落ちただけと言って良いと思います。
私も当初は「頭のおかしい『蒼天航路』妄信者が増えた。気持ち悪いなあ…近寄らないでおこう」と思って、遠巻きに眺めていただけでした。
しかしそのうちに大学教授などの学者までもが『蒼天航路』などのフィクションを「あれは一から十まで完全なる史実だ!」と叫び出し、NHKでも曹操絶賛の番組が放送され、…ほぼ同時に蜀人物を貶める書籍やネット書き込みが大量に増え始め。さすがにプロパガンダだと気付かなければおかしいでしょう。

ヒストリア『徹底解明!三国志英雄たちの秘密』レビュー NHKの非道な行い【拡散希望】

ここまで全方位で、合目的的に行われる宣伝活動はネット民の流行や一団体の行うものではあり得ません。国家規模の政治活動です。

以下はここ数年の三国志ジャンルを観察していたときの雑談記事です。

(……当ブログ内記事へのリンクのため略。下記事にお奨めリンクあります)

三国志ジャンルの捏造記事について +蜀ファンへメッセージ【拡散希望】

 

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