倉山満『嘘だらけの日中近現代史』が本当に「嘘だらけ」な理由。彼らは何者なのか

倉山満『嘘だらけの日中近現代史』が本当に「嘘だらけ」な理由。彼らは何者なのか

右翼系メディア『DHCテレビ』などに出ていたり、中国民族ヘイトを繰り返していることから保守と目されている(?)倉山満。

アマゾンで彼の名を検索すると保守っぽいタイトルの書籍がずらりと出てきて、異常な数の高評価が殺到しています。

しかし彼の言動、書籍の内容を冷静に分析すれば、「日本国を愛する保守」どころか真逆の素顔が見えるはずです。

当記事では主に『嘘だらけの日中近現代史』の嘘を例として取り上げ、何故ここまで幼稚な嘘を堂々とつくのか? その目的と背景を考えたいと思います。

〔書籍の著者に対しては敬称略〕

 

倉山本、中華史の嘘はこれだけある! 参考サイト

実は私は、『嘘だらけの日中近現代史』を買って読むことができませんでした。

少し立ち読みした数ページだけで、おそろしく幼稚で異常性すら感じる「嘘」を目撃したからです。

ネット掲示板の誹謗中傷文かと見紛うほど幼稚な悪口。中学生か小学生のような文章、そして無知丸出しの誤り(嘘)。紙の書籍として出版されていることが信じられませんでした。出版社は何を考えてこんな嘘本を出している?

(よく考えれば出版社は嘘をついていなかったのですが。タイトル通り、この本じたいが「嘘だらけ」だったのですから)

気持ち悪くなり吐き気を催しまして、そっと書棚に返したのでした。

そのときは古書店で立ち読みしていたのですが、たとえ古本で100円であってもこんな嘘つき本に金を使いたくないと思いました。

以降も私は倉山満の本を読んでいません。したがって『嘘だらけの日中近現代史』についても、立ち読みした箇所以外でどのような嘘が書き連ねてあるのか分かりません。

しかしありがたいことにこの本をつぶさに読み、ブログ記事で嘘を的確に指摘されている方がいました。ここにリンク・引用させていただきます。

非常に馬鹿馬鹿しく吐き気を催す作業だったことでしょう。それにも関わらず丁寧な指摘に深く感謝です。

 

「倉山満『嘘だらけの日中近現代史』の誤りについて」リンク

ブログ記事を書かれているのはMさんというプロのライターです。かつて『週刊SPA!』で記事を書かれていた方だとか。

歴史に関する書籍を相当に読まれているらしく、知識は膨大で正確。倉山満が「中華史」としてパク…参考にしたらしいフィクション小説や、コラム本のページ数まで的確に挙げてらっしゃいます。プロのライターって凄いなと思い知る記事でした。

残念ながら、彼は殺害予告や誹謗中傷などの攻撃を受けて体調を崩し、2019年にブログやTwitterを終了されてしまったそうです。

(倉山の嘘を指摘すると殺害予告をするような攻撃者が寄って来るのでしょうか? 怖いですね)

貴重な資料です、どうかサービス終了までこのままネット上に公開し続けていただきたいと思います。

倉山本の誤りを指摘した記事一覧

ブログ『東京下町巡りと中国史・群龍天に在り(FC2版)』より

倉山満『嘘だらけの日中近現代史』の誤りについて(1)…「中華史は繰り返す」という幼稚な倉山史観の誤りを指摘

倉山満『嘘だらけの日中近現代史』の誤りについて(2)…馬鹿の語源、皇帝が「馬と鹿」を間違えたわけではないこと、など基礎的な誤りを指摘

倉山満『嘘だらけの日中近現代史』の誤りについて(3)…孔子についての嘘、誹謗中傷を指摘

倉山満『嘘だらけの日中近現代史』の誤りについて(4)三国志誤読箇所…三国志に関する幼稚すぎる誤りを指摘

倉山満『嘘だらけの日中近現代史』の誤りについて(5)中国通史の認識誤認…何故か倉山が中国共産党の提唱する論をそのまま引用していることなど

★ツイートまとめ(togetter)

togetterはアーカイブできないため、削除に備えてコメント抜粋引用します。ライターさんの名は検索を避けるために「M」と変えさせていただきました:

とげとげ@togetoge10 2014年6月19日
すげー、本当に「嘘だらけ」なんですね。

私怨化炭素@LAS_aka_surfact 2014年6月20日
私は三国志が好きだったので、後漢末期から呉の滅亡まで人より少し詳しい程度なんですが、ツッコミどころ満載で色々と興味深い本ですね。買って読んでみたくなりました。

M@暑い@matu2syun 2014年6月20日
LAS_aka_surfact 書き込み有り難うございます。突っ込みどころは満載ですね。1ページに3箇所ぐらい突っ込むところがあるので、何時までたっても終わりませんw

M@暑い@matu2syun 2014年6月20日
tyousanrisi 書き込み有り難うございます。安能務さんの本からは幾つか無断引用とおぼしき箇所があります。これは後ほど追加して指摘します

M@暑い@matu2syun 2014年6月20日
spa_inquisition 書き込み有り難うございます。専門外のことまでやっているので、やはり史料の吟味がおろそかなのでしょうかね?

