中国「堀墓」風習と、死後世界に関する思想【ご質問回答3】
前回に引き続き、若い方々からいただいたご質問に回答していきます。 今回は中国人が「悪人の墓を掘る」風習と、死後世界に関する思想について。長い話となりましたので単記事としました。 前回のご質問回答記事: 中国ってなんであんなに残虐なの? 皆の疑問【ご質問回答2】 〔アイキャッチ画像:兵馬俑 byacworksさん〕 質問:中国には悪人や暗愚の墓を壊したり掘り起こしたりするのはどんな思想 […]
蜀漢建国から1800年。華夏と日本、東アジアの未来を見守る
前回に引き続き、若い方々からいただいたご質問に回答していきます。 今回は中国人が「悪人の墓を掘る」風習と、死後世界に関する思想について。長い話となりましたので単記事としました。 前回のご質問回答記事: 中国ってなんであんなに残虐なの? 皆の疑問【ご質問回答2】 〔アイキャッチ画像:兵馬俑 byacworksさん〕 質問:中国には悪人や暗愚の墓を壊したり掘り起こしたりするのはどんな思想 […]
こちらは二十代くらい、若い方々からいただいたご質問です。おそらく現代ニュースを眺めて、多くの若い方が同じ疑問を抱いているのではと思います。 匿名にてご質問を引用、回答させていただきます。 質問:中国はいつから今のような独裁的な感じになったのか? 回答:1949年、中華人民共和国が建国したときからです。※ “独裁的”な王朝は古代から何度か興りましたが、民や豪族の反乱に遭って比較的に短命 […]
ご質問をたくさんいただいています。感謝です。 各思想の基礎を解説する前ですが、全て書き終えるまで時間がかかるので、先に少しずつご質問の回答を書いていきます。 ※ご質問文は匿名で引用させていただきます 〔アイキャッチ画像:中国 桂林杉湖の日月塔 byTK Kurikawaさん〕 ご質問: 時の政権(王朝など)に最も影響を与えた思想は何か?(儒家と法家でしょうか? また政権が統治もしくは […]
現代中国~東アジア情勢を考えるのに、中国の思想知識は欠かせません。 これは古臭い漢文の話ではなく、たった今・現在を動かしている生きたエネルギーだからです。 特に東アジア情勢が大きく動き始めた昨今は中国思想の重要性が増しています。中国政府も、他の東アジア諸国も、同じ思想(近代思想含む)を前提として動いているのです。 でも思想の話は難しいし、本もたくさん出ているし、…「何から学んだら良い […]
『出師表』解説、補足。筆者の考えに関する呟きです。 10/4推敲、引用追加。 『出師表』、香港人・台湾人は反射的に憎悪する可能性あり… 筆者の本日ツイートより: マニアックな話にリツイートくださった方々、本当にありがとうございます。 補足。『出師表』を取り上げているからといって、筆者は漢室復興を叫びません。統一主義者(中共支配容認)ではありませんし、伝統絶対の原理主義者でもありません。 中共による […]
筆者keiは中国人が好きなのか? 「お前は中国の味方、スパイか??」との疑いを持つ方のために。 ここに本心を書いておきます。 狂ったカルト宗教の中国民族差別 今、凶悪な反人道行為で世界を踏み荒らしている中国という国が憎まれています。 このため、中国人への憎しみの声(ヘイト)は世界全体で高まるいっぽうです。 ヘイトは現代中国人に対するものだけで留まらず、古代に遡ってDNAが憎しみの対象 […]
前記事で「『三国志』は現代中国をウォッチするにも必須の知識」と書きました。 そうは言っても忙しい現代ウォッチャーさんたちが小説や漫画を読むのは大変。 「とりあえず今は、さくっと知りたい!」 という方のために一記事で読めるあらすじ文をご用意しておきます。 ただしいつか皆様が小説・漫画を読まれるかもしれないから、途中までの紹介としておきます。結末のネタバレは無しとしましょう。 その代わり現実で役立つ知 […]
香港デモを応援している人々や中国ウォッチャーの間で、中国大陸で暴動が起こるたび 「易姓革命か!?」 という噂が流れます。 しかしこの言葉を正確に理解している人は少ないようです。 なかには間違った知識のまま、「易姓革命は民を奴隷化するためのシステム」と正反対の話を拡散している人もいます。 ここに易姓革命とは何か? 基礎から分かりやすくお話ししようと思います。 言葉の意味 中共の使う「革命」は正反対の […]
最近ネットで「中華思想」という言葉をよく見かけます。 「漢民族の思想である中華思想こそが、現在の中国共産党(=漢民族)の残虐性と侵略志向の根拠だ。漢民族は人類の敵、諸悪の根源だ」と声高に叫んでいる人たちがいるからです。でも、果たして本当にそうなのでしょうか? 【参考】Twitterで見かけた「中華思想ガ―」捏造史観をばらまく人々 ここでは根本的な誤解を解いて、「今・ここに在る現実の中国」を読み解く […]