『キングダム』は中共プロパガンダ! 始皇帝いい人キャンペーンの裏事情
始皇帝の実像が虐殺モンスターだったと知った方は疑問に思われるでしょう。 「何故、こんな頭のおかしい虐殺王を『キングダム』は善人キャラとして描いているのか? いくらなんでもキャラ捏造し過ぎだろ!!」と。 フィクション世界では捏造でも何でもありだから? そうなのだとしても、『キングダム』の善人キャラ捏造ぶりは行き過ぎています。あまりにも現実からかけ離れ過ぎている、と言うより180度正反対であることに、 […]
始皇帝の実像が虐殺モンスターだったと知った方は疑問に思われるでしょう。 「何故、こんな頭のおかしい虐殺王を『キングダム』は善人キャラとして描いているのか? いくらなんでもキャラ捏造し過ぎだろ!!」と。 フィクション世界では捏造でも何でもありだから? そうなのだとしても、『キングダム』の善人キャラ捏造ぶりは行き過ぎています。あまりにも現実からかけ離れ過ぎている、と言うより180度正反対であることに、 […]
集英社の漫画『キングダム』で描かれる始皇帝(えい政)は、とても賢く民を想い平和を願う、理想的な“ヒーロー”です。 でも始皇帝は、本当にそれほど理想的な賢王だったのでしょうか。そんなに立派な人物だったら中華大陸で人気を得ているはずですが、逆に激しく嫌われてきた歴史があるのは何故? 不思議に思われている方のために。この記事では、えい政の実像についてお話しします。 まずは基礎知識から 始皇帝って、何? […]
始皇帝を紹介する記事の補足として、えい政の出生についてお話ししておきます。 始皇帝、出生の秘密 始皇帝の出生には様々な説があります。 秦の国の公子だった嬴異人(えい・いじん)が趙国へ人質に取られていたとき、商人で彼の支援をしていた呂不韋(りょふい)の妾、趙姫(ちょうき)を譲り受けた。その後、異人と趙姫のあいだに生まれた嫡出子が政。 呂不韋は始めから秦王の権力を狙っていた。趙へ人質として送られて貧し […]
香港デモを応援している人々や中国ウォッチャーの間で、中国大陸で暴動が起こるたび 「易姓革命か!?」 という噂が流れます。 しかしこの言葉を正確に理解している人は少ないようです。 なかには間違った知識のまま、「易姓革命は民を奴隷化するためのシステム」と正反対の話を拡散している人もいます。 ここに易姓革命とは何か? 基礎から分かりやすくお話ししようと思います。 言葉の意味 中共の使う「革命」は正反対の […]
最近ネットで「中華思想」という言葉をよく見かけます。 「漢民族の思想である中華思想こそが、現在の中国共産党(=漢民族)の残虐性と侵略志向の根拠だ。漢民族は人類の敵、諸悪の根源だ」と声高に叫んでいる人たちがいるからです。でも、果たして本当にそうなのでしょうか? 【参考】Twitterで見かけた「中華思想ガ―」捏造史観をばらまく人々 ここでは根本的な誤解を解いて、「今・ここに在る現実の中国」を読み解く […]
〔現代雑談。常体〕 先日、判断にスピードの求められるデマについて書いた。 この記事ではもう少し長期にわたる大規模な歴史捏造や、陰謀論にどう向き合うべきか? 基礎から考えてみる。(三国志で行われている歴史捏造についてはいつも書いているから今回は省く) ※超長文です。目次ご活用ください 【基本】陰謀論はその構造に着目すれば真偽が分かりやすい 規模が大きく長期間におよぶ歴史捏造や陰謀論は、嘘を見抜くのに […]
〔雑談。常体記事〕 SNS等でよく「デマに気を付けて! ファクトチェックをしてください!」などと叫ばれているが、あの呼び掛けに何の意味があるのだろうかと疑問になる。 相変わらずデマは多い。 最近ますます増えているし、どのような立場の大人であっても皆が騙されるという現象が起きている。 ファクトチェックを叫ぶだけで本当に良いのか、現代と古代の例をもとに考えてみた。 信じてもリスクの無かっ […]
この人こそ三国時代の歴史捏造を推し進める首謀。 渡邉義浩がまたワンパターンの本を出したようです。 「劉備が諸葛亮に遺した遺言がしっくりこない!」 ……(吐き気) 渡邉義浩、お前の話が一番しっくり来ないよ。 どうしても曹操を崇拝し、儒教など古代文化を破壊し、諸葛亮と劉備の仲を裂きたいらしい。 この執念と執着に倒錯を感じる。 何故そこまで執着するのか。 あれだけ歴史ファンに嘲笑されているのにまだ言い続 […]
クリスマスイブまでこんな話を上げるのはどうかと思いますが、記事整理中ゆえご容赦を。 これはプライベートのほうで引用させていただいたもの。しかし限定公開の場だったから公開で引用しておきます。何より回答がとても詳しく秀逸です。私には書けない話ですから感謝。 なお当記事では知恵民に敬意をはらうため筆者コメントは敬体にて書きます。 ※引用について: 日本国著作権法第32条「公表された著作物は批評等の目的で […]
『三国志』に出て来る用語でわかりづらいものはたくさんありますが、特に「軍師(ぐんし)」という役職はわかりづらいですね。 私が見たところ、90%の『三国志』ファンの方がこの用語を間違って使われているようです。 何故この言葉がわかりづらいのかと言うと、他の漢代役職名と違って、日本語にも「軍師」という言葉があるからだと思います。 しかし日本における「軍師」のイメージと三国時代の「軍師」はかなり違います。 […]