M@暑い@matu2syun2014年6月20日
ChouIsamu 書き込み有り難うございます。私も昔はこの出版社の仕事もしていたので耳が痛いです。どうしてこんな本が書かれちゃったのかなあというのが今の私の率直な感想です

べーこんちゃん@bacon_yarou 2014年6月20日
「秦の三世皇帝」 中国史も中国古典も全然詳しくないけどコレは草不可避ですわ

清水代歩@kaho_biz- 2014年6月21日
北京あたりで勢力を持った軍閥・曹操……、マジで横山光輝の三国志から読み直した方が良いレベル、と、それらに毛の生えたレベルの知識しかない私ですら思いますわ。

M@暑い@matu2syun 2014年6月21日
kaho_biz- 書き込み有り難うございます。横山先生の漫画のほうが正しい所は多々ありますねえ…

quantum mechanics@omega_bridge 2014年6月21日
これは倉山満の反応が楽しみだな。ああいう攻撃的な人間は守りに回ると弱いことがあるから、ダンマリを決め込む可能性が一番高いけどね。

M@暑い@matu2syun 2014年6月21日
s_do_i 書き込み有り難うございます。残念ながら安能務氏の本を無断引用しているのではないか?という疑いがある表現が散見されます。安能さんの訳文は不正確だと批判されていますが、ほとんど開拓されていない分野で本を書いて居られた方ですから、そういう方の説を引くのならリスペクトとして最低限名前は出すべきでしょうが…

名無。@ggyo_ 2014年6月22日
高島俊男氏のお名前を思わぬところで拝見。まとめもブログも面白かった。一体どんな顔してこの本を書いたのかぜひ著者にお聞きしたい。有名な故事すら間違ってるなんて……

ezogashima2@ezogashima2 2014年6月22日
倉山氏はよく宮脇淳子氏と動画で共演していて、宮脇氏と夫の岡田英弘氏の本は全て読んだと言っているのだけれども、モンゴル史の専門家の本を読んでおいて「文字を持たない北方民族」はない。「FBIみたいな秘密警察」とは酷吏列伝のことだろうか?いずれにせよこれは雑過ぎます。

清水代歩@kaho_biz- 2014年6月22日
「孔明ビルマ遠征」←横山光輝の漫画で木鹿王の八納洞を「ビルマ・インドのあたり」としてました。http://ncode.syosetu.com/n8686m/64/によると中国の学者でそのように主張している人もいるようですが、それをそのまま信じるのかと。しかしベトナムというのは???

M@暑い@matu2syun 2014年6月22日
kaho_biz- 清水さん、ご指摘ありがとうございます。調べました。確かに中国の学者・李定という人が諸葛亮ビルマ侵攻説を主張しているようですね。…しかし、この手の史料に証拠が乏しい話を認めると尖閣諸島どころか沖縄まで中国領にされてしまうのでもう、ひどいものです。李氏の主張はトンデモに近いですから…ベトナムというのも謎ですね…

M@暑い@matu2syun 2014年6月22日
kaho_biz- ご指摘ありがとうございました。調べた所、中国の李定という学者が諸葛亮ビルマ侵攻説を唱えているが、中国の学界でも否定する意見が多いようです。ブログに細かく書かせていただきました。情報をいただきありがとうございます。文中に引用させていただきましたが問題が有ればお申し出下さいhttp://gunryuu.blog.fc2.com/blog-entry-92.html

M@暑い@matu2syun 2014年6月23日
uo_kawa 書き込み有り難うございます。専門外といえばこの方専門は「憲政史」なのだから、そもそもこの本全てが専門外なのではないでしょうか。中国近現代史ご専門の方だとは思いませんでした。二章以降も若干やってるんですけどね。まあ、全部やりましょう。

ナミス@natrive 2014年6月28日
酷いなあ。中身は間違いだらけのあっさい知識、または(無断)借用したもので、正しいのはタイトルのみ(ただし本人が意図しない意味合いで)。 なんだろう、まさに倉山大先生を体現したかのような?

M@暑い@matu2syun 2014年7月12日
riese 書き込み有り難うございます。確かに修羅の国というか、どこか別の国の歴史を書いているのではないかという感じもします。およそ通説とかけ離れた記述や、固有名詞などの誤りが多いように思います

unagineko@kushimainu99 2014年7月21日
M様、お疲れ様です。粗製乱造本ってこんなものですよね。

スキタイ人かもしれない@eumenes177 2014年7月21日
田中秀臣氏b ‏@hidetomitanaka が、倉山氏の著書を推奨していたので、この著者は基本的な間違いを幾多も指摘されているから、注意した方が良いという意味合いを込めてこのまとめを紹介したら、この様な反応が返ってきました。 https://twitter.com/hidetomitanaka/status/491062158696796160 https://twitter.com/hidetomitanaka/status/491062860345122816

