〔2019/7/25筆記事、復帰〕 昨今蜀に対する下劣な悪口を書いている人々が、なんと 「劉備と諸葛亮は、実はそんなに信頼し合っていなかった。仲が悪かった」 と主張し始めています。 悪口が言いたいからと言って、人の信愛まで否定しますか。人間として悲しいですね。 ※人間として悲しいどころか「鬼畜」「獣」でした 三国志ジャンルの偏った布教活動について(ジャンル内体験者談) 『はじ三』の無知な歴史ライタ […]
〔昔書いた記事の移動〕 『蜀通信』というタイトルであるのに三国志雑談が少なくてすみません。これから(21/6/3)増やしていきます。 私にとって三国志の話題は疲れるものでして、心のエネルギーが充分ではないと見られないのです。それで意識的に避けてもいます。 ところが……。 本日ヤフーニュースを眺めていて、気になったニュースがあったのでクリックしようとしたら、記事タイトルにぎょっとしました。 ※大津事 […]
〔2024/3/2 再公開〕 世界人類の歴史を眺めれば、民意を得た者が最終的に勝利※を得る法則があります。 その場合の「民意」とは、システム的に欠陥のある民主主義を模した選挙で得られた「数」を指すのではありません。人々の本心からの意志に基づく“真の民意”のことです。 特に中華は古代から民意が強かったため、「民意は勝つ!」の法則が実現しやすい土地でありました。 そんな「民意は勝つ」の代表例を古代中華 […]
『三国志』フィクションで派手に描かれることの多い諸葛亮・孔明。 「奇策を弄する天才軍師」「冷たく厳しい法家」という描かれ方をされていますが、史実はその一般イメージと大きくかけ離れた人物です。 当記事では初心者さんから中級者さんのために、史書に記録されたエピソードを抜粋しながら諸葛亮の実像をご紹介していきます。 ※ご注意※ この記事には『三国志』のネタバレがあります。今、フィクションを読み始めたばか […]
アンチ蜀が出版した捏造歴史書から、裏側の思惑を読み説いていく。 〔常体記事です。上級マニア向け。現代社会の知識が必要〕 蜀をブラック国家として描いた歴史捏造本 柿沼陽平『カネ勘定の三国志』のなかで捏造された新・諸葛亮は、民を虐げて異民族を虐殺して利益を得るという、共産主義者たちが憧れる理想的リーダーの姿だ。 その自分が捏造した新キャラクターを著者の柿沼氏は「尊敬している」らしい。 「自分が捏造した […]
諸葛亮(孔明)の軍事能力については、かつてフィクションの影響で過大に評価されてきた歴史があります。 逆に現代では、「諸葛亮は軍事について何も知らない完全素人だった」などとあり得ない話で過剰な貶めが行われています。 どちらも極端な評価であり、史実からは遠い話だと言えます。 ここではそういった極端な思い込みとは一線を画す、客観的かつ正確と思われる上級マニアさんたちの意見を引用しました。玉石混交の知恵袋 […]
最近流行りの性格診断MBTIを三国志人物で表しているツイートがあり、面白かったので引用して考えてみます。 〔2021/5/29改稿、追記。常体から敬体へ変更〕 MBTIとは? 「MBTI(Myers–Briggs Type Indicator)」とは、欧米でポピュラーな性格診断です。日本ではかつて「16の性格診断」として紹介され、最近はTwitterでもよく見かけるようになりました。 外向or内向 […]
中国在住の方より、現代人の諸葛亮評価について情報をいただきました。ここにご報告致します。 本題の前に現状解説から書きます。 前置きを飛ばしたい人は目次をお使いください。 〔2021/8/2 投稿後に知った事実に基づき修正・加筆しました〕 日本における諸葛亮評 昨今の日本ではアンチの悪口の的となり、極めて低い評価で語られている諸葛亮・孔明。 まるでアイドルグループのセンターのごとく憎まれ、大量の悪口 […]