電球@denkyu2013 2014年10月4日
先日同著者の『嘘だらけの日米近代史』を読んで、聞いたこともない「通説」だとか誤った事実関係や時系列等々で余りにも嘘だらけで、そもそも出典が一切無い本で読んでて頭が痛くなったけど、他もそうだったのかー…

Love Shinto@revolteaware 2018年10月24日
まとめありがとうございます。 倉山満の話しは、面白いけれどどこかいかがわしい・品もない、おかしいと感じていました。 新書数冊、YouTube番組もいくつか拝見しましたが、これで歴史の教養書(番組)と言ってしまっていいのかな? と常々違和感がありました。 丁寧で細やかな指摘、お疲れ様です。

このコメント欄によれば倉山本は…

・無知で嘘を書き連ねるだけではなく、他者の書籍(主にフィクション)から「そのまま引用」をして出典の言及もなしという著作権法違反も散見される。
・アマゾンなどのレビューに手放しの絶賛が殺到している。
・明らかな誤りを指摘した有識者に対して、「ネット素人の揚げ足取り」「バカ」「下劣」と頭ごなしに嘲笑し罵倒する盲信的支持者”が存在する

とのことです。

どうも『はじめての三国志』(通称:恥三)※とそっくり同じことをしているらしいですね。

何故、保守と呼ばれる倉山があの左翼団体と全く同じ行動をするのでしょうか? 推測は後ほど書きます。

「はじめての三国志とは」

孔明はインテリヤクザ? 三国時代の誤りについて

Mさんの指摘を読んでいると、どうやら倉山満は近代史の知識しかないようです。それも怪しいものですが。

たとえば(1)「中国史のパターンを図式化してみましょう」で引用された話は、清朝だけの一例です。「軍閥の跋扈、秘密結社の乱立、農民反乱の全国化」とは、キリスト教系の宗教団体や“幇”と呼ばれる秘密結社が暗躍し、欧州から輸入された共産主義汚染で農民反乱(と見せかけた共産暴動)が激化した19世紀末~20世紀限定の話。たった一つの例しか知らないのに「思い込みでパターンを図式化」するとは片腹痛いです。

現実では成功者だった孔子に対する、「人生に失敗したルサンチマン」という激しい誤解も笑いました。これ、左翼ではお馴染みの捏造歴史ですよね。どこの左翼から台本をもらって書いているのですか?

……等々

読んでいると笑い過ぎてお腹が痛くなる幼稚な誤り満載です。

全てに言及するわけにはいかないので、一つだけ、筆者もよく知っている三国志に関する記事についてだけ引用のうえコメントさせていただきます。

中国の中心地は昔から北京だったと思っている倉山満

1,「曹操の本拠は北京?」

倉山本P35「(劉備たちは)北京あたりで勢力を持った軍閥・曹操の誘いも断り茨の道を進む」

ぺぺぺぺ……ペキン!! 曹操が北京の軍閥!!!

すみません意外に面白い。

大草原が見えましたよ。日本や中国でたくさんの草が生えてワラワラ、ザワザワしていますね。

倉山満はどうやら「中原とは北京のことだ」と思っているようです。と言うより、このぶんだと「中原※」という言葉すら知らない可能性がありますね…。

※「中原」とは中華文明が発祥したとされる地域(地図はこちら)。近代まで大陸の中心地だった。曹操は拠点を洛陽~許昌~鄴と移動しているが、倉山ふうに表現するなら「中原あたりで勢力を持った曹操」ということになる。

たぶん「中国の首都は昔から北京」「我が曹操様は偉い人だから首都にいたはず」という小学生くらいの発想で書かれている。

頭痛がしてきました。小学生程度の知識で有名出版社から解説本を出す、その勇気だけは凄いな。

これは「倉山は中国史専門外だから仕方ない」と擁護できるレベルの誤りではありませんよ。マンガやゲームしか知らない人でも知っている『三国志』の一般常識です。そんな常識すらない、つまり一般以下の無知だと言える。

皆さん仰るように、倉山満はせめて横山光輝のマンガくらい読むべきです。

(私もマンガなどのフィクションは通読していませんが…。倉山はたぶん『正史』の難しい文は読まない人だと思うので、せめて子供向けに易しく描かれたマンガくらい読むべきという意味)

低次元なガセネタを堂々と引用

3,「陳寿の賄賂要求?」

「著者の陳寿はある人物を高く評価しようとして登場人物の子孫に高額の原稿料を要求したという話が残っています」(倉山本P37)

これは有名な晋書・陳寿伝のガセネタである。

「據《晉書》記載,當時傳聞陳壽曾向丁儀、丁廙的兒子索取立傳費,說:「可覓千斛米見與,當為尊公作佳傳。」結果被拒絕後,陳壽竟然就不為享有高名的丁氏二人立傳。據《三國志·魏書·任城陳蕭王傳》記載,陳壽出生前13年(220年)丁氏兄弟和全家男性就被曹丕殺,根本無後代。如採信此說法,則晉書的記載爲謠言。」
(晋書には、陳寿が丁儀、丁廙の息子に高額の原稿料を要求した話が出てくるが、この丁儀、丁廙の息子は陳寿が生まれる13年前の西暦220年に殺害されているのだから、そもそもそんな人物が居たはずがない。晋書がデマを載せただけだ)

そんな酷いガセネタがあったのですね。

しかし、古代から北京が中華の首都だったと思っているほど無知な倉山満が、こんなマニアックなガセネタを知っているわけがありません。ここは明らかに誰かの入れ知恵で書いているでしょう

それはともかく陳寿が自分の意志で「ある人物の評価を高くしようと」して歴史捏造できたという考えが、そもそも誤りです。そんなことが可能であったはずがありません。

陳寿は晋王朝のために、晋の前王朝とされた魏の“太祖”を称えるための歴史書を編みました。これが今日本で『正史』と呼ばれている通称『三國志(書)』。当然、陳寿個人の「誰かを称賛したい」という意志などを自由に表現できるわけがないのです。

そのような政治的事情が『魏志』のページ数の多さに現れていますし、曹操を「太祖」と崇める本文にも表現されています。

どこの国でも同じですが、正史を編む歴史家に言論の自由などありません(言論の自由が許されていたのは注記などで引用された在野の歴史家たちだけ)。

それでも三国全ての人物に客観的な評価を与え、貶めるべきだった蜀人物さえ一部褒めるところもあった陳寿は義のある人だったのか? または当時の民に絶大な人気を得ていた蜀人物への批判を控えめにする、政治的な理由があったのか? いずれにしても『三國志』で許された陳寿の自由は僅かなものです。

諸葛亮が兄のコネを頼った?

4,「諸葛亮はコネ頼み?」

「(孔明は)まず、呉で重臣となっている兄の諸葛瑾のコネを頼り、(呉の)朝廷に乗り込みます」(p39)

孔明は諸葛瑾のコネなんか頼ってないです。

>孔明は諸葛瑾のコネなんか頼ってないです。

はい。当たり前。

おそらく倉山満は、Mさんが引用されているフィクションすら読んだことがないのだと思いますね。だから孔明が呉へ赴いた経緯を理解していないのでは?

当時、曹操の侵攻を免れることができないと悟った呉は恐慌に陥っていました。服従したくなければ、呉はどうしても劉備と同盟を結ぶ必要がありました。曹操軍に襲われ打撃を受けたとはいえ劉備にもまだ兵が残っていたし、何よりも劉備の名声による広範な民の支援が必要だったからです。

このため孔明は、呉側からの申し出で“使者”(事実上の人質、同盟の保険/私の考え)として呉へ赴いたわけです。

Mさんはこの件で吉川フィクションを引用されていますが、史実でも呉は兄の瑾を使って孔明を自軍へ引き入れようとしています。しかし孔明は頑なに断った。その後、孔明の演説に感動した呉の人々が「ぜひうちへ留まってくれ」と引き留めたのだが、孔明は「自分の主人は劉備様一人です」と断り帰った※とのことです。以上は史実の話。

もし孔明が兄のコネを当てにしていたのなら、呉から誘いがあったときに二つ返事で乗っていたでしょう。

したがって「孔明の兄コネ使い」は全く理屈が通りません。小学生でも突っ込める稚拙な捏造です。

※フィクションでは孔明を恐れた周瑜らが「自軍に引き入れることができなければ殺せ」などと言って殺害しようとしますが、史実ではそんなことなど全くなく、呉の人々は諸葛亮に礼を尽くし丁重に劉備のもとへ送り届けています。感情が激しいため人格を認めた相手は敵味方に関わらず称え、礼を尽くして温かいもてなしをする…これが昔から中国人の良いところでしょう。

占星術と方位術の区別もつかない残念さ

6,「奇門遁甲は星占い?」

「曹操の寿命が尽きていないことを星占い(奇門遁甲)により知っていた孔明は(中略)天才・孔明は最初からすべて読んでいた、という筋書き」(p39)

この話はどこにあるのかよくわからず、これも誤りかと思ったが、むじんさんにお教えいただいた。三国志演義第49回にあることはある。ただ引用が変である。

「玄德曰、『吾弟義氣深重、若曹操果然投華容道去時、只恐端的放了。』孔明曰、『亮夜觀乾象、操賊未合身亡。留這人情、敎雲長做了、亦是美事。』玄德曰、『先生神算、世所罕及!』」
(玄徳がいうのに、「弟は義を重んじること深い、曹操が華容道に来ても逃すのではないかと思うがな…」孔明答えて「拙者、夜に「乾象」(天文現象)を見ますと、曹操めの命は尽きておりませぬ。雲長殿に義理を果たさせる良い機会と思います」玄徳「先生の神算鬼謀はまったく感服いたします)[立間祥介訳を元にやや改めた)

星占い(奇門遁甲)というのはなくもがなの注であり、星占い(天文占、天文道)と奇門遁甲とは違うものである。天文占の例を上げよう。
晋書天文志下「明帝太和五年五月,熒惑犯房。占曰:「房四星,股肱臣將相位也,(中略)將相有憂。」其七月,車騎將軍張郃追諸葛亮,為亮所害。十二月,太尉華歆薨。」
(訳:魏の明帝曹叡の太和五年五月、熒惑(けいわく、火星のこと)が星座・房宿(さそり座)に現れた。占いによれば、「房の四星は、股肱の臣、将軍・宰相の位である、(中略)有力な将軍・宰相に良くないことがあるだろう。」ということだった。その七月,車騎将軍[元帥陸軍大将]の張郃が蜀の諸葛亮に追撃され,諸葛軍に討たれてしまった。十二月、太尉[総理大臣]の華歆が薨じてしまった。)
すなわち、火星が将軍・宰相の位である房宿(さそり座)に現れたので魏の文武の要というべき張郃(ちょうこう)・華歆(かきん)、元帥と総理が死んでしまった予兆だというのである。星占いというと恋占いのようななんとなく女子っぽい語感があるので「天文占」と書いていただきたいところだ。

では奇門遁甲はどうかというとこれは方角占いであって、前出の天文占とは全然別である。北海道大学の猪野毅先生が「奇門遁甲は方位学(空間の学、洛書学)であり、干支学(時間の学、暦学)でもある(http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/44606)」といっているのがわかりやすい。『後漢書』方術伝などに出てくるのが初出という。

興味深い引用が多くてこの項目は全文引用してしまいました。占い好きなもので、つい。

倉山曰く「星占い(奇門遁甲)」には笑ってしまいますね。中国史に関する本を出版しながら、占星術と推命・方位術の区別すらつかないとは! あり得ない。

まったく無知にも程がある。恥ずかしい。この人には日本語を使わないでほしい。

と言うかそもそもフィクションの話を史実として書くなよと思います。

「奇門遁甲はどうかというとこれは方角占い」…はい、Mさん、その通りです。

ただ奇門遁甲はまだ三国時代にはきちんと確立されていなかったはずで、「諸葛孔明は奇門遁甲を操った」という話はフィクション限定です。

孔明に占いの知識はもちろんあったので(当時の知識人には必須です)基本的な推命術は使った可能性はありますが。当時一般的だった宿曜占星術のほうが孔明は得意だったかもしれません。他に『易経』をもとにした易占ですね。これは『三國志』でも色々な人が易で占い、その結果こうだった、という話が記録されているかと思います。

しかし孔明も軍事において占いを積極的に駆使したわけではありません。軍事で占いに頼るのは禁忌だと『孫子』に説かれています。敵の行動を読むために参考にはしたと思いますが、依存することはなかったでしょう。

諸葛亮は「人を大量に拉致」していません

7,「諸葛孔明ビルマ(ミャンマー)侵略?」

「孔明は今の雲南省やビルマ、ベトナムあたりから人を大量拉致していたということです」(p41)

これについて、「…ファッ?!もう何がいいたいんでしょうか。演義でも孔明はビルマ遠征なんかしてないです、もうなんなんだか」とツイッターでコメントした所、清水代歩さん( @kaho_biz)から情報を頂いた。

「「孔明ビルマ遠征」←横山光輝の漫画で木鹿王の八納洞を「ビルマ・インドのあたり」としてました。http://ncode.syosetu.com/n8686m/64/によると中国の学者でそのように主張している人もいるようですが、それをそのまま信じるのかと。しかしベトナムというのは???」

孔明がどこまで遠征したのか私もはっきり分かりませんが、ミャンマーまでということは無いと思います。
まして、「人を大量に拉致していた」というのはきっぱり嘘です。

「孟獲を七度捕らえ、七度放した」とは捕虜の解放を意味します

まさか孟獲一人だけピンポイントに捕獲して放す、を繰り返すわけないでしょう。そんなことは不可能です。「戦闘のたびに捕虜全員を解放した」という話の喩えだということは、少し考えれば分かるはず。

“乱”を起こした小数民族たちを捕らえたが、何も咎めずに放すということは当時でも現代でもあり得ないことではないかと思います。諸葛亮の行動は大ニュースとして蜀を駆け巡り、賛成論・反対論の議論が噴出したはず。
このように特殊な事例だったからこそ、こうして記録されているわけです。

また孔明が遠征した雲南省のあたりで、彼は今とても好かれて称えられています。
雲南の人々へ恐怖を与え、人を無理やり拉致したのなら今日のように称賛されていることはあり得ないでしょう。

(なんだかこうして孔明を擁護していると、誹謗中傷に反論していたトランプ前大統領になった気分。…余計な話でした)

仮に孔明が恐怖政治を敷いたとしても、彼の死後に住民はたちまちその恐怖から解放されます。政権が続いているならまだしもすぐ次の王朝に変わっているのですから、恐怖政治を続けるのは完全不可能。
生前もし恐怖で押さえつけられていたのだとすれば、なおさら諸葛亮への批判はすさまじく爆発したはずです。

そうなっていないどころか真逆であるのは、諸葛亮は住民を拉致するなど酷いことを現実に一切していないからです。

雲南の人々とはただ経済交流しただけのこと。その結果、蜀も少数民族も潤い豊かになったので称えられています。

史実は伝説が証明します。
民間に伝わる伝承は、“民の気持ち”という真実を表しているのです。

たとえば今、恐怖政治で押さえつけられて蹂躙されているチベット・ウイグルの人々は、この恐怖がなくなれば代々永久に中国共産党の悪行を伝え続けるでしょう。
それを防ぐために、中共は今必死でジェノサイドを行い口封じしているのでしょうが無駄なことです。世界中がこのジェノサイドを目撃しています。一般の中国人自身も目撃しています。中国人を含めて世界人類を滅ぼさない限り、中国共産党の悪評が消えることはありません。

本当のことを言えば全人類を殺しても真実が消えることはないのですがね。「嘘を百回唱えれば過去が書き換わる」ということなどあり得ないでしょう。真実の歴史は永久に変わらず一つです。

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かつて蜀に存在した?孔明の生まれ変わり

不毛=ミャンマーという無茶苦茶なこじつけ

ミャンマーの件でもう一つ。これは現在進行形の事態に直結するプロパガンダだと思います。

おおまかに訳すと、「成都の学者、李定という人が既に1980年代から「出師の表」の“不毛”という言葉について論文をたくさん書いた。彼の根拠は『大理古佚書鈔』の中で、三人の明代の学者が主張する「諸葛亮は成都を出発して75日掛かったので、ビルマ(ミャンマー)に到達したに違いない」という説だ。ところが、それ以上の根拠がなかったのであまり注目を引かない説であった。李さんは現地紙の「雲南時報」等に発表した論文で、「唐の駱賓王の詩に「行行入不毛」とある、不毛即ちビルマ(ミャンマー)のことだ」とした。」というのだ。要するに似た音の地名を無理やりこじつけた話である。

中国でもこの説は余り評価されていないのである。李殿元・李紹先著『三国志考証学』(和田武司・訳、講談社)という優れた三国志演義の考証本があるが、この本では「不毛は正確なことを言っているわけではなく、漠然と『深く荒野の地に入った』『深く草木の生えぬ地区に入った』という意味が通説」とし、「不毛というのは元々地名ではない、ミャンマー[ビルマ]、バモーなどの音が近いところを指すことはありえない」と断じている。

「不毛とはミャンマーのこと」とは、共産主義者らしい無茶なこじつけです。

しかし中国共産党のこと、この説には政治的な理由があります

やはり中国共産党はミャンマーを欲しがっていることがこの話からも分かりますね。諸葛亮もミャンマーへ侵攻して「人を拉致」したのだから中共が同じことをしてもいいだろう、と言いたい。

諸葛亮がミャンマー侵略のために悪用されようとしているなら許せません。

アホ・バカ・嘘つきな共産主義者の戯言と嗤っている場合ではない。真実を叫び続ける必要があります。

【参考記事】このように孔明を共産国の独裁者ふうに仕立て上げ、孔明を貶めるついでに自分たちの恐怖政治を正当化しようとする論はこちらの書籍が見本です:

柿沼陽平『劉備と諸葛亮 カネ勘定の三国志』絶賛レビュー。諸葛亮は偉大な共産リーダー? 

孔明はインテリヤクザ、という幼稚な悪口について

Mさんは言及されていませんが、この本で最も酷い嘘は「孔明はインテリヤクザ」という言いがかりでした。たった数分の立ち読みですら目に入ってきて吐き気を覚えたところ。

当初、私は倉山満が

「現代日本の暴力団を古代中国の“任侠”にそのまま当てはめた言いがかり。任侠の精神で描かれたフィクション『三國演義』を倉山は鵜呑みにして、劉備陣営を“ヤクザ”だと思い込んだのだ。とてつもない馬鹿なのか…?」

と思っていたのですが、どうも倉山は“任侠”という言葉も知らないのではないかと思います。知っていても古代中国における概念としての正しい“任侠”の意味は絶対に知らないでしょう。

倉山は近代の狭い範囲の知識しか持っていないらしい。どこかで劉備のことを「幇(パン。近代の秘密結社)」と呼んでいたそう! 勘違いの次元が違いますね。

参考。“任侠”の正しい定義:

任侠(にんきょう、任俠)とは、仁義を重んじ、困っていたり苦しんでいたりする人を見ると放っておけず、彼らを助けるために体を張る自己犠牲的精神や人の性質を指す語。現代的にはヤクザと重複する面もあるが依拠する信念を違える。 また、ヤクザ史研究家の藤田五郎の著述によれば、正しい任侠精神とは正邪の分別と勧善懲悪にあるという。 仁侠(じんきょう)、義侠心(ぎきょうしん)、侠気(きょうき)、男気(おとこぎ)などともいう。

Wikipediaより

やはり倉山は、自分の乏しい近代知識を古代にそのまま当てはめて勝手な歴史を妄想・捏造している人のようです。

または『三国志』と『水滸伝』の区別すらついていない人なのだと思います。『水滸伝』のイメージで劉備軍団を見てしまっているから、「ヤクザ」だと勘違いしてしまった感じですね。お粗末。

孔明はヤクザだったのか

馬鹿馬鹿しいですが倉山の話を鵜呑みにする人がいると思うので、現実の話を書いておきます。

劉備陣営は、倉山言うところのヤクザ=“幇”つまり秘密結社ではありません。当たり前のこと過ぎてなんだかもう、文字を打ち込む電力がもったいない……笑。

劉備は街へ遊学に出たときに関羽などと知り合い用心棒などをしており、今で言うところの“遊び人”“不良”と呼ばれる雰囲気を持ったことは事実。しかしヤクザではなく現実の仕事は逆です。

『演義』フィクションでも描かれていると思いますが、劉備の社会人としての人生は黄巾乱を鎮めるための討伐に参加したところから始まっています。その働きを認められ官職も得ている。これは劉備が、朝廷から褒賞をもらって働く役人側だった、ということ。

役人はどう転んでもヤクザとは呼べませんね。なかにはヤクザも真っ青な悪事をはたらく役人もいますが、定義としては「ヤクザ」ではない。そう呼ぶ人がいたら頭がおかしい。

確かに『三國演義』は『水滸伝』と混同してしまうような任侠精神が描かれています。ですがそれは、庶民が喜ぶから任侠ふうに演出されているだけ。実は若い頃の劉備も民から見ればエリートの一人だったのです。(劉姓ですから、実はエリート中のエリート。ただ母子家庭で貧しかっただけです)

諸葛亮も同じ。孔明も名家の出身、しかも代々役人の家系です。もし孔明が「ヤクザになりたい」などと願ったとしてもヤクザさん側から即お断りされます。役人家系の人間とつながったら自殺行為ですから。

したがって孔明は「インテリヤクザ」でもなんでもない。ただの軟弱な「インテリ」です。ヤクザが泣いてばかりの人生を送るはずがない。笑

ああ、何故こんな当たり前のことを書かねばならない時代になったのでしょうか。日本の出版界はつくづく腐っています。

こんな低次元の著者が堂々と「知識人」のように振る舞い、書籍まで出すことが可能となった日本社会は終わっています。まるで文化大革命直前の中国のようです。きっと“まるで”ではなく、“まさに”なのでしょうが……。

ウマシカな言説に笑ってばかりもいられません。後で書くように彼らはお笑い芸人でもなんでもない。文化破壊の謀略をしている、精神の侵略者なのです。

倉山満は、なぜ幼稚な嘘をつくのか?

ここまで読めば、当ブログの読者様は倉山満の言説が誰かにそっくりであることに気付きませんか。

分かりやすくするために彼の書籍の主張から特徴をまとめます。

倉山満の主張の特徴

1.「中国民族(漢民族)は古代から残虐で卑しいDNAを持つ鬼畜民族だ」、と民族ヘイトに熱中している
2.孔子と孔明を激しく憎み、口汚く罵っている(中国民族の残虐性を知らしめたければ、曹操や始皇帝など虐殺王の史実を挙げれば良い。ところが何故か曹操と始皇帝はスルー。代わりに、道徳の看板となっている孔子と孔明を攻撃対象としている)
3.天皇制廃止、元号廃止を強く主張している
4.捏造史観を語る、他者の書籍から出典表記なしに転載する

そっくりな者は誰? 回答

1は典型的な日本ネトウヨのように見えますが、歴史を捏造するなどして悪口を叫ぶところが少し違います。明らかに史実と違う捏造史観を掲げる。史実を突きつけ誤りを指摘しても一切反省することがない。それどころか脅迫などの暴力手段で狂信的に主張を押し付けてくる異常さは、香港デモの後でSNSに溢れた中華圏の歴史捏造集団(香港人、台湾人の左翼)に同じです。

2は、1980年代頃までの中国共産党員たちです。共産党は、伝統文化を破壊するために特に儒教を敵視し、焚書や処刑なども行いました。孔子はもちろん「儒教の始祖として」、孔明は「儒教的な人物として」敵とされ、捏造史観による貶めのターゲットになったのです。逆に残虐な振る舞いをした曹操や始皇帝は、共産党をイメージさせるため称賛すべきとされました(この曹操・始皇帝崇拝は今も中共の方針です)。孔子と孔明の誹謗中傷プロパガンダは、1990年代以降弱まったようなのですが、日本人の左翼…特に在日朝鮮系の人たちは未だに孔子・孔明を攻撃ターゲットとしています

2について詳細:

なぜ孔明は貶められているのか?【回答】諸葛亮が“日本人に転生”したから

3は言うまでもなく、日本左翼たちと同じ主張です。元号に関しては倉山曰く「不便で愚かな元号など辞めて、人類史の始まりからずっと使われてきた西暦にしたほうが効率的」と言うのですが、現行のグレゴリオ暦が使われ始めたのは1582年から…。このような知識的な誤りも含めて、何故か日本左翼と完全に足並みを揃えています。おそらく同じ台本を使っています。これのどこが「保守」?

4は左翼に見られる典型的な態度です。嘘つき、パクり、歴史捏造は彼らの専売特許。三国志ジャンルの例では孔子学院長・渡邉義浩、出口二郎、柿沼陽平……等々。特に、他者の書籍から勝手に盗用し悪びれない様子は『はじめての三国志』にそっくりです。左翼たちが幼稚な嘘をつき、捏造史観をばらまいて平気なのは目的があるから。自分たちにとっての「理想を実現するため」に嘘をつくことは正義だと教えられているのでしょう。

倉山満は、保守ではない

以上の特徴と「そっくりな者」たちの属性からお分かりの通り、倉山満はネトウヨでも愛国保守でもありません。

どこの団体に属するのかは分かりませんが、左翼(共産主義者)と思われます。池上彰のように属性を隠して活動しているのでしょう。

民族ヘイト=ネトウヨではない

「中国民族ヘイトしている者はネトウヨ!」という考えは誤り。その思い込みを利用して保守のグループのなかに入り込み、カモフラージュのもと様々なプロパガンダ工作をしている者たちがいます。

彼らが歴史捏造し、中国民族のヘイトをしている目的は「共産主義を延命すること」。(追記:あるいは民族同士の対立を煽って国家・文化を破壊し、世界共産革命を成し遂げること)

世界中で悪事を行った結果として嫌われてしまった共産主義者。そこで全ての悪事を民族の“血”のせいにして自分たちだけ生き延び、新たな信者を獲得しようとしているわけです。

この者たちが今は「愛国保守」を装って民族ヘイトしています。ネトウヨと呼ばれる一般の人は彼らのヘイトに中毒し、仲間だと信じてついて行ってしまっているようです。血の差別が好きで騙されている人たち。民族差別に中毒するとは人としてもどうかと思いますが、それにしても愚かです。

【実態】華人左翼の中国民族ヘイト、狂信カルトな歴史捏造:

「中華思想」の嘘を暴く。漢民族は恐怖の侵略民族だった!?

 

メッセージ

初めてここに来られた方へ。ご来訪ありがとうございます。「中華歴史ジャンルに捏造史観をばらまいている工作員がいる」とは、にわかには信じてもらえない話でしょう。特に現代政治嫌いな歴史ジャンルの人たちはこのような話を毛嫌いするでしょうが、どうか倉山などの無知を笑って済ませずこの文化破壊の危機に気付いてください。歴史と照らし合わせての現状分析こそ、歴史学で培った力が最大限に発揮できる分野です。

愛国保守を自認する日本人の皆様へ。先日、外国人の右翼で有名なグレンコ・アンドリー氏の書籍帯にて、倉山満が推薦文を書いていることに気付きました。今の情勢下、民族ヘイトを声高に叫んでいる自称・右翼は怪しいです。民族ヘイトに中毒してハーメルンの笛吹きについて行かないよう、お互いに気を付けましょう。

本物「似非保守」の見分け方

上念司や倉山満を不安視する人の質問(外部リンク)。

上念司と倉山満、渡瀬ユウヤって背後に変な勢力がいるんですか? それまでトランプ応援だったのが選挙後には手のひら返した様にバイデン当選を大喜びし、選挙に不正は無かった、バイデン当選に疑念を持つものはバカ!などと暴言を吐いてますが、この豹変ぶりってプロパガンダ臭がして見ていて気持ち悪いです。 …

知恵袋質問

ここの回答にもすかさず擁護者が殺到して攪乱していますが無視しましょう。

似非保守の発言は「揺れている」と言うより終始一貫して共産党に有利なほうへ誘導しているだけ。「トランプ支持者だったけどあれはヤバイと気付いた~俺はバイデン支持する!」という流れで誘導すれば効果的なのです。

敵陣から悪口を叫んでも効果は低い。でも味方だと思っている人が誘導すれば、単純な人は皆ついていきますよね。敵のネトウヨ陣営にて、罠をしかけての捕獲・拉致作戦です。そのために予め似非保守工作員を仕込んでおきます。

たとえば百田氏のような近年ネトウヨとなった人が、情勢を見て迷いつつ発言が揺れる。こういう人は「似非保守」と呼びません。右でも左でもない一般人と呼ぶ。

いっぽう本物「似非保守」の定義は、保守を装いつつ最終的に共産党(中国または日本)にとって有利なほうへ誘導していること。

表面の保守っぽい発言を鵜呑みにするのではなく本質の主張、行動を見ましょう。

さらに似非保守は他の保守派を「似非保守!」と呼び続けています。倉山満もよく他者を「似非保守!」と罵倒していますね。実はあれも五毛党などがよくやる手。中国または左翼にとって本当に不利となる発言をしている人を、「似非保守」と呼んで支持者を失わせるのです。たとえば孫向文などが五毛党からよくこの攻撃を受けています。

基本的に本物の「似非保守」は、五毛党と同じ振る舞いをしています。五毛党は最近「日本を愛する保守です♪」などと書き込みながら、保守言論人を誹謗中傷しています。日本語が下手なので五毛党と分かりやすくて騙される人は少ないと思うのですが、倉山ら日本育ちの者は巧妙なので注意を要します。

異常に熱烈で暴力的な支持者・擁護者が多いのも本物・似非保守の特徴。批判者には殺人予告なども送りつけられています。

このように五毛党のごとき擁護集団がついている言論人は、ただのビジネス保守ではないこと察し。